風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

東京ビジネスサミットin神戸に行く

2011年11月29日 23時59分59秒 | 風竿日記

明日30日から神戸へ出向きます。

ひぜしんが7年前から続けているお客様のビジネスマッチングの一環として

        

何しろ二日間で3万人の視察者が訪れるという日本で最大級のビジネス見本市なのですから、これは凄い。

今年は震災の影響で神戸国際展示場で開催されることに

お取引先の出展も後押し

視察ツアーも90人で一路神戸を目指します。

        

ブースは例年だと約600小間、商品アイテムは軽く1万件は超えるという規模ですので、見て回るだけでも大変

      

足は棒のようになり、痛くてたまらない中を、

あの商品はあのお客様に

このビジネスは、あのお客様に

と、ご縁のある、そのお客様の目線で各ブースを見て回り、取材して回るのです。

クタクタは当然、夜は毎年バタンキューなんであります。

そんなにまでして毎年出かけるのには少しばかり訳が・・・

それは如何にインターネットの時代と雖も、地方都市に居ては限られた情報しか入って来ないから・・・・。

          

出向くということ自体、前向きであるということだから・・・・

一日目の夜は視察ツアーのお客様も、出展のお客様も一緒に100名からの懇親会を催すのですが、プラス志向のお方ばかりで、とても素晴らしいパワーが集結して、えも言われぬ雰囲気に包まれます。

                   

日本で初めて上場したコンサルタント、船井総合研究所が顧問先2万社の社長さんの傾向を調べて導き出した黄金律

成功者の三条件というのがありますが、

①素直であること

②前向きでプラス思考であること

③勉強好きで好奇心旺盛であること

お取引先にこの三つの条件を実地体験して貰うのです。

       

さあ、刀を研いで頑張ってまいりますよ・・・・。

 


日本が危ない

2011年11月28日 23時55分16秒 | 風竿日記

EU圏、即ちヨーロッパ共同体の通貨統合による負のツケが世界を巡っている。

        

米ドルに対抗しうる通貨を造りだし、

アメリカ覇権主義に一石を投じたいという、アングロサクソン先進民族の威信を賭けて、ユーロは誕生したのだが、

ここに来て国のガバナンスまでは統一仕切れなかったツケが回ってきたのだ。

     

しかも経済のグローバル化の中で、わが日本も対岸の火事と高見の見物も出来ない状況にある。

ギリシアからイタリアそしてスペイン、ユーロ圏ではないけれどノルウェーそしてベルギーまで・・・・。

国債は最もリスクを伴う投資と成り果て、世界中の経済が完全におかしくなっている。

        

連動して世界に冠たる債権国家である日本の投資環境も機能不全に陥ろうとしているんである。

そんな中での円高は、日本の底力を示しているといってよい。

しかし私が危機感を覚えるのは、かっての日本においては考えられないようなモラルの低下なんである。

このところ連日連夜報じられる殺人事件のこと・・・・。

子供の虐待を産みの親が平気で犯す。

全裸の女性が死体で発見。

この二日間だけでも信じられないような殺人事件が起きている。

云っときますが、僕らの幼い頃は、殺人事件など起ころうものなら、それこそ日本中が大騒ぎになったものなんです。

展伸ちゃん誘拐事件など、超極悪犯罪事件として、日本中が悲嘆にくれたものだ。

それが殺人事件など日常茶飯事に成り果ててしまった。

儒教思想に裏打ちされた、思いやりの深い、遠慮深い、控えめな日本人は何処に行ってしまったのだろう。

主義主張を白日の下に晒して、政敵を叩きのめす。

そんな人が改革派としてもてはやされる。

相手を慮れない政治家に何の人情の機微が理解できるのだろうか。真の改革が出来る筈など無いんである。

本当に弱者に目配り、気配りを施し、調和を重んじる奥ゆかしい日本人は一体何処に行ってしまったのか。

日教組の誤った民主戦後教育はアメリカナイズされた或る種の合理主義を醸成して、中国人的な利己主義の日本人を多く排出する結果となり、それに比例して残虐な殺人事件が横行するようになってしまった。

