風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

眠い・疲れた・眠い

2010年08月31日 23時59分59秒 | 風竿日記

ブログ更新のピンチなんである。

今日は2時以降行事が4つ

さっきMITの打ち上げ二次会から帰宅なう。

実行委員会と出場者の呑み会ですから、盛り上がり方が違いますばい。

8月31日付けだけど、只今1日の午前2時20分

さっきから

生欠伸ばかりなりけり。

明日は6時に起きて東京へ行かねばなりません。

東京ビジネスサミットで4日に帰ります。

ということで、とにかく寝なければ・・・・・。

忙殺とは忙しさに負けて心が死んでしまうこと。

 

まさに今の私がそうなんですね。

こんな意味の無いブログを書くなんて・・・申し訳ない。

おやすみなさい。


音楽の街、武雄をめざして (MITその1)

2010年08月30日 23時59分59秒 | 風竿の音楽夜話

「ミュージック・イン・タケオ」・・・・以下M・I・Tと称する

8月の最後の日曜日、ライブに理想的な会場である山内中央公園で、朝11時から

々と、天下に、奏が、続けられたのでございました。

その必殺仕掛け人は、この人。・・・・ひたむきな努力家でございます。

このお方、普段はイベントのPA(音響屋さん)でお馴染みの御仁。

だから・・・・マイクをセットしているのではありません。

お唄いになっているのです。

それもDeep Purpleの甲高いキーの曲を

四捨五入するともう60のお方が・・・・・。イエーイッと叫ぶ・・・・・思わず絶句する私

そして、昨日から準備で殆ど不眠不休の中、唄い終わるとそのまま、15バンドのPAを担当、照明からステージング、苦情処理まで一人10役の大活躍なのだ。

ステージを見守る鋭いプロの目・・・・しかし温かい目。

まさに超人、山光師匠ありてMITなんであります。

人間に限界はないのですね。

やろうと思うか思わないか・・・。辛い作業も愉しいというビタミンがあれば乗り切れる

青春とは体の様相を云うのではなく、心の有様を云うのだ。

若い若いとばかり思っていたこのお方も、もう49歳だという。

でも感性が実にみずみずしいので、やっぱし若いです。

JAZZ NOVAのヴォーカル・マイコ姫もいい声で囀りました。

はいびー市長さんも駆けつけて下さいました。

まだ疲れが取れないまま、今日はこれくらいにして・・・。

明日からじっくりと、MITにまつわるお話をしてまいりましょうね。

たくさんのブロガーがMITのことを書いて下さっていますので、そのご紹介もしていきます。

とりあえず体力の回復が先決・・・寝ます。


みぽりんのえくぼ・・・その2

2010年08月28日 23時59分59秒 | 風竿日記

まったくもって不思議なご縁であった。

「みぽりん」こと岡田美穂さんのこと。

一昨日までは、まったく知らなかった私なのだが、

福岡市でのガンセミナーに出席していて、会場の片隅に展示してある小児性がん患者さんの絵画展で、私の心に光を伴って語りかけてくる絵こそが、みぽりんの絵手紙だったのである。

2歳で血液のがんといわれる白血病を患い、骨髄移植の末に7年がかりで完治されたものの、中学生になった途端、今度は脳腫瘍に侵され苦しい闘病生活の末に、13歳7ヶ月で天国へと旅立たれたのであった。

平穏な時期は9歳から12さいまでのたった3年間だとは・・・・。

それでもこの笑顔・・・・どうですか。凄いですよね。

    (セミナー会場の展示写真から撮影したもの)        

あどけなさが残る天使のような「みぽりん」さんのチャームポイントは、両口元のえくぼ・・・みぽりんご自身も気に入っておられたとか

彼女は父親の勧めもあって、退屈な入院生活を絵手紙を描いて過ごすのであるが、その数は359枚にも及んだというのです。

    

