秋は実に早足である。
9月、10月、11月と仕事に追われているうちに
季節は木立を抜けて晩秋を迎えた。
「武雄物産まつり」で二日間献血運動に精を出し、疲れきっての帰り道に見かけた武雄市文化会館の生垣は、
銀杏の帽子を被って、ちょっとお洒落を気取っていた。
今年の紅葉はヘンな夏を経た昨年からすれば、マシな方ではあったように思う。
それにしても銀杏の落ち葉を散りばめた生垣とは・・・贅沢な晩秋の装いである。
そして我が家の軒先も・・・晩秋の風物詩がぶら下がっている。
平谷温泉の物産販売所から買ってきた干し柿用の柿が33個
男手で剥かれて軒先へ
美味しい干し柿が完成する頃には
すでに秋は旅立っていることであろう。
昨年もこのような晩秋であったのが昨日のことのよう。
あっと云う間の一年。
時の過ぎ往くのが年毎に早くなり、それが寂しくもある。
柄にもなく、ボズ・スキャッグスの「We are all alone」でも聴きたい気分である。
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