奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2636)

2023-11-11 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「日本の古代を知る古墳まるわかり手帖(広瀬和雄監修・二見書房2023.10.20刊)」を読んだ。広瀬和雄(ひろせかずお1947生れ)氏は、1970同志社大学(商学部)卒。国立歴史民俗博物館名誉教授/総合研究大学院大学名誉教授。大阪府教育委員会/大阪府立弥生文化博物館勤務の後/奈良女子大学教授。---------

この本「日本の古代を知る古墳まるわかり手帖」の目次は次の通り。“知っておきたい古墳の基礎知識(支配の拡大を示す古墳/変遷していく古墳の意味/古墳の多様な形が生まれた背景/有力者の性質の変遷を示した副葬品/古墳から紐解かれる中国朝鮮半島との関係性/石室見学や葺石観察で古墳を楽しむ)”、“一度は見に行きたい全国の古墳(北海道/東北エリア/関東エリア/中部エリア/中国四国エリア/九州エリア)”----------

この本「日本の古代を知る古墳まるわかり手帖」の内容紹介文は次の通り。古墳誕生の背景や政治との関わりを分り易く解説。ガイドを参考に現地を訪れ/古墳に触れると/理解と興味が深まる。等身大の古墳時代を体感できる。現地で古墳に対面すれば/見たこともない/聞いたこともない/千数百年前の出来事が見えてくる。全国の主要古墳と古墳群82カ所を網羅。----------

広瀬和雄氏は、2004“古墳時代政治構造の研究”で博士(文学/大阪大学)取得。大阪府(教育委員会)職員になり/発掘調査に関わったことが/以後の職歴を歩まれることとなったようだ。考古学で専門職を得るのは/今も昔も難しいのだが/広瀬和雄氏は強運の持ち主であったのだろうと思った。

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