風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

Money 宝籤は買わない

2013年04月30日 23時52分24秒 | 風竿日記

 お金はあったに越したことが無いけれど

必要以上のお金は要らない。

空元気ではなく、そう思ってきた。

サラリーは頂けるだけ

それでやっていくしかないのがサラリーマン

しかし、何とかやってこれた。

でもそれで気付いたこともあった。

お金ってのは意思を持っているということ・・・・。

お金は居心地の良い所に住み着くものだということ。

どケチで強欲な人の所には長くは住まない。

かといって浪費癖の人のところにも住みたくはないらしい。

周りに気を配る、周りを喜ばせるためにお金を遣う人の近くに居るのがなにより好きなようだ。

ということで、長い間貧乏神と一緒に暮らしてきたが

不思議とお金には困らなかった。

困った時には、何故かしら救いの神が現れてくれたんである。

お金に執着する人は、その執着心に捉われてしまい、ついお金がすべて・・・・みたいになってしまうものだが、

そうするとお金から裏切られてしまうもののようだ。

「立って半畳、寝て一畳」という言葉があるが、

それで充分なんだと思う。

そんな質素な生活に入らなければならない年齢に近づいた。

お金に苦労はしたくないが、捉われて見失ないたくないことが、この世には一杯あるものだと気付く

ああ、お金という一つの手段によって、実は天から試されているのかも判らないなあ・・・・。

 



ライブのお知らせ

2013年04月29日 17時34分34秒 | 風竿日記

ビートルズトリビュートバンドのThe AppleBeatsに九州の各地からライブのオファーが・・・・

4月28日(土) 佐賀西高校6回卒業生還暦祝賀会 武雄温泉春慶屋

          温泉deビートルズ音楽祭「出前deビートルズ」

 

5月12日(日) 母の日のビートルズ 佐世保ライブハウスGINZA 

          20時から  呑み放題3000円

 

5月25日(土)  武雄温泉保養村ほたるまつりコンサート 

          宇宙科学館正門前特設ステージ19時から 無料

 

6月8日(土)  博多キャバーンビート  20時から

          2000円 要ワンドリンク

 

  

6月22日(土) 音いろ屋 大分市都町

         20時から 2000円要ワンドリンク

 

ライブが出来るのは、とても愉しくエキサイティングで素晴らしい。

最近はコーラスに磨きがかかってきて、ビシッとハモった時など、これはもう至福の世界を味わうことになります。

しがないおやじバンドではありますが、音楽をやっている時は青年なんであります。

特にお客様から反応があった時は、それは嬉しいものであります。

リクエストには可能な限り応えて喜んでいただけた時など、もうたまらなく嬉しくなってしまいます。

昨夜はボランティア出演をした後、皆で食事をして、スケジュールを確認したのですが、メンバー全員やる気満々。

いいバンドに育っていること、いい仲間に恵まれたこと・・・・

楽しい音楽ライフをみんなで送っていることに感謝した夜でした。

ということで、昨日はバンマスたる私の奢りでした。

帰ったら財布の中身はすっからかん・・・ああ。

とまあ、本日はオマケつきです。

 

 

 


続けるといふこと

2013年04月28日 14時07分15秒 | 風竿日記

武雄温泉名物「楼門朝市」に行ってきました。

今日が6周年なんだそうです。

かって誰も歩いていなかった早朝の温泉通りに

昭和三十年代の商店が元気だった頃の賑わいが再現されています。

  

私の友人も市が始まって以来、

日曜日の朝はこだわりの伊東養鶏場の卵と、山内町黒髪温泉の水に、呼子加唐島の「一の塩」というベストセレクションに最も美味しくゆで卵が出来るという時間をノウハウにして

雪の降る日も、風の吹く日も、かんかん照りの夏も頑張ってきました。

   

こだわりのゆで卵を一個50円で販売してもたかが知れています。

10個売っても500円、100個売っても5000円なんですからね。

それでも町おこしのために、6年間毎週日曜日に露店に立つ。

その続ける力に敬意を表さずにはいれません。

だから、今日は朝市に出かけたのでした。

一言でいいから、彼に

「ご苦労さん・・・。6年間も、よー頑張ったない。」

と労ってあげたかったのです。

楼門朝市実行委員会の江口会長さんにも、お祝いと労いの言葉をかけたかった。

けして大言壮語するようなこともなく、いつも真面目に地道に頑張っておられる江口さんにも脱帽なのであります。

 

