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Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

桜とチューリップと老犬

2025年04月05日 | お出かけ

今年もタロウを連れて行って来ました。
新横浜近くの江川せせらぎ新道。
桜とチューリップの競演が見事な遊歩道です。



見えない、聞こえない、認知症のタロウは、呼んでも聞こえないし、自分がタロウということも多分わかっていない。
なので目を合わせることができず、こんな写真しか撮れないのです。
大小様々の元気な、白や黒や茶色の犬が、楽しそうに遊歩道を散歩している。
可愛いなあ、いいなあと思う。
タロウもかつては尻尾を振りまくって、ウキウキと跳ねるように散歩していたなあと。
今はもう狭い遊歩道を歩かせると、あまりにもノロく休み休みなので、後ろを歩く人に申し訳ないくらいです。



でも昔のタロウを見て、元気でいいなあと思う老犬の飼い主がいたかもしれない。
物事は巡るのですね。



食欲だけはあったタロウが、最近食事を出してもすぐには食べなくなりました。
ドライフード(カリカリ)の上に、生野菜や茹で野菜や茹で肉など細かく切ったのを乗せて与えているのですが、その上の部分だけ食べてカリカリは残したり。
それでも何時間かたつうちに、カリカリもなくなっているのですが。
来年も又この遊歩道に来られますように。


(2021年のタロウ)

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春の雪

2025年03月20日 | お出かけ

3月中旬というのに昨日は朝、ミゾレが降っていました。
所によっては雪やヒョウが降り、都心にも春の雪が。
お昼頃日比谷ミッドタウンに行ったら春の花祭りが始まっていましたが、こんなに雪が残っていてビックリ!



気温の変動で体調を崩すなんて、と以前は思っていました。
寒くなったら一枚着込み、暑くなったら脱げばいいじゃないのと。
それは若い時の奢りであったなあとつくづく思う。
あまりにも急激に気温が変わると自律神経がやられるようで、不眠や肩凝りが酷くなり、先週からは風邪を引いてしまいました。
コロナ禍の間は風邪とは無縁であったのに、開けた途端に駄目。
地下鉄の中ではマスクしているけれど四六時中している訳ではないし、手洗いの頻度も落ちたし、やはり心構えが違うのでしょうね。



昨日の最適気温は1.2℃、最高気温は10.7℃、今日の最高気温は13℃で、この週末は20℃を超えるのですって。
まあ、身体を労わりながら付き合っていくしかないのでしょう。
ソメイヨシノの蕾はまだまだ固く見えて、あと数日で開花するなんて信じられないのですが、開花予想は22日です。



可愛い犬を見かけると、つい声をかけて撮らせて貰います。
タロウもこうして撮っていたなあと。



映画の前のランチは、銀座BARABABAO(バラババオ)で。
ヴェネチアに昔から続く「バーカロ(ヴェネチアの典型的なオステリア)」を再現したイタリア料理店なのだそうで、入り口に立ち飲みするバーがあります。
銀座の一等地でこのランチ価格はお得!と喜びましたが、珍しいデザートを見つけたので思わず追加。
クリームチーズとプラリネのセミフレッドとポレンタを使った焼菓子"トルタ・ズブリゾローナ"。
この天井からぶら下がっている沢山の鍋は、魔除けなのだそうです。


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ミモザとドジャース

2025年03月16日 | お出かけ

長善寺のミモザが見事と聞いて、昨日タロウを連れて行って来ました。
タロウはもう、お出かけに連れ出しても全く喜ばない。
以前は近所の散歩に行くだけでも狂喜し、車で出かけるとなると尻尾を千切れるほどに振って喜んだものですが、今はまるで無反応です。
それでも、たまには違う所へ連れて行ってやりたい。



燃え立つようなミモザの巨木は、本当に見事でした。
隣にはカンヒ桜も。
境内には河津桜や梅や沈丁花など様々な花が咲き、甘い匂いで満ちています。
見えなくても聞こえなくても、匂いが少しは分かるよね、タロウ。



昨日は薄ら曇りで寒かったので、冬の外出時によく着せていたドジャースの防寒服を着せようとしたのです。
背中部分とおなか部分をマジックテープで止めるタイプの服なのですが、どうにも上手く止められない。
ずっと5.8㎏だった体重が今は4.8㎏と減って、痩せた筈なのに何故?

