北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「結婚しても一人~自分の人生を生ききる(下重曉子著・光文社新書2023刊)」を読んだ。下重暁子(しもじゅうあきこ)女史は、1959早大(教育学部/国語国文学科)卒/NHK入局。アナウンサーとして活躍後/1968フリーとなる。民放キャスターを経て/文筆活動に入る。旧日本自転車振興会会長/日本ペンクラブ副会長などを務めた。現在/日本旅行作家協会会長。---------
この本「結婚しても一人」の目次は次の通り。“何故私は結婚したのか(うっかり結婚してしまった/50年続いたのは約束も束縛も無かったから)”、“昔の結婚/今の結婚(結婚が不可能になると予言した漱石/結婚とセックス/結婚と恋愛が切り離された未来像”、“離婚する道/しない道(何故離婚しなかったのか/熟年離婚をする前にしておきたいこと)”、“結婚と子ども(異次元の少子化対策への疑問/子どものいない女性の方が幸福度が高い現実)”、“私の矜持(1日15分/一人の時間を持とう/高齢者施設に我慢ならないこと)”-----------
この本「結婚しても一人」の内容紹介文は次の通り。所詮/夫婦は他人。大事なことは/求めない/期待しない。女性が結婚し専業主婦になることが当然であった時代に/NHKアナウンサーとして働く。結婚願望など丸で無いまま/36歳で“ついうっかり”結婚。正直言って/今でも“しまった”と思っている。今の時代だったら結婚していない。そう断言する著者が自らの87年の人生を振り返り/“直ぐに別れるだろう”と思われながら50年も続いてきた結婚生活を徹底検証。夫婦が互いにストレスなく暮らしていくための秘訣を綴る。---------
下重暁子女史は生まれながらの美貌を欲しい儘に活かして/好きに人生を謳歌して来られた。50年来のパートナーを得られたことが/人生の成功の一番の秘訣だったのではないかと思った。