恒例のもちまきもあり、この朝市の提案者でもある樋渡武雄市長もおいでになっていました。

私の友人というお方は、実は山内町で建設業を営む社長さん

・・・自分では土方と言っていますが・・・・。

その彼がいつも言うのは、

「露店には商売の原点がある。ここで自分の生き方までも勉強した。」

とても深い言葉でした。

  

つまりはですね。ここでそこそこ小金を稼いでいる人も居るかも知れませんが、毎週日曜日に店を出して、小さなビジネスチャンスから、自分の商売のあり方を学び取っている人がいるということ

このことが大切だと思うのです。

勿論、観光客のイメージアップにも大いに貢献されていることは申すまでもありません。

      

続けること

量は質への転化をきたすという弁証法の理論に基づけば

この6年間のご努力は確実に体験化されノウハウへと結晶化されていることでしょう。

  

楼門朝市の6周年まことにおめでとうございます。

さらに7周年に向けて、頑張って下さい。

私も微力ながら応援させて頂きたいと思っております。

 

 

 

 

 

 


月のあかり

2013年04月27日 13時39分00秒 | 風竿日記

最近ツキにツキまくっている。

ビートルズのMr.Moonlightはうちのバンドの十八番なのだが、

その月に煌々と照らされながら散歩することが多くなった。

その道すがら

三好達治の有名な詩が頭をよぎる。

太郎を眠らせ 太郎の屋根に月は降り注ぐ

次郎を眠らせ 次郎の屋根に月は降り注ぐ

民生を眠らせ 民生の屋根にも また月は降り積む

そんなパロディが生まれるほど、月は優しい光を公平に家々を煌々と照らし出してくれる。

容赦の無い太陽のまっすぐな光も良いが、

少し控えめな優しい光の月が私には性に合っているようだ。

そんなMr.Moonlightを聴いて見ましょうか・・・・。

このジョンの歌声はセクシーで甘酢っぽくてとても大好きです。

結構Keyが高く、あんましコピーしているバンドはいませんが・・・

うちのおじさんバンドでは定番の一曲


ああ、何度聴いてもいい曲です。

 

そして私の下手な写真の中で、数少ないナスベストショットと自負しているものを・・・・倉の中から捜し出して

フォトフレーム仕立てで、特別に大公開しましょう。

  

 


朝が来た

2013年04月25日 06時49分54秒 | 風竿日記

朝は平等にやってきた。

東の山の稜線が白みはじめると

太陽はすっくと昇ってきた。

乳白色の朝だ

魔法にかかったような朝

ささやかな私の一日と くらしが始まる

今日のスケジュールを頭の中で反復して

さあ、始動するか

歩き出してから 頗る目覚めが良くなった

最近は力が漲るようになった

昨夜は1時過ぎに眠ったというのに、今日も5時に目覚めた

朝から写真をパチリパチリ

2階の寝室からの普通のショットなのに

朝の敬虔な神聖さが 不思議なことに収まっている。

田舎の いつも見慣れた風景が

朝靄のフィルターがかかると

おとぎの国へ行ったような

ああ、おとなりさんも起きたようだ

子供は学校へ

大人は仕事場へ 行く準備が始まる

朝餉の匂いがしてきた

起きてきた子供たちに

気持ちよく おはようの挨拶が交わされ

いい一日が始まる

平等に 朝はやってきた

みなさま おはようございます

今日も一日 頑張りましょう

 


Orange pekoe

2013年04月23日 23時59分07秒 | 風竿の音楽夜話

最近の若者は・・・・

僕らもそういわれてきたのだが・・・

違う意味で、最近の若者は本当に凄いと思う。

例えばこのユニット「Orange pekoe」

一辺でノックアウトされてしまった。

    

オレンジペコーとは勿論紅茶のブランド名だが、中々洒落たネーミングではないか。

Maimioにはちと及ばないが・・・・。


ギターもヴォーカルも上手い。本当に凄いって思う。

ハハーッとひれ伏してしまうほどなんである。

   

