こんなに長くブログを空けたのは初めてのこと・・・・。
忙しくて目が回りそうな日々だったのでした。
それでも毎日2000を超えるとんでもないようなアクセスが・・・・
恐縮の至りでございます。
さて、先週の水曜日の朝から、缶詰め状態の金融セミナーに参加させて頂きました。
市場リスクから始まって、信用リスク、オペレーショナルリスク・内部統制全般にわたっての最新の考え方、方向性のセミナー
極めて有意義な内容に脳天を撃ち抜かれたようなカルチャーショック
しかも行く前からはしゃいでいた、武雄とも縁の深い辰野金吾先生が設計したと言う日銀本店で行われたのでありますから、そりゃーもう
気持ちも入ろうというもの・・・・・。
日銀本店旧館の東門から入るときには、思わずネクタイを締めなおして、深呼吸をして背筋を真っ直ぐに伸ばして敷居を跨いだのでした。
ちなみに上の写真は正門であります。
いつも三人の護衛がいらっしゃいます。
この写真の左側の建物でセミナーが開催されました・・・。
九州のご出身であられる、白川日銀総裁に一言ご挨拶せねばと思っておりましたが、
私が勝手に思っただけで、先方はお忙しいようでありました。
旧館といえばあの辰野博士の懐に抱かれているようなもの・・・・。
従ってセミナーも、一言一句聞き逃すまいと必死で臨みました。
それでも営業畑の私には市場リスクは難解な数式の羅列で、大苦戦
セミナー会場へと案内するエレベーターも、実にシックで洒落ています。
係の方に許可を貰ってちょっと写真を撮らせて貰いましたが、中味を一応チェックされました。
その貴重な一枚を・・・・・
螺旋状に階段を撮ってみましたが、まさに明治の建築物・・・・。
美しいと絶句しました。
思えば重い渉外カバンを持ってバイクで走り回った現場の出身者が、日銀の本店のセミナーに顔を出すなどと・・・、何と光栄なこと。
感慨に浸りながら二日間の日程を終えました。
ヒントはたくさん頂きましたが、一貫して主張されていた「リスクコミュニケーション」が大いに実学として役立てたいところ・・・。
さすがに日本の金融の心臓部に触れて、少しは脳味噌が重たくなったような気がしております。
死ぬまで勉強、我以外皆師也であります。