そもそも誰に迷惑をかけている訳ではないので、
まあ、いい歳をしてこんなヤクザなことをしているのも、別に悪いことをしてる訳ではないし、良いではないか・・・・。
老人に依る電気的増幅音楽集団という徒党を組んで、大胆にも、かのビートルズの音楽に必死になって挑戦している。
それを突き動かしているのは、間違いなく私の敬愛するジョン・レノンなのだが・・・・、
そのジョンの奥様である小野洋子さんの祖父の屋敷跡が柳川に遺されていて、今は門が遺されているだけなのだが、400坪の敷地だという。
その由緒ある土地を柳川市が買い取り、跡地利用を模索しているということで、有志が3人揃い私のもとにお出でになったのは、丁度、武雄市図書館で「ジョンレノン特別絵画展」を開催していた一昨年の今頃の話。
温泉deビートルズ音楽祭のノウハウを参考にしたいのと、柳川でのイベントの相談に見えられたのであった。
それから1年が経ち、福岡市の才女にして会社経営者にして、ミュージシャンの亀山みゆきさんのプロデュースにより、立派な音楽祭に仕上がったのであった。
そのジョンレノンが遺した名曲Imagine は妻のヨーコ氏がインスピレーションを与えたということもあり、
「水郷柳川イマジン音楽祭」としての音楽イベントに昇華・結晶されたのであった。
音楽祭を付した方が良いというのは私の助言であった。
その音楽祭に私達のThe Applesも出演した。
ビートルズの楽曲が多く披露される中、私達のバンドは敢えてジョン・レノンの曲だけに拘って演奏した。
Revolution
Don't let me down
Woman
just like Starting over
I'm losing you
Imagine
Ain’t that a shame
この日のセットリストである。
九月の終わりだというのに残暑厳しい真昼に、会場の小野邸跡地はたくさんの人で溢れかえった。
最後には、今や平和を祈る歌の象徴ともなった「Imagine」を会場の皆さんと私のピアノで唄ったのであった。
こういうコンセプトのあるライブは素晴らしいものだ。
柳川の音楽祭はスタッフが50人も居て、それぞれに持ち場と分業が定められていて、それぞれに忙しく働いておられた。
市長が実行委員長として陣頭指揮をとられていたのも、「びっくりポン」であった。
スタッフで副委員長の松藤さんが駆け寄ってこられ、何度も握手を交わしたのだが、彼の想いはしっかりと伝わっていた。
来年の再会を約束して帰路に付いたが、いいイベントに育ってくれることを願わずにはおれなかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます