そして、日田からバスはひた走りで湯布院へ
由布院の街中を散策という嗜好なんである。
由布岳は所々に雪を残していて、途中の道すがらには雪が残っていたのには驚いた。
さて、もう何度も訪れた湯布院なのであるが、いつも人が多い。
この日も平日にも関わらず、鈴なりの人出でありました。
「佐世保の四ケ町より人の多かね・・・・。」
同行者からこんな声が出るくらい
それには観光地としての色んな仕掛けが山ほどに隠されている。
まずは町づくりにおいて一切の近代的な再開発をしなかったこと。
古い湯治客の頃からの街並みをそのまま活かして、風情を醸し出していること。
バブルの時代の大規模な開発を受け入れなかったこと。
それをベースとして、当時魅力的な駅舎を建てたこと。
JR九州との密接な連携・・・・ゆふいんの森号という特急列車に代表される。
街中にはギャルの喜ぶ、しかも低価格帯のこだわりの「ちょっと可愛い」商品が溢れている。
しかもどの店にも土産物独特の百杷からげての商品がない。
他所に無い自分の店の売りを明確に打ち出して、それが不思議と共存し合っていること。
オルゴールの専門店、フクロウを模った商品の専門店、ガラス工芸の店、木のハンドクラフトの店、全商品1000円というグッズの店、枚挙に暇が無いくらいにバラエティーに富んでいる。
そして、若い女性が喜ぶような品揃えを徹底してやっていること。
いずれにしても、町全体がこのような明確な意思を統一して持つというのは、力に変わりうるものだということを強く感じた次第。
そしてこの町でも信用金庫が頑張っている。
私の大好きな兄貴分、関理事長さんの大分みらい信用金庫湯布院支店は駅通りのメインストリートで頑張っている。
小さな町ではあるが、町づくりが商店街を守っている実例なのだ。
1時間ほど由布院を散策すると今度は九重町の酒造メーカーの蔵見学
八鹿という造り酒屋さん、創業150年なのだそうだ。
いやー、それだけでも凄いと思う。
ここで絞りたての日本酒をゴックンと試飲
旨い・・・・・・・・。
タダ呑みはちょっと気が引けるのが人情というもの
四合瓶を一本謹んで買わせて頂きました。
蔵の入り口に掲げてあった古い書が印象的でありました。
さて、いよいよ宿泊地である筋湯温泉悠々亭さんへ
ここは色んなお風呂が24もあるというホテル。温泉大好き人間にはたまらない宿である。
しかもそのお風呂の中には二つの混浴も含まれているのだ。
そして大宴会も・・・・・・・。
それは次のブログのココロだ。