Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

白馬の騎士、ロシア料理

2023年12月23日 | グルメ

銀座メゾンエルビス・フォーラムの今のテーマは「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」で、崔在銀(チェジェウン)の「新たな生」と名付けられた作品群があります。
こちらの現代アートは私には難解で、いつも口数が少なくなるのですが。
今回もこの積み上げられた白いサンゴや石やガラスの山を見ても、「賽の河原」という言葉しか思い浮かばない。



エルメスビルの天辺に普段は飾ってある、白馬に跨った騎士の像が、一階に下ろしてありました。
長年はるか高みにあって小さくしか見えなかった像を、こんな間近で見るのは初めて。
こんなに大きかったんだ…
なんで?とスタッフにお聞きしたら、クリスマスイベントの為なのだそうです。
その時はまだ、そのイベントは始まっていませんでした。



ロゴスキーというロシア料理店が、かつて東急プラザ渋谷の中にありました。
昔行きましたが、東急プラザの閉館と共になくなったと思い込んでいたら、銀座に移転していたのですね。
この店のHPの「ロゴスキー物語」によると、戦争から帰った軍人長屋緑氏が、ハルビンで食べたロシア料理を見よう見まねで作り、昭和26年間口一間半奥行き一間、カウンターだけという小さな店を開いたのだそうです。
ハルピンで訪れた店「ロゴジンスキー」を短くした 「ロゴスキー」という名をつけて。
たった8席のお店で苦節数年の末、昭和30年に30坪の店へ移転し、そして昭和40年に東急プラザに出店。
その開店一週間前に、病床にあった緑氏は亡くなられたそうですが。



そして49年後に東急プラザは閉館、2015年に銀座イグジットメルサ7階に移ったのだそうです。
お料理は、これにピロシキがつきます。
「エビとキングサーモンのパイ包み焼き」や「ラムチョップのステーキ」についている小さな粒々の付け合わせは、蕎麦の実だそうです。




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4 コメント

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Unknown (kazukomtng)
2023-12-24 07:09:52
ロシア料理、美味しいですか?
これは、日本人がアレンジしたレシピってことかしら?
一度、船旅でコルサコフに行った時に、ファーストフードレベルのロシア料理を食べましたが、、、
印象が薄くて。
不味くは無いけど、まあまあ、って感じ?

くちこは、芸術鑑賞は苦手です。
特に抽象的だったり。前衛的なのはね。
美術館では、概ね、気分不良に。
そう言う病気があるみたいです。
名前は忘れましたが、、、
テーマを絞った小さな美術館が好みです。
くちかずこさま (zooey)
2023-12-25 00:09:54
ロシアは10日間ほど旅行しましたが、サービスは最悪でした。
でも料理は美味しかったの。
なので東京でも時々、ロシア料理店に行きます。
こちらのお店はとても久しぶりでした。
この店のHPに書いてありますが、昔は食材が手に入らなくて苦労したようです。
ボルシチに必要不可欠のビーツが入手できず、トマトで代用したり。
そのオリジナル・ボルシチを懐かしがる人もいて、まだメニューにあるようですよ。
美術館はまあ、好きなように鑑賞すればいいのでしょうが
現代アートには悩むことが多いです。
Unknown (tona)
2023-12-25 10:11:12
ロシア料理大好きなのですが、知っているところはどんどん無くなってしまいました。
銀座のお店、他と違ってゴージャスですね。
長屋緑氏は知らなかったです。
開店前に亡くなられたそうで残念でしたね。

日比谷から丸の内のイルミネーション、いっもまだまだ素晴らしいですね。
Unknown (zooey)
2023-12-26 07:54:00
ロシア料理店、私は新宿のスンガリーの方が馴染みがあります。
ロゴスキーが銀座に移っていたとは知りませんでした。

御主人様、要介護1とは大変ですね。
私の母は要介護2でした。
どうぞあまり根を詰められませんように。
八王子の東京富士美術館は遠くて未訪です。

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