風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

ふるさとの蔵を歩く

2014年03月30日 23時59分52秒 | 風竿日記

春の「鹿島酒蔵ツーリズム」が昨日から開催されていた。

このイベントの仕掛け人は、鹿島観光協会の会長にして私の古い友人でさらには、高校の先輩であるからして必ず出かけるようにしている。

折りしも桜満開の浜宿を花粉症の家内と歩く。

鹿島は今日本酒がとても元気

ことに福千代酒造の「鍋島」が超人気の酒で、同社を訪れると沢山の遠来よりの客でごったがえしていた。

このイベントの間、蔵はコンサート会場になったり、ギャラリーに変身したり、ブティックへと早変わりしている。

それがなかなか良い雰囲気を醸し出しているのだ。

そんな中で武雄市出身の江崎ひとみちゃんが頑張っていた。

彼女は大学生の時にタレントとして活躍していたのだが、卒業と同時に蔵元に就職したのであった。

男の仕事、地味な仕事が多い蔵元で、酒の仕込みから勉強しているのは立派。

歌も唄う。昨年の温泉deビートルズ音楽祭にロビーコンサートにも花粉症の家内のピアノ伴奏で出演してくれた。

そんな家内だから江崎ひとみちゃんが可愛くて仕方ないらしい。

真っ先にここにご案内した次第なんである。

 

鍋島山田錦純米大吟醸特別限定酒というのが私の大好きなブランド

高い酒なのでチビリチビリ呑んでいるのだが、これが最高に旨い。

同じく高校の先輩が社長を務める「矢野酒造」の肥前の蔵心という酒も中々のお勧めなんである。

グラスを1000円で購入すると、6つの蔵に入り何杯でもおかわりを呑めるという志向も酒好きにはたまらない仕掛けである。

そんなことで二日間で5万人の人出があったのだそうな。

肥前浜駅近くの田雑漬物店の蔵では、多くのブティックが軒を連ね、音楽イベントをやっていた。

若い外人の男性が日本に来て覚えたという三味線の弾き語りで「酒は泪かため息か」を歌ったのには、ちょっと感動。

秋の酒蔵ツーリズムでは私達のバンドも出たことがあったが、ビートルズもマッチングすること間違いないと思う。

来年は鍋島の蔵開きで是非演奏したいものだ。

この浜宿は小さな小川が至る所に流れている。

多良岳山系の旨い水が、ここの酒の決め手となっているようだが、何れもとても綺麗な清流である。

福千代酒造の横にはこんなステキな生垣もあった。

なんという花なのだろう。とても綺麗だった。

浜駅の前でボランティアの手伝いをやっている友人の、昔は美しかった奥様方に、ご挨拶をして山のように買い物をして鹿島を後にした。

 

朝から武雄に選挙応援に行き、午後からは桜の里鹿島へ。

いい日曜日でありました。