その絵は苦しい闘病生活にも拘らず、みずみずしい感性で素直に描かれている。

だから私の心の中に、「すーっ」と入ってきたのだろう・・・。     

みぽりんのことはたまたま今夜の24時間テレビのスペシャルドラマで放映されたのだが、バスタオルが必要なくらいに嗚咽して泣いてしまった。

この世に、神ほど残酷な存在は無いとしみじみ思わされる。

試練などと都合の良い、方便を駆使して、こんな可愛い女の子を天に召すなどと・・・・あってはならぬことである。

   

みぽりんの病が、もうこれ以上手の施しようがないと判って出かけられた最後の家族旅行の写真・・・。

なんと屈託の無い笑顔でしょう。笑顔が逆に胸を打ちます。

                   

みぽりんの本が二冊届きました。文芸社から出版されているとても素敵な本。

しばらくはみぽりんのことで頭が一杯になりそうです。

がん撲滅には早期発見早期治療しかありませんが、明日からまたその地道な活動を続けていかねばと強く思わされました。

できれば武雄市でも「みぽりんのえくぼ絵手紙展」を開催したいと思います。

武雄の皆さんで、みぽりんの心に触れたいものですね。

そして心からみぽりんのご冥福をお祈り致します。

 

またまた追伸・・・なんか不思議なご縁を感じていましたが

・・・・みぽりんは僕と誕生日がおなじだったのでした。

10月23日生まれだったのです。どおりで・・・・。


みぽりんのえくぼ・・・その1

2010年08月27日 23時59分59秒 | 風竿日記

福岡市でガンのセミナーに出席

猫とアヒルが力を合わせて・・・・の主催なんです。

九大医学部の放射線医師である塩山先生による重粒子線治療のご講演を拝聴したのでした。

鳥栖に誕生する重粒子線がん治療プロジェクトに携わる偉い先生なのです。

難しい内容のお話をじつに判りやすく解説していただき、少しは放射線治療のことが理解できたような「気が」しています。

勿論。平面的な理解に過ぎないのですが・・・・、

 

そのセミナー会場の片隅にそっと展示してあった「小児性のガンと闘った子供さんたちの絵画展」に目が釘付けとなりました。

中でも「みぽりん」の絵にに心が吸い込まれていきました。

可愛い天使のような「みぽりん」

がん治療で髪が抜けたみぽりんは、バンダナを巻いて髪を三つ編みにした自分の顔を描いて、本当のみぽりんはここに居るよと訴えているのです。

仮の退院が決まったときに描いた靴の絵

この靴を履いて帰れるという喜びが、画用紙一杯に表現してあります。

脳腫瘍と闘ったみぽりんは、多分この世にはもういないのでしょうが、

こんなに人の心を打つ見事な作品を、

健康なことがごく当たり前だと思って、

その有難さに気づかない私たちのために、

遺してくれたのです。 

・・・・・ここまでが、昨夜アップした記事、これからは28日お昼に書き足しているものです。

 

 

何かを感じた私はこのブログをアップしてのち、土曜の昼下がり、何かに突き動かされるように、インターネットで「みぽりん」のことを検索しました。

すると・・・・あるある、ちゃんと岡田美穂でたくさんの項目が・・・この絵は闘病の記録として、一冊の本になっていました。

 

何という不思議なご縁なのでしょう。

その「みぽりんのドラマ」が今夜24時間テレビで放映されるというのです

是非ドラマをご覧下さい。間違いなくいいドラマだと思います。

みぽりんは359枚の絵手紙を遺してくれているそうで、さっそくその本を注文しました。

それにしても、昨日福岡市のガンセミナーの片隅で出会った「みぽりん」なのに・・・・。

まるで今日のドラマ放映を僕に知らせてくれたかのような・・・。

そしてブログのタイトルを「みぽりんのえくぼ・・・その1」としたことにも何かを予感させるものがあったのでしょうか。

色んな意味で、とても不思議なのです。

みぽりんの可愛い写真も入手しましたよ。

        