才能というより、フィーリングが凄いと思うのだ。

若者の感性が豊かであるということほど素晴らしいものはない。

若者はいつも可能性に溢れ、キラキラしてなくてはならないものだ。 


 

ここで使っているギターは「Godin」というカナダのメーカーのもの、高級機種なのだ。

このギター、私もまったく同じものを所有している。

でも残念ながら、こんなには弾けないのだ。

まあ最初から誰だって弾けたわけではないのだが・・・

ひとつこんなジャズギターが弾けるように挑戦してみたいと思っている

 

そういえば、今月の28日は温泉deビートルズ音楽祭の

「出前でビートルズ」の一環で、わがThe AppleBeatsが出演する。

武雄温泉春慶屋さんで、佐賀西高卒業生の還暦同窓会がある。

「ようこそ温泉deビートルズの街武雄温泉へ」という訳だ。

夜の8時40分くらいからというので、近くのお方は是非蓬莱の間に遊びに来て下さいませ。

佐賀西高といえば昔、三校模試で競い合ったものだった。

唐津東と鹿島に佐賀西の三校だったのだが、やはり優秀なのは佐賀西が一歩秀でていた。

ほぼ私と同じ世代の皆さんばかりなので、親しみも湧こうというもの。

うちのバンドのお友達、馬場さんのコーディネートによるもので、バンドは勿論ノーギャラの出演

これも温泉deビートルズ音楽祭の宣伝と思って引き受けたのだ。

というか、温泉deのイベントに関しては地元バンドはいつもボランティアで支えている。

市内の旅館・ホテルから要請があればいつでも駆けつけますよ。

別にアコースティックバージョンというメニューもありますから、広く用途に活用できます。

条件は、晩飯をごちそうになることと、温泉deビートルズ音楽祭のPRをさせて頂くことくらい。

 

そのThe AppleBeats、5月は佐世保でライブ、

もう一本は5月25日(土)武雄温泉保養村ほたるまつりコンサート

   

6月は・・・8日土曜日に博多Cavern Beatに出演

大分のライブハウス「音いろ屋」さんからもオファーを頂いている。

ということで、だいたい月2本くらいのライブをこなしている。

音楽をやれる喜びを感じるのは、若いOrange Pekoeも私達おやじバンドも一緒ではある。

いやはやバンドは愉しいものである。

ところで来年はピアノとクラシックギターのデュオチームが出来るかも判らない。名前はそうだね Walking lovesとでも・・・。

 

 


歩く

2013年04月22日 19時36分52秒 | 風竿日記

何にもスケジュールがない休日はいつも、ゴロリンと寝転がっている怠惰でグータラな私が

一日30分家の周りを歩くことにした。

  

ウォーキングをする輩はこの世にゴマンといるのだが、

ゴルフもカートに乗りっぱなしの、この私が歩こうと決めたのは、それこそ天と地がひっくり返るほどの出来事なんである。

  

健康のため

メタボ解消のため

足腰を鍛えてゴルフのスコアアップのため・・・・

    

武雄の雀どもはあれこれと五月蝿いのだが、

まあ、心境の変化とでも云っておこう。

愛のために歩くと言っても笑われるだろうからね。

  

これまで堆積した体中の不純物は、ちょっとやそっとじゃ消えぬだろうが、少しでも健康体に戻して

まだまだ頑張らねばならんのである。

  

ゴルフの時も歩くと決めた

ああ、若くありたいと・・・つい本音が

 


