昨日はお客様のご子息が佐世保で初のプロゴルファーになられたというお祝いの宴
あの江連忠コーチから手塩にかけられたチーム江連の秘蔵っ子
彼の名前は秀島寛臣(ひでしまひろたか)さん21歳
朝長佐世保市長を始めとして、市内のお歴々が一同に会するパーティであった。
これは営業マンの血が騒がずにはいられない。
あちらこちらで親交を深めて回った。
このところ長崎市を本拠地とする「J銀行」にやられっぱなしの私は、それでなくともカッカしている。
宴席は最終電車の関係で泊まらざるを得ないので、今夜は二次会も含めて営業の夜だと秘かに決めていた。
にっくき競合社は・・・・・金融のモラルも何もないその地銀のこと故、やはり不満はあるようだ。
創業時にはケンもホロロに見向きもしなかったくせに、私たちが大切に育てた先が立派に育つと、金利攻勢で上前をはねていくのだ。
けしてその銀行の悪口はいわないのだが、黙って耳を傾けていると、
やれ面倒見が悪いだの、威張っているだのという声があった。
よし、これは闘えると確信した。
言葉巧みに金利で釣って取引先をかっさらっても、メッキはやがて剥げるのだ。
中小企業を支えるには胆力がいる。いいときもあれば土砂降りの日もある。悪くなればすぐ梯子を外すくせにと思えてならない。
今まで40年もの間、そんなお取引先をたくさん見てきたんである。
やがて・・・・・、
地名士のお一人と二次会へ。J銀行のメイン取引先の社長さん。
色んな情報が次々と会話の中に転がっている。
年商35億円と仰るその社長さんは、よく金融機関を観察されていた。
無論、我々にも耳の痛い話も出たが、とてもいい勉強になった。
答えは現場にのみ存在するのだ。
久しぶりに遅くまで語り合い、かつ痛飲した。
へべれけになって、常宿にたどり着くとバタンキューと眠った。
朝、ホテルを出ると猫柳がしなやかに咲いていた。
その愛らしい姿に、何故か明るい気持ちにさせられた。
今日は佐世保の職員さんに檄を飛ばした。
私にしては珍しいことではある。
別に焦っている訳ではないが、負け犬集団にだけは絶対にしたくない。
ランチェスター戦略から云うと、体力の大きい相手との全面戦争はご法度である。
地下深く潜行してのゲリラ戦の宣戦布告を、こっそりと職員にお願いしたのであった。
自ら先頭に立つと宣言した。
さあ、忙しくなるぞ。やってやるぞと闘志に火がついた。
佐世保をいい街にするためにという闘いは、信金マンとしての意地の戦いでもあるのだ。
若い血が甦ってきたように思う。J銀行に感謝せねばなるまい。
見ておれ・・・・。倍返しだ。