北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「外資系高級ホテルの日本進出」について。---------
コロナ禍もほぼ終わって/インバウンドの活況が戻ってきている。そんな中/外資系高級ホテルの更なる日本進出が計画されているとのニュースが某TVに流れた。--------
日本でも明治以来近代化は西欧を真似て/旅館もホテルに改変/変貌して来た筈だが/未だ未だ外資系高級ホテルの域には達していないようだ。----------
江戸時代の大名の参勤交代で泊られた五街道筋宿場町の本陣などは/今で云う超高級和風旅館だった訳であり/そのルーツを引く純和風高級旅館は格式も高く/高額所得者の使用に今も便利に供されている。---------
また箱根など各地の温泉保養地にある/高級旅館も歴史は古く/日本情緒豊かに過ごせることで有名である。--------
しかしながら/都市部の宿泊施設となると/ホテル形式の宿となるのだが/日本的経営で全国展開出来ているのは/サラリーマンの利用するシティホテルがその数を増やしている程度であり/高級ホテルは数少ない。----------
外資系のホテル経営者は日本のその実情を見て/ホテル進出の余地が大いにあると踏んでいるのだ。--------
バックパッカーのような外国人観光客を泊める/宿では利益は余りでない。富裕層なら超高級でお高くても/グル―バル展開していて/安心してサービスを受けられるホテル(ヒルトン/マリオットなど)を探すだろう。-------
改革開放期の中国が外国人専用のホテルでは宿泊料金をとても高く設定して外貨を稼いでいたそうだが/景気低迷の現在の日本では/同じことをする羽目となってしまっているのだ。