小さな出来事

2013年04月21日 22時45分53秒 | 風竿日記

平坦な上り坂のような人生であるが、少し目を凝らすと実にさまざまな出来事が身の回りに起きては過ぎ去っている。

見過ごせば、なんてことはないものだろうが、

けして見過ごしてはいけないことが、最近気になるようになってきた。

それはある種の感動を伴うことに繋がるからである。

例えば金曜日の出勤前の玄関前のアイビーガーデンである。

たんぽぽの綿帽子が3つ、

それはまるでモヘアの毛糸で出来た帽子のようであった。

よくよく見ると、何かの意思を感じるような素晴らしさなんである。

綿帽子の種子はやがて風に乗ってどこかへ飛んで行く、まさに旅立ちの朝を迎えていた。

それにしても自然の造形美は何て素晴らしいのだろうか・・・・。

慌てて旧式の携帯カメラで撮ったものだが、

それでも、中々素晴らしいアングルではある。

そのベストショットがこれ・・・。

「フーッ!」としたい衝動を辛うじて抑え、

それは風の仕事だと決め込んだ。

しばしこのモヘア帽子の三人姉妹との会話を愉しんだあと・・・

さて、出勤である。

小一時間で勤務地の佐世保に着くと・・・・、

今度は舗装された道路の縁石のわずかな隙間に、小さな花が咲いていた。

小さな花ほど可愛く可憐なものはない。

それは女性にもいえるのかも知れない。

そして、生命力の凄さをこんな場所から学ぶことになった。

とるに足らない、小さな出来事ではあるが、目を凝らしてみると色んなことが周りに起きて、やがて過ぎ去っているものだ。

 

帰宅すると綿帽子の種はすでに旅立った後であった。

彼らはいったい、どこに旅立ったのだろうか。

 

 

 


新緑記念日

2013年04月18日 23時59分59秒 | 風竿日記

きみが朝おくりし写真に筆をおき、しばし見とれしはや夏のにほいに 

 

新緑の風の音さえ清しくて こころ素直に豆ご飯が吹いた

 

黄金の休日プランは温泉の一人旅とて新緑記念日

 

革靴のすり減りし坂道のぼりつめれば光さやけき新緑は映える

 

いとおしさにすなほになりしわがこころ やわらかなもりに旅装を解く

 

人知れぬおくやま深き老木に 新緑は宿りて鳥とたはむる 

 

ながい道をあゆみて路傍にたちどまり しばし聴き入るファースト オブ メイ

 

<!-- .First of May~若葉のころ ーThe Bee Gees . -->

 


The Ballads Live at SANKANJIN

2013年04月17日 23時59分59秒 | 風竿の音楽夜話

とても豊饒でジャージーな夜であった。

場所は武雄の若木へ抜ける戸坂峠の途中

マスターが学校の廃材を貰ってきて、自分ひとりで建てたという岩の上の喫茶店

「山閑人」である。

今は天国にいる私の友人が開業を勧めて以来、30年間この地で頑張ってこられた。

そこで今夜のBalladsのギタリスト秋山さんの提案で、30周年を祝うという裏ミッションライブは静かに始まったのでありました。

 

東京を拠点として活躍するジャズとフォルクローレがクロスオーバーした、

新しいけれど、懐かしい不思議な音楽空間がここに生まれた。

その立会人として私は席をお借りしていた。

素晴らしい音楽に感動が止まらず、気付いた時には頬が濡れていた。

 

なぜだか良くは判らないのだが、私は新里さんが大好きなんである。

いつも、人はここまでピュアになれるのかと思うくらいに純粋無垢で、

絵は勿論、音楽、版画、陶芸、漢詩と素晴らしい才能を持っておられるのだが、

けしてそれをひけらかすことなしに、人を包み込んでしまわれる。

こんな私でも、いつもとても大切にして頂くのがありがたい。

 

その創作活動を支えてこられたママも、何とも深みのあられる純粋人

自分のことより、人様のことをとても心配なされるお姿は、まさに慈母観音さまである。

かって新里さんが心血を注いだ木版画のモデルさんでもある。

 

後半は新里さんのウクレレを交えてフラダンスと、パーカッションの大セッション大会となって大いに盛り上がったのであった。

    

嬉野のジャズシンガーMaikoもお祝いにかけつけてくれて、久しぶりにMaimioが再結成

30周年ならば、何かやらせて貰わねばと一念発起したステージも2曲が精一杯であった。

 

さて、このイベントをコーディネートしたのは、かの才女「ミズボン」さん

彼女も人の喜ぶのが大好物という素敵な女性

お祝いのボードにフラダンスのプレゼント、頭が下がるばかりである。

 

いい春の一夜であった。

このライブに参加して、まさに、心が洗われる思いであった。

人間ていいなあと・・・。

 少しだけみなさんにもおすそ分けを・・・・

<!-- ballads . -->