    

陽が暮れるまで野山を走り回ってよく怪我をした私達は、血を出す痛みを体で知っているから、必要以上に相手を傷つけない。

喧嘩しても、収めどころを知っている。

ところが今の若者は、相手を平気で叩きのめして、殺してしまうほどに自分を主張する。

それが怖いというか、侘び寂びに彩られた日本人が消えていくのが、或る意味我が国の危機であると思えてならないんである。

古き日本人の良さを知っている我々還暦世代がもっとしっかりせんばいかんとバイ。

今夜は実家のある鹿島で、とことん接待を果たしての日本酒の夜・・・・。

虎の威ならぬ酒の威を借りて、ちょっと本音で迫ってみました。

自己主張しすぎましたか・・・・お赦し下されませませ。

 


石川遼君に勝った

2011年11月27日 01時09分52秒 | 風竿日記

今期まだ優勝がない石川遼君

遼君応援定期もあるので頑張ってくれないと困るんである。

そんな石川遼を尻目にある大きなコンペで優勝をしてしまった私なんである。

因みに先週の大石先生文部大臣表彰・古希記念コンペでも、準優勝の栄冠

このところダブルぺリアルールの恩恵で二週連続一位と二位

ツキも絶好調なんである。

而してツキも実力のうちとも云う。

このラッキーを遼君にも分けてあげたい。

もう残り少なくなってきたトーナメント

頑張れ石川遼そして勝美さん・・・・。

 

 


JAZZY★な男

2011年11月25日 22時23分29秒 | 風竿日記

いつの日にかぜひとも実現したいことがある。

それは・・・・I am Jazz singer

タキシードに身を固め、赤子をあやすようにビシッと髪を寝かしつけて、けして肩に力など入れずに、余裕なんぞを漂わせながら、粋に小洒落たジャズを唄うこと。

ピアノとウッドベースとドラムのトリオがバックをつとめてくれて

古いアメリカのポピュラーソングを歌う。

     

ああ、アメリカのシンガーはけしてジャズシンガーなどとは言わない・・・。そんなカテゴリー分けするのが嫌いなんである。

彼らは自分達のことをポピュラーシンガーだと言うんである。

それはそれでいいのだが、日本人はどうも何というか、何でもジャンルに当てはめないと気が収まらない質らしく、これはジャズじゃないとか、何とか・・・・どうでもいいことを。


いつの日にか私もポピュラーシンガーとして数少ない男性ヴォーカリストとしてデビューしたいものである。

と思っていたら、Maimioというユニットを組んでいた相棒のMaikoから12月18日(日)の19時から、

「Mariaでクリスマス★とっておきのJazz Night」

に出て2曲ほど歌えという指令が舞い込んだ。

いつまで生きるかも判らぬことゆえ、慎んでお受けしようと思った次第なんである。

とりあえずNat king coleのナンバーから練習してみることに

それとも、Love is a many splender thing(慕情)もいいなあとも思う。

いやいやWe are all aloneも捨てがたい

とまあにわかジャズシンガーは、ひそかにときめいているのであります。

ついでに大好きな曲をご本家のフランク&ナンシー・シナトラ親子で聴いて下さい。

<!-- Frank & Nancy Sinatra - Something stupid (HQ)  -->
 


神戸で東京ビジネスサミット

2011年11月24日 23時59分59秒 | 風竿日記

今年も東京ビジネスサミットが開催される。 

私も7年前から参戦して、それなりの関りを持っているのだが、

今年は震災の影響もあって、いつもの東京お台場のビッグサイトではなく、 神戸で開催されることになった。

12月1日、2日は神戸国際展示場で日本における最大級のビジネス見本市ともいえる

東京ビジネスサミットin神戸が開催されます。

今回のひぜしんビジネスクラブは総勢90人あまりの見学・出展ツアーになります。

おそらく国内の金融機関の中では一番多いツアーとなることでしょう。

ということで私めも11月30日の前日から神戸に入り、ひぜしんの出展者のお世話をすることにしています。

厳しい時代だからこそ、前を向いて好奇心旺盛にアンテナを張り巡らし、朝鮮し続けなくてはなりません。

あのたび寅さんと出会ったのも、この東京ビジネスサミット

たび寅さんには当金庫のお取引先がたくさん救われています。

そんな意味での地域おこしをやっているのが私達九州ひぜん信用金庫

儲からないことはやらないどこかの銀行とは一味違うんです。

 