詳しいことはまたのちほど、その2で・・・・。


コップの中

2010年08月26日 23時25分21秒 | 風竿日記

新しい政治をということで、たった1年前のこと、

地下の燃えたぎったマグマは一気に噴出し、溶岩の流れを作った。

そして今、その溶岩が固まらぬうちに、砂状になり、やがてはバラバラに吹き飛んでいこうとしている。

溶岩が固まりきれなかったということは、根っことなる政治哲学が元々無かったという、茶番付のお粗末。

それを選んだのも国民ならば、まあ致し方の無いことではあるが・・・。

実は国民は民主党のなりふり構わぬ甘い言葉にコロッと騙されたのである。

要するにである。小沢先生のご出馬なんであるが・・・。

コップの中で政治を、もっともらしく論じているだけなんである。

外の世界が正しく見れないほどに民主党員の心の目が退化しているのだ。

一国の宰相が自分の云うことを聞かぬから、

自分のことを慮らぬから、それでは自分が立つというのは・・・・。

推して知るべし・・・・。

こういう狭量なる輩に天下国家を論じて貰いたくない。

民間企業で1年間に3回もトップが変わるとしたら、その会社は信用はまったくゼロという大珍事なんである。

諸外国も呆れていることだろう。政治的後進国だと・・。

かっては小沢先生に首相をやらせたら、「結構やってくれるんでは」と期待した時期もあったが、今回の彼の身の処し方で、すべてが白日の下に晒されてしまったんである。

自民党の中にですら、今はもういなくなった金権政治の伝統を守る55年体制の権化が、どっこいまだ死なないんである。

鳩ポッポさんも相変わらず狭いコップの中を、あっちこっちを行ったり来たりして、軽い口を一層軽くして、卑しくもかっての宰相だったお方とは到底思えないていたらく・・・・。

あーた、首相を退いたら引退すると云ってなかったですか・・・・。

挙党一致で3か月しか経っていない菅首相を支持するのが当然と云いませんでした?

佐賀県選出の原口大臣閣下も、小沢先生とまったく同じ穴の狢であったとは・・・・。

一体松下政経塾は何を教えたのだろうか・・・。

 

失望と諦観の大きなうねりが、株安と異常な円高にすら何にも出来ないという

菅日本丸ガバメントの政治統治能力の欠如と相俟って、

私達凡夫はただ傍観しつつ肩を落とすしかないんである。

 

コップの外に目を転ずれば、

そこには広い世界が存在して

美しい音楽が鳴り響いているのに・・・・。

 

 

 


