椿山荘の向かいにあるこの教会は、日本のカソリックの総本山であるらしい。
椿山荘でお茶やランチをしても、普段この教会は通り過ぎるばかりなのです。
昨日、目白を散歩したついでに中を覗いてみました。
田中角栄邸（門だけ残っている）、和敬塾（「ノルウェイの森」に出てくる、春樹が入っていたという寮のモデル）の前を通り、Otonoha Cafeでランチをして
午後3時頃、聖カテドラル教会の中に入ると…
いきなりパイプオルガンの「主よ人の望みの喜びよ」が高らかに鳴り響いて
度肝を抜かれました。
その後も「トッカータとフーガ ニ短調」など、荘厳なミサ曲の演奏が続きます。
こちらのパイプオルガン、教会用としては日本最大級のものなのだそうです。
そんな立派なパイプオルガンの素晴らしい生演奏が聴けるというのに
その時、聖堂の中にいたのは、私と友人を含めてほんの数人。
なんて勿体ない。
それもその筈、教会のHPにもパンフレットにも
午後3時にパイプオルガンの生演奏が聴けるなんて、何処にも書いてない。
おまけに構内には大きく「撮影禁止」と表示してある。
1964年、丹下健三の設計で建設されたというこの教会、
外観も斬新なのですが、内部はそれよりもっと凄いのです。
祭壇の背後に掲げられた十字架は高さ16メートルあるといい、
その後ろの梯子状の嵌め込み窓から差し込む光が、なんとも柔らかく美しい。
トップライトは下から見上げると、大きな十字架の形をしています。
そこに荘厳なパイプオルガンの演奏が鳴り響くと、私の表現力では上手く言い表せないのですが
クリスチャンでなくとも思わず跪きたくなるような気分になります。
南欧、中欧、北欧、或いはイギリスやアメリカなどの、かなりの数の教会を観て来ましたが
こちらの教会の素晴らしさは、歴史は浅いにしても中々のものです。
「撮影可」にすれば、インスタ映えがもてはやされる昨今、
あっという間に人が押しかけるでしょうに。
余計なお世話かしらん…
写真は下のサイトから頂きました。
東京カテドラル聖マリア大聖堂
https://www.stroll-tips.com/st_marrys_cathedral_tokyo/
#welovegoo
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日本のものは、入りにくいです。
この教会も気になりながら入る勇気はありません
でした。入る人が少ないとなお入りにくいですね。
せっかくパイプオルガンが勿体無いです。
上智大学の隣の教会も気になる所です。
なかなかシャープな直線が美しい素敵な教会ですよね。
上の写真と下の写真は同じ教会なのでしょうか？
実はあれ？見覚えがある…と思ったら、私のブログによく登場する友達の結婚式とその彼女のお母さんのお葬式をした教会だと気付きました！！
なんか凄く前のことですっかり忘れていますが…
こちらはシーンとしていました。
私はクリスチャンではないのですが
教会のお手伝いをしているので割と慣れているのです。
その牧師さん（アメリカ人）から教会の経営の難しさを聞いていたので
つい世知辛いことを考えてしまいました。
このシャープな外観からは、中の様子が想像できませんけど
中も素敵なのですよ。
駅からちょっと遠いのですけどね。
そのお友達は、カソリックでいらっしゃるのですね。
カソリック信者でなくとも結婚に関する講義を何回か受講すれば誰でも式を執り行ってくれます。ただし、初婚に限りますが（笑）
その折にはこのパイプオルガンの演奏の下、見事なアベマリアの独唱をしてくださいます。
その他、この教会では様々なアーティストのコンサートが開かれており、私も何回か聴きにいっております。その際は撮影可能になります。
クリスマスコンサートなどは特に人気が高く、大勢の人で満席になります。圧巻ですよ。
（長文の書き込みを失礼いたしました）
訪問&コメントありがとうございます。
35年前というと、私が結婚した時と同じくらいになります。
初婚に限るということは、私は絶対にここではもう式を挙げられないということになりますねｗ
（今の所、離婚の予定も再婚の予定もありませんが）
さすがカソリックという感じですね～
私も実はこちらで、バロック音楽のコンサートを聴いたことがあるのです。
その時は前もって予約して行きました。
今回、ふらりと行ったらいきなりパイプオルガンが鳴り響いたので驚いたのですよ。
またいつでも遊びにいらして下さい
我が家は、教会でイベント参加していて
クリスマスもモロ!教会でバザー等となので
生活の一部の教会なのよ～
高校がプロテスタントで
毎週1回、教会での御話などとかがあって
教会は、出入りしやすい場所
丹下健三って確か洗礼した方でしたっけねぇ・・・
40年以上前にデザインしていた丹下健三
確かに!!!!!
流行りのインスタ映えになります!!!!!
私はクリスチャンでもないのに
近くの教会（プロテスタント）に20年以上通っていました。
英会話を習う傍ら、翻訳のお手伝いをさせて頂いていました。
丹下健三のデザイン、今更ながら凄いですねえ。
今時撮影禁止は珍しいですが
撮影を許しちゃって大勢の人が押しかけるのを
阻止しているのかもしれませんね。
実は私、ここで式を挙げたんですよね～、だから懐かしくてつい出てきてしまいました！もうん十年前ですけどね～（笑）
確か、教会の方が（シンガー？正式名称わかりません…）アヴェマリアを独唱してくれたと思う。って何故かうろ覚えです。あの頃はウブで緊張していましたし！（笑）
で、お久しぶりです！
私も時々、ここなつさんの映画レビュー拝見しているのですが
読み逃げばかりですみません。
こちらでお式を挙げられたのですね。
さぞ、初々しく可愛らしい花嫁さんだったことでしょう。
お互い、強くたくましく成長しましたね～！