そして、神戸のナイトライフは・・・・

あのジャズ・レストランSONEに行こうと楽しみにしている。

       

昼間の仕事でクタクタになっていなければの話ですが・・・・・。


紡ぐことのは

2011年11月23日 23時56分43秒 | 風竿日記

そうそう、よく聞かれることがある。

それはこの拙いブログにまつわること。

「よく毎日書けますねぇ・・・・。」

「よくネタがありますよね。」

「いつも何を書こうかと思って回りを観察してるんでしょう・・。」

ご期待に反する訳ではありませんが、

そして無責任なことでもありますが、

ただ勝手に指先が動くだけなんです。

それは寝ている間に観る、勝手にストーリーが展開していく夢にも似た感覚なんです。

だから、苦労したというのはあまりない。

何かのモチーフが見つかると、後はその対象物が主人公になって、独りでに踊りだすといった感じ。

だから三年ほども、毎日書き続けているのかも知れません。

言葉を紡ぐと申せば格好がよいのですが、

そんな大袈裟なことではなく、書く意味すら無いと云った方がいいのかも知れません。

どのみち、あと百年もすれば現世の人の殆どは死んでしまうのですから、有態のものは左程までの意味は無いのかもしれませんよね。

ただ遺るのは、かってこんな男が生きていたという事実だけ。

        

