我が家のほんの猫の額ほどの庭に、実は26本の木が植えられている。
それは次第に増えていったものではあるが、鬱蒼とした森のようになってきてて、心秘かに、
「いいぞ、いいぞ、」
という感じだったのだが、
ご近所迷惑も考えると、たまには剪定をしてすっきりとさせなくてはという妻の手前もあり、庭師さんをお頼み申すことにした。
2日半ほどをかけて、やっと庭らしくなってくれたのだが、
もとの鬱蒼とした森が好きだった。
利休居士が云った「無作為の作為」とでもいうか・・・・。
勝手に自分でノルウエイの森などと名付けて、ほくそえんでいたくらいだから、どうもあのキチンと折り目正しい日本庭園は私の趣味ではないようだ。
庭木も松や梅に槙の木などという日本の庭になくてはならぬものは一切なくて、
さくらんぼうやエゴ、皐、山ぼうし、山もみじ、花みずき、百日紅、柿の木、プルーン、平戸つつじ、ブルーベリー
北欧系のスカイロケットやホワイトスノー、ブルースノーなどなんでもござれの状態なんである。まさに玉石混交なのだ。
そんな中で私が気に入っているのが姫シャラの木
今日も佐賀に出張して、疲れて仕事から帰ったのだが、夕方には快晴の天気に恵まれ、おかげで久しぶりに庭を愛でた。
すると姫シャラに可愛い花が咲いてくれていた。
疲れた体にその花がスーッと沁み込んでいく。
さくらんぼうはまったくだったけど、
どうやら、ブルーベリーは豊作のようだ。
たった50坪あまりの小さな森は不思議の森
毎月新しい発見がある。
そこで私は探検家になって愛犬と一緒に遊ぶ
他愛も無い、そんな時間が実に愉しいんである。
姫シャラの幹がいい、葉もいい、何より花がいい。
玄関のアイビーも気に入っている。
今、そのアイビーが一番綺麗な季節でも或る。
ヒペリカムも咲き誇っている。
気の会う仲間を呼んでノルウエイの森バーベキュー大会でもやるとするか・・・。
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