武雄ぶろぐの効用であろうか、最近アクセスが増えた。外に向かう日記としては嬉しくもあり、有難い事でもある。
そんな中で遠くアメリカの空の下から、コメントを頂戴している。
busybeeさんは渡米29年になられるという。人生の半分以上はアメリカ暮らしというお方。そして年老いたご両親様が武雄にお住まいとのこと・・・。
遠い空の下ゆえに、ご両親の居住される武雄のことがとても気になっていらっしゃるご様子なんであるが、そんな折に武雄ぶろぐに巡り会われたらしい。
busybee様には武雄よかとこブログもご紹介させて頂いた。
ポータルサイトに登録された色んなお方のブログを検索されて、第二の故郷?武雄に思いを馳せていられるのであろう。
busybeeさんはとても博学なお方で、私の好きな音楽ジャンルを共有できて、しかも本場の情報だけに、とても重要なニュースソースの大切なお方の一人となった。
武雄ぶろぐのご縁とはいえ、Eric Clapton やJimi Hendlixなどのアーチストの話ができようとは、まさに砂漠の中に出現したオアシスである。
私は以前書いた通りに母を小学1年の終わり頃に亡くしたのであるが、
母という最大にして最高の癒しの場を充分に堪能しては来なかった。だからご両親がご健在であるというのは、とても羨ましい限りなのである。
例えご両親様が介護を必要とされようが!なんである。
busybee様も両親の看取りのために10月には武雄に帰ってお出でになるとのこと、
お時間が空かれたら、ささやかな歓迎のお食事会をと思ったりしている。
さて、我が家の愛犬レオンも、家族となってこの9月でまる7年となる。犬年齢に例えれば45歳にもなるのだそうだ。
そういえば、何となくおじさん顔に見えなくもない。
この7年の間彼の「汚れ無き悪戯」にどれだけ、家中を引っ掻き回されたことか。
フローリングも、網戸も、コタツ布団も、カーペットも、大切な本も、お気に入りのTシャツも、今から食べようかという高級ステーキも、靴も、なにもかもが・・・・。
身の回りのものの殆どが、彼の仕業で台無しになってしまった。
私の被害が甚大に累積されていく度に、頭の血管が切れかかったものである。
そんな時は、まさに動物的勘を働かせて、コソコソと自分の棲家の中に隠れこんでしまうんである。
そんな悪ガキの彼も、さすがに夏場は「からっきし」となってしまう。
いつも大概はゴロンと尻尾を丸めて、怠惰な時間を貪るんである。
今日だって、お気に入りの場所で・・・・・。
あまりに寝ているので、具合でも悪いのかと心配するくらいに・・・・。
しかしこれが食事の時間となれば、とてつもないパワーを発揮して走り回るのである。仕事から帰ってきた時も、私の周りをグルグルグルと飛び跳ねながら回る。
そんなに嬉しいのか・・・・とつい嬉しくなってしまうくらいになんである。
ちょっと目を離すと柱の片隅には彼のおしっこの後が・・・・・。
「こらっ!レオン!またこんなとこにおしっこしてっ・・・・・このバカ犬めが・・・」
ぶつぶつ言いながら、おしっこの後を拭き掃除、まったく頭にくるのであるが、本人は危険を予知して、サッとゲージの中へ逃げ込むと、じっと私の顔を覗き込んでいる。
もう怒る気にもなれず、苦笑する私。いつもの出来事。
そしてよくよく思えば、彼の「汚れなき悪戯」で私は随分と癒されてきたということに、改めて気付かされるのである。