強いて云えば、自分がこの世から居なくなってしまう前に、

水面に映る、もう一人の自分を発見するということ

本当の自分はどこに居るのだということに気づくこと

そのために夜毎パソコンに向かいて、孤独な作業をしているのかも知れません。

ただそれだけのことでもあります。

それにしても四季の移ろいの早いこと。

ああ、もう晩秋であります。


日々練習の積み重ねです

2011年11月22日 13時54分34秒 | 風竿日記

雨の日も、風の日も、雪の降る日も、カンカン照りも

嵐の夜も、秋の夜長も、春の宵も、盆も暮れもお正月も

日々精進、これに尽きる。

今日も今日とて、練習あるのみ。

万里の道も一歩から

ローマは一日にしてならず。

音楽に王道なし。

努力に勝る天才なし。

今日はBoysとBaby's in blackを仕上げました。

中々いい出来栄え。

12月10日をお楽しみに・・・・。

 <!-- The Beatles in Studio - White Album (1968) [7] -->


陸に上がったヒトデ

2011年11月21日 22時54分07秒 | 風竿日記

冬の木枯らしが吹き始めた頃・・・・。

もう狭い海には棲み飽きたとばかりに、ヒトデは有明海から六角川を経て、その支流の武雄川を伝い

ここの駐車場へ辿りつきました。

往き交う人々は皆等しく優しそうで、街には温泉もあって、ビートルズの音楽もどこからか聞こえていました。

「こりゃーヨカとこに来たバイ・・・。」

ヒトデはしみじみと自分の選択の確かさにほくそえみながら、星のような体を折り曲げて喜んでおりました。

ビートルズの音楽と温泉が大好きだったので、我が意を得たりとばかりにご満悦でありました。

そんな時、ヒューッと北風が口笛を吹きました。

するとどこから来たのか、隣に自分によく似た生物が並んで一緒に空を眺めておりました。

「こんにちは、よーし一緒に歌でも唄おうよ・・・。」

ヒトデは仲間が出来たのを知って、また喜びました。

体を折り曲げて、得意のでんぐり返りで親愛の表現をしてみせたりもしました。

すると反対側にも自分とよく似た生物が並んで空を見上げておりました。

「うわーっ、コーラスも出来るかもねぇ・・・。」

もうヒトデは有頂天になってビートルズの歌を口ずさみました。

♪ Lucy in the sky with diamonds・・・・・・♪

だって自分とまったくうりふたつの仲間が近くに居てくれたのですから、海からの長い旅の疲れも吹き飛ぼうというもの。

上機嫌の時にご披露する斜め折れ曲りの秘技もやって見せました。それほど嬉しかったのです。

すると、今度は後にもまるで体の色までもが自分と見間違うようなステキな生物がいるではありませんか・・・。

狂喜乱舞とはこのこと・・・・。

「ビートルズのコピーバンドが作れるバイ・・・・。」

ヒトデはさっそく三人の仲間に音楽の話を始めました。

よく似た生物は、どんなに話しかけても、ただ「カサカサ」と淋しそうな囁きを繰り返すばかりでありました。

 

 

やがて墨汁を流し込んだような夜が訪れました。

ヒトデはどんなに話しかけても反応がない、よく似た生物に愛想をつかし、夜空を見上げました。

そこには無数の自分によく似た生物が、キラキラと光りを放ちながら唄っておりました。そこでやっとにっこり微笑んだヒトデはうっとり聞き惚れながら、一緒に体を揺すりました。

しかし、大変なことに、ヒトデは海の中でしか生きれないことに気がついていませんでした。

、思わぬ冬の寒さに震えながら、段々と遠くなる意識の中でかすれた声を振り絞り、歌を唄いました。

♪ Lucy in the sky with diamonds・・・・・・♪

空の上のよく似た生物達も一緒に唄ってくれました。

やがて、こと切れたヒトデは、フワリと木枯らしの案内で空へと昇っていきました。

 

実はこっそり教えるけど、

夕方、一番に光りだす赤い星がそのヒトデなんです。


 

 

大阪にいる孫のために・・・お話を創りました。

 

 

 


12月の雨の日

2011年11月18日 20時37分04秒 | 風竿日記

勿論、まだ11月であるが、このところ週末になると天気が悪い。

10月の温泉deビートルズ週間の頃から、まさに恨みの雨といったところ。

この週末は「ひぜしん」で開催を予定していた五島列島で磯釣り大会の予定が、再度中止になった。

天気を一々愚痴りたくはないが、本当に秋の天気と女ごころ

       

この雨を一番嫌がるのが、我が家のレオン君

雨は大の苦手なんである。

冬の雨の日には必ずと云っていいくらいに思い出す歌がある。

<!-- 12月の雨の日 -->

もう42年以上も前に福岡市の下宿先で聴いた曲

この曲を聴きながら窓の外を眺めていたら、いつの間にか雨は雪に変わっていた。

これから自分の人生はどんなことが待ち受けているのだろうかと、ある種の希望と惧れとを胸に抱きながら

舞い散る雪を窓を開けっぱなしにして黙って眺めていた。

あの日から42年の歳月が経ったんだもんね。

 

冬の雨は自己暗示をもたらして 降り注ぐのだ降り注ぐのだ


ハーモニー

2011年11月16日 23時59分59秒 | 風竿日記

12月を前に恒例のJohn Lennon's nightのショーアップに余念がないと云いたいところだが、

このところ私取り組んでいるささやかな音楽に壁が現れたんである。

それはバンドで繰り広げるハーモニーの壁

元々コーラスが好きな私

どちらかと云えば人のバックでハモるのが好きな私なのだが、うちのバンドではヴォーカルを執ることが多くなってしまった。

美しいコーラスバンドを目指したいのだが、頼りにしている相棒の岡ちゃんも、年のせいかすっかり精彩を欠いてきた。

彼とハモってやりたい曲はこれ・・・・。


体がいうことを聞かなくなってからのバンドというコミュニティーは中々大変なんである。

その点、Uncle Harrisonのマスターは最高のパートナーであった。

かと云って長崎に引っ越す訳にもまいらぬ。

音楽、この限りない魔物

登っても、登っても登り切れない山

よくもまあ、こんな厄介な趣味に取り組んだものである。

それは例えば、一輪の花

綺麗に咲かせようと水をやりすぎてもダメ

陽にあてすぎてもダメ

いつになったら美しいハーモニーの花を咲かせられるんだろう。

残り少ない貴重な人生だというのに・・・・。