超多忙・しとります

2010年08月25日 23時59分59秒 | 風竿日記

日銀さんの考査真っ最中でありますが、仕事はまったなし・・・。

夕方から・・・・お客様からの相談が2件、

石丸県議のご自宅で鳴瀬のぎおん大パーティ、

ライオンズクラブの例会

ミュージック・イン・タケオの練習

そのあと、再びライオンズの会員拡充オルグ活動という吞み会へ・・・・。

と体が5つくらい欲しいほどなのでした。

まあ、外向けの仕事が多いのが私の私たる持ち味

地縁・人縁こそが地域金融機関の命綱なんでありますから、当然といえば当然

男は舞台があるうちが、お声が掛かるうちが華

有難いことではございます。

しかし、さすがに疲れました。

ウトウトしながらキーボードを叩いていますが、もう限界

今から泥のように眠ります。


夏の元気なお嬢さん

2010年08月24日 23時43分47秒 | 花の日記帳

猛暑、酷暑、を通り過ぎて、

さらにお釣りまでくる位の、狂った夏なんである。

熱中症で救急車で運ばれた人が、なんと全国で41,000人にも達したそうだ。

有史以来の未曾有の出来事だそうな。

偏西風が蛇行しているからというのだが、

明らかに、この地球をまるで自分達の所有物のように

消耗品扱いしている現代人に対する、神の警鐘なのであろう。

おかげでエアコンをつけないと眠れない体質になってしまった。

こまめな水分補給と充分な睡眠が必要不可欠なんだという。

それでもこの狂気の暑さの中、酔芙蓉の花はちゃんと妖艶な花を咲かせているのであります。

暑かろうが、寒かろうが、台風が来ようが来るまいが、

夕立に、雷雨に打たれようが・・・・、

泣き言も言わずに、愚痴の一つも零さずに、

人の悪口も云わずに・・・・、

花は見事に美しく咲き切っています。

花に学ぶことのいかに多いことか。

心が折れそうになるといつもやってくる、いつもの小道

今日も普通に、ちゃんと花は咲き誇ってくれていました。

エアコンをつけてとも、扇風機を回してとも云わずに

か弱い可憐な花なのに、強い意思を感じずにはいれません。

そして一日に車が三台位しか通らない小道で、

誰からも見られないにも拘らず、

見事に花開いておりました。

「無為不待」

さて、わがひぜしんは今日から日銀考査が始まり、私も6時間にも及ぶヒアリングを受けました。

さすがに疲れましたが、これも仕事の範疇。

そして来週はいよいよ東京ビジネスサミット・・・

東京に4日間缶詰め状態

このイベントもしんどいのですが、

見事に咲ききらねばなりません。

 

それでは今夜は「はっぴいえんど」の歌を・・・・ 

<!-- 夏なんです/はっぴいえんど -->


ONSEN de BEATLES

2010年08月23日 00時00分00秒 | 風竿日記

武雄の夏の風物詩として育てている木が、やっと1年、何とか枯れずにすんだ。

ミュージック・イン・タケオ 8月29日(日)山内町中央公園お祭り広場のことなんである。

その原動力は今年57歳の山光おじいさん・・・。(孫が出来てからじいちゃんと云われても怒らなくなった・・・)

でも、年に一度の音楽イベントじゃーさみしいよね・・・。

ってことで、ミュージック・イン・タケオは大切にしながら、

どっちみちやるならば日本中の市町村がまだ何処も手を挙げていないイベントで、

武雄市そのもののイメージが上がることをやってみよう、という単純なコンセプトでビートルズの町おこしを企画したんです。

しかも平和な音楽での愉しい街づくりをやろうと・・・。

キーワードは「ビートルズに縁のある街づくり・・・・。」

今、最も観光の主力ターゲットになりうるシルバー世代の中心となる、

団塊の世代の象徴ともいえる

The BEATLESのインターナショナルなブランド力をお借りして、全国津々浦々から

武雄温泉に大勢のお方に遊びに来て頂こうという、

実に判りやすく且つミエミエの大企画なんであります。

そしてそして、いよいよ実行委員会設立に向けての発起人会の日程調整に入ったところです。9月の第二週あたりかと・・・・。

行政は勿論、商工会議所、商工会、旅館組合、飲食店組合、青年会議所、ロータリークラブ、ライオンズクラブなどなど一体となって取り組む強固な組織を目指します。

地元の音楽家はクラシック・ロック・ジャズのジャンルを問わず当然お手伝いをしていただきます。

その準備段階から入れてよ・・・という嬉しい前向きなお方は

どうぞ、私までお申し出下さい。大歓迎致しますです。

すでに面白い企画が私のもとに一杯飛んできておりますよ。

    

ジョンが凶弾に倒れて今年で30年、

ジョージもガンでこの世を去って10年、

夢のような話なのだが、まだ現役で元気で頑張っているポールとリンゴがいつの日にか・・・、

この町に来てくれる日が来ることを信じて、皆さんで頑張っていきたいと思います。

今夜はポールが今は亡きジョージの想い出を話しながら唄ったジョージの名曲「Something」をお届けしましょう。

 <!-- Paul McCartney Something Live at Anfield, Liverpool 1st June 2008  -->

 


ゲゲゲの女房は凄かぁ

2010年08月22日 00時59分39秒 | 風竿の音楽夜話

NHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」の松下奈緒、何かいいんですよね・・・。

演技者以上の何かを感じていた。

そして今夜BSの歌番組で「見上げてごらん空の星を」をピアノでご披露・・・・・。

やっぱり・・・。

凄いピアニストなんでありました。

慌ててYoutubeをチェックすると、あるあるある。

<!-- 松下奈緒 Jazz chocolat -->

歌はまだ発展途上人のようだけど、弱冠22歳、才能の素晴らしさを感じずにはいれませんね。

素直な歌い方好感が持てます。

<!-- 松下奈緒:WISH  -->


神々の深き欲望 その2

2010年08月21日 23時13分39秒 | 風竿日記

さて、Dear Johnの玄関前のコンクリートの隙間から美しい花を咲かせられた天地創造の神は、

若い数人の使徒をこの武雄にお遣わしになり、

「ゴスペルとフラダンス・ライブ」という集いを催し、罪深き私たちに、しばしの安息の機会をお与えになったのでした。

そこに紛れ込んだのが・・・・、

ジャズを唄っている割には根っからのの仏教人で、つい先日も長崎と佐世保のお墓参りを済ませ、先祖から浄化されてきたばかりのMaiko女史、

真夏だというのに鳥打ち帽を目深に被って、「新興宗教じゃねーか・・・」といぶかしがる某ケーブル・ワンのM君、

本来まったくもって無宗教人の見本のような、汗臭いS君、

そしてお盆もクリスマスも、いい酒盛りの機会と思っている私

私なんぞは、この日大切な会合が20時から始まるために、時間潰しのコーヒーブレイクに立ち寄ったという偶然・・・いや神様がお導きになったのかも・・・・。

ゴスペル・・・というからには、あのビア樽みたいな体躯の黒人女性が、声をはりあげて歌う・・・あれかと思っていたのだが、

そこには僕たちのバンド編成に似たコンボバンドが勢ぞろいしていて、神をテーマにした曲を次々と披露するのである。

見た所普通の若者、そして演奏もまずまず上手いんである。

ドラム・・・香港生まれのオーストラリア人グレン君、中々いい奴なんです。

曲の間には、これまた本格的なハワイ仕込みのフラダンスが披露されたりと、キリスト教の宣教師の方々の主催にしては随分とリラックスムード一杯なんである。

フラダンスのお二人は、何と和歌山から20時間かけて車で来たというのだ・・・・。信ずる神の為に・・・。

福引抽選会まであって、ちょっとしたお菓子が当ったりすると、みんなとても嬉しそう・・・・。

集まっている若者もみんな優しくとても礼儀良く、よく挨拶もして、いい人ばかりの印象なんであった。

よくよく話を聞いてみると、彼らは「プロテスタント」だという。

何い・・・・・。

1500年頃のドイツの、あのマルティン・ルターの宗教改革の流れを汲むという、あの新教グループなのかと・・・興味津々の私。

カトリック教徒との違いを色々と尋ね漁ると、徐々にその水脈の違いが鮮明になってきた。

「元々はイエス・キリストはんが始められたんでしょう。 そいがどしてこんなになってしまうとやろうかねぇ・・・。」といじわるな質問

「教会を持って、その維持に献金を母体とするのがカトリックだけど、僕らは自分達の居るところが教会なんです。」との返答

そういえば仏教もすっかりセレモニー化して、儀式によってメニュー料金が無いようで・・・実はしっかりとある世界になってしまっているしなぁと考えさせられる。

私の可愛い部下が、遠縁の身寄りのない故人の永代供養を相談したら、最低50万円からとのご託宣だったらしい。

仏の沙汰も金次第という訳だ。

だからお経は「何万だぁ・・・」と唱えるんだろうか。

彼らは武雄にプロテスタントの信者を作るのだと、布教活動に勤しんでいるのだという。

やり方は実にユルユルで、けして強要したりなどしない。あくまでもじっくりと話して心を開ける友達になって頂いての上だと云うんである。

カトリック系の教会はすでに武雄にあるのだが、神様も仏様も実に欲が深いものである。

宗教の真の目的は魂の解放にある筈なのに。

アラーの神もブッダもジーザス・クライストもヒンドゥーもゾロアスターもシバも皆一緒になって衆生の悩みの相談に乗ってくれれば、世界中が仲良くなれるかも知れないのにと思ったりする。

コンクリートの僅かな隙間に咲いたこの美しい花のように、

彼らの敬虔な神に対する祈りが、わが町武雄の人々に届くのであろうか。