先週業界の会合で唐津出張の折、長い会議の後、宴会が終わり、
二次会のスナックに突如現れたというより乱入したのは・・・・
ギターを抱いた渡り鳥
マイトガイ小林旭ならぬ
唐津の「流しの健ちゃん」その人
チューニングのズレなど一向に気にする素振りもなく、
リクエストにお応えしてガンガン歌うんである。
す、すごいすごすぎる
得意のナンバーを恐る恐るリクエストすると・・・・。
大木ノブオの涙の酒ときたもんだ。
いい喉をしていらっしゃる。年季が入った歌い方だ。
歳を聞いてまたびっくり・・・・79歳っておっしゃるのだ。
『俺は死ぬまで歌い続けるとバイ・・・・。』
『今は亡き武雄のケンちゃんとは流しの兄弟分の杯バイ・・・。』
6曲ほど立て続けに歌われると、酒を勧められるままに
クイーっと一気に飲み干し、チップも含めて3000円を受け取ると
何事もなかったかのように、スッと去っていかれたんであります。
まるで月光仮面のおじいさん
もはや佐賀県内に「流しは」2名しか居ないそうでありまして、
古川知事さん市井の大衆芸能に功績のあったこんなお方にこそ県文化功労賞もしくは
県民栄誉賞をさしあげるべきではないでしょうか?
<!-- 苦手なんだよ -->
唐津の人だったのね・・・。