三井記念美術館の「超絶技巧!明治工芸の粋」展に行って来ました。
香炉や花瓶などの金工品、精緻な文様が施された蒔絵や刺しゅう絵画など約160点が
展示されています。
これは入口に置いてあった、唯一撮影できた品。
こちらはネットから拾った画像。
安藤緑山によるもの。
このリアルな筍が象牙でできているって信じられますか?
江戸から明治という時代に、こんな精緻極まりない作品を作った日本人がいたということ、
そして海外に流れてしまったその作品たちを、世界中から次々と買い戻して
1万点余もの明治工芸コレクションを形成した日本人(村田理如氏)がいたということに
今更ながら驚嘆させられる展覧会でした。
今週の日曜日13日までです。
「超絶技巧!明治工芸の粋」 http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/
そのすぐ近くに三重のアンテナショップができたと友人に聞いていたので
楽しみにしていました。
旬の三重の食材を使っているというイタリアン・レストランでランチ。
酒粕とサツマイモのスープ、ワカメの酢の物、ナマリブシのサラダ。
私はムール貝とアサリのリゾット、友人は旬の魚(名前は失念)とズッキー二のアラビアータ・パスタ。
酒粕を使ったコンソメスープなんて初めて頂きましたが、なんとも素朴な味です。
貝は写真のように大盛りで、プリプリとしていて美味しいこと。
アンテナショップで面白いものを見つけました。
熊野古道のヒノキでできたという入浴グッズで
これを入れるとお風呂がヒノキの香りで満たされるというのです。
早速使ってみました。
満たされるというほどではありませんが…確かにとってもいい匂い。
当分楽しめそうです。
三重テラス http://www.mieterrace.jp/
サツマイモと酒粕のスープ!どんな味でしょう。前代未聞。
なまり節、懐かしいです。子供の頃よく食べました。今はすっかり姿が見えません。
ムール貝とアサリのリゾット美味しそうです。自分で作るとなると手間がかかりそうです。
日本の技術もすごいですよね~。
三重テラスのレストランは昨年やっこも
利用しました。お昼をまわっていたので
すいていてお店の人たちとふるさとの話が
できました。
やっこもリゾットを食べましたよ!
お店のほうは海のものあり、山のものありで、
とても楽しいですね。
ヒノキ湯、これからの季節にぴったりですね。
これは地方では見られないですね。
公立の美術館なら全国を巡回するのですが・・・
現代の作家は真似が出来ないでしょうね。
技術も廃れていますし・・・
私は今日は世田谷美術館に行ってきました。
やはり日本美術はすごい、を実感してきたところですが
工芸もまたすばらしいですね!
国立博物館で公開中の白菜が話題になっていますが
こちらのたけのこも負けていませんね。
間近で見たら感動も格別でしょうね。
三重のアンテナショップも楽しそうです。
三重といえば真珠のアコヤ貝を思い出しますが
貝全般が名物なのでしょうか。
リゾートとってもおいしそうです☆
明治時代の工芸品は、いろいろな要素を取り入れたものが多いように感じます。
長い鎖国の時代に育んだ日本独自の文化と、文明開化で伝わってきた西洋の文化、それぞれの良いところを融合させたような作品が多いのではないでしょうか?
しかしそのような貴重な日本の工芸品や美術品が海外へどんどん流出していったのも事実でしょうね。
それらを少しでも多く買い戻した日本人がいたとは、素晴らしいです。
三重の食材と言えば私は伊勢海老と牡蠣が真っ先に思い浮かびますが、どちらも出てないですね。
もっと印象に残っているのは、志摩半島の民宿でいただいた鯵のたたきです。絶品でした!
さならが八百屋のように並んでいました。
象牙なんて言われなければわかりません。
酒粕のスープなんて私も初体験でした。
どれも美味しかったです。
私もナマリブシ、サラダに使ってみようと思いました。
三重テラス、ずっと気になっていたんですよ。
ようやく行けました。
リゾット、美味しかったです。
季節によって具が変わるようですね。
買い物をしたレシートで抽選会をやっていて
プレゼントも頂いちゃいました。
海外に流れてしまったという事実は悲しいですね。
でもそれを、私財を投じて買い集めた人がいるということも
凄いことですが。
今ではあれらを作るのは
到底むりでしょうねえ・・・
ボストン美術館の日本美術コレクションも凄いですものねえ。
昔、二束三文で買い叩かれたのだろうと
悔しい思いも多少しますが・・・
台湾の故宮の白菜も、現地で観て来ました。
あれも素晴らしかったですが
あんなのが今回ゴロゴロしてましたよ~
レストランもお手頃価格でお勧めです。
村田製作所の創業者のお孫さんだそうです。
そういう人がいてくれて本当によかったと思います。
そうでなければこれらの作品は
今も海外のあちこちで埋もれたままだったのでしょうから。
伊勢海老と牡蠣を頂くには
もう少し金額を張り込まないと駄目でしょうね。
私も昔、志摩観光ホテルで頂きました。
民宿のも美味しいでしょうね。