奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その1452)

2020-08-14 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

近鉄奈良線沿線の住宅地は、今も開発が続いている。大規模なものは、“近鉄けいはんな(京阪奈)線”の白庭台駅/登美ヶ丘駅周辺にあって、近鉄不動産が高級建売住宅を販売している。-----

奈良県北中部のベッドタウン(京阪神地区へ府県境を越えて通うサラリーマンの家族を含む住宅地)の人口は、奈良県の総人口/140万人の内の100万人に相当するほどに巨大である。京阪神経済圏の郊外住宅地が府県境を越えて広がっているということである。-------

日本経済の発展期に開発されてきた住宅地に移り住んだ住民の若い時代は良かった。奈良県北中部のベッドタウンを提供した市町村へも税収が多くなった。しかし、今では住民の多くが高齢化し年金生活者も多い。となると、税収は減少しているのだ。この傾向は好転せずに、健康保険/介護保険の支出も増えるばかりだ。市町村の財政が悪化する傾向にあるのは如何ともし難い。------

今後は、道路/堤防/橋や水道/下水などのインフラが経年劣化するだろうから、そのメンテナンスの費用も工面しなければならない。この費用を節約するには、鉄道沿線から遠い住宅地や、急傾斜地の住宅地など、今後も市町村がサービスエリアとして守っていくことが困難な地域は、駅近のマンションに住み替えてもらうなど、コンパクトシティの考え方で効率的な公的サービスを提供できる形にしていく必要があるだろう。過疎地に住んでいれば、これまでのように市町村住民それぞれにすべて平等な形でサービスを受けられることをあきらめてもらう必要があるのだ。------

だから住宅地のミニ開発(総戸数50戸以下)は、交通至便の処が圧倒的に多い。------

電気/ガス/通信/上下水道/学校/病院/保健所/銀行/郵便局など町の機能が大切であるのは当然だが、コンパクトであるほうが維持費用は少なくて済むのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする