先週は、九州ひぜん信用金庫の年金友の会「万年青会」の旅行に同行
佐世保地区は7ケ店あって、これまで地区合同の旅行を企画していたのだが、もっとお客様に近くなるために、各店単位でやろうということに改革
お世話は確かに大変なのだが、手間隙かけるのが私達ひぜしんスタイルなのだ。
ということで、今回は中九州の旅である。
私は佐世保営業部のツアーに参加。
最初の訪問地は天領日田市、豆田商店街
景観条例で徹底した古い街並みを保存して、軒先を寄せ合って小さな店が頑張っている。
風情がある。
実に素晴らしい。
大きなショッピングセンターばかりの日本になってしまったが、心の通う昔の商店街がここには生きていた。
これは電気工事店さん。昔の電気屋さんだった頃の看板が物言わぬ営業部長の役割を見事に果たしていた。
平日にも関わらず、多くの人が街中を歩いている。
みんな、触れ合いとか、懐かしさとか、手のぬくもりに飢えているのだ。
ここは歴代続くお箸屋さん・・・・。箸でもちゃんと商売が成り立っているのが驚きであった。
寛永年間から続く味噌醤油屋さん、原次郎左衛門商店というのがいかにもステキではないか。
ここの「あやめ」という刺身醤油は、もう悪魔的な旨さ。
重かったけど2本買わせて頂いた。
ここも看板が仕事してる。
専門店が街中から消えて久しいが、大手のショッピングセンターがあっても、この豆田商店街は、工夫を凝らし、アーケードも何もないのに、頑張っている。
キーワード、それは街並みなのだ。
日田は天領時代から各地から人の往来が盛んだった所、そんなことから古い人形が多く残されているらしく、折から「ひな祭り人形展」が各店で展示されていた。
「佐世保も26万人の都市にしては何も無いね・・・。」
「よさこいだけだもんね・・・・。」
そんな会話があちこちから聞かれた。
武雄も似たようなもの。
この街にもちゃんと仕掛け人がいらっしゃるとのこと。
さっきの醤油屋さんがリーダーだとのこと。
肝心なことは、その人を中心に、ピシッと纏まっているということ。
中々足並みが揃わないどこかの街が哀しく思えた。
街中は勿論チリ一つ落ちてはいない。
これも大切なおもてなしの一つである。
何とこれは日田信用金庫豆田支店さん
ちょっと中にお邪魔して支店長さんとしばし談笑
ここの商店街は全部お取引先だと仰る。
ついでに、年金旅行の企画の際には武雄・嬉野・佐世保・大村の西九州ルートをオススメしてきた。
「温泉deビートルズ音楽祭」のことを知っておられて、ちょっとびっくり
鼠小僧次郎吉が飛び回っているような屋根が美しい
価格的にも高くつくのだろうが、こんな街並みがトータライズされているのだから、本当に素晴らしいこと限りない。
嬉野市の塩田津もけして負けてはいないのだが、リーダーシップと資金力と色んな問題があるなあ・・・・。
その点、鹿島の酒蔵ツーリズムはかなりイイ線を行っている。
友人の観光協会長も頑張っているし・・・・。
何か屋根ばっかし撮っているねえ。瓦屋さんでもあるまいに。
これも江戸時代から続く薬屋さんがあった。
ここもとても楽しかったけれど、人形さんとそのお店の話はまた後で