  

そういえば、久しぶりに会った犬友さんが言った言葉を思い出しました。
タロウ君、ちょっと背中が曲がったね。



ああ、そうだったんだ…
毎日見ていると気が付かないけれど。
最近はトイレもまったく駄目になったので、この時もオムツをしています。
老化は悲しいね。


(2020年ドジャースの服を着たタロウ)

今日16日は本当は、表参道でSt.Patricksのお祭りが行われ、タロウに緑の服を着せて見に行くのを楽しみにしていたのでした。
が、朝から冷たい雨で断念。
近年、このパレードの度に会っていた巨大犬、アイリッシュ・ウルフハウンドの黒兵衛君と十兵衛君に会うのを楽しみにしていたのに。
10歳を超えるのは難しいと言われているウルフハウンドの彼ら、去年9歳と6歳だった。
来年のお祭りで会える保証は、タロウにも彼らにもないのに。
残念です。

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「動き出す浮世絵展」、巨大なクジラ

2025年03月14日 | お出かけ

いけばな展の後、天王洲の「動き出す浮世絵展」へ。
”北斎、国芳、広重、歌麿、写楽、国貞などの浮世絵300点以上をもとに、3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使してデジタルアート作品として描き、立体映像空間で浮世絵の世界に没入できる体感型デジタルアートミュージアム”。



まずはこんな十数面相の門が、音楽と共に迎えてくれます。



「ジャパン・ブルー」と絶賛されるという、大迫力の水の表現を体感する藍色の世界。
大きな部屋の三方にこの絵が流れてその全体を撮りたかったのですが、大きすぎるのと人が沢山いるので、こんなごく一部しか撮れませんでした。



北斎のあの波の絵の中に巨大なクジラやエビやタコが現れて驚きましたが、魚介を描いた浮世絵がちゃんとあったのねえ。



花鳥風月、江戸の人々の暮らし、お祭りなど、様々な世界が。



浮き出た巨大な富士山が、春夏秋冬、それ以上に次々に様相が変わります。
ただもう圧巻でした。



こちらの展覧会、着物で行くと割引になるということでしたが、2700円から100円ばかり割り引かれてもねえ!?
本当はポスターのように、絵の真ん中に立った後姿を撮りたかったのですが、やはり人が多すぎて…
私の下手な説明よりも、是非HPの美しい動画をご覧ください。

「動き出す浮世絵展」公式HP 

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お華展、そしてBicerin

2025年03月13日 | お出かけ

今年は3月3日雛祭りの日に雪が降り(我家の辺りはミゾレで積もりませんでしたが)、異例な寒さが続いていましたが、今日はいきなり20℃超という暖かな陽気。
新宿高島屋のいけばな協会展にお邪魔しました。
上の写真は、草月流勅使河原茜氏の作品。



華やかな春の花の宴は、甘い匂いに包まれています。



こちらは古流大塚理司氏の作品。



黄色の花がとても目立ったので、その色ばかり集めてみました。
折しも、春に黄色の花が多いのは何故かという記事を読みました。
それは植物の種の保存戦略の為であり、ハチなどの昆虫は、黄色いものに集まりやすいからなのだそうです。
確かにこの時期、散歩していても、菜の花、スイセン、ヤマブキ、ミモザ、レンギョウなど、鮮やかな黄色の花が目につきますね。



ランチは高島屋内のイタリアの老舗カフェ「Bicerin(ビチェリン)」で。
小松菜とチキンのパスタ、ホットサンド盛り合わせ、ウンベルト一世のパンケーキを頼んで友人とシェアしました。


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大倉山公園ー初春の光や風

2025年02月24日 | お出かけ

次男夫婦が住んでいる大倉山には、梅林が綺麗な大倉山公園があります。
梅が見頃だというので、タロウを連れて夫と、そして次男夫婦と行って来ました。



この週末は梅祭りが催され、山ほどの屋台、野点や踊りのステージもあって、物凄い人混みです。
梅は8部咲きくらい。
人が多すぎて、タロウが乗ったバギーを押すのに苦労する程でした。
写真は、極力人がいないところを撮りました。



2年前、2023年3月5日に、やはりタロウを連れて来たのでした。
その時にもタロウはもう大分弱っていて、上り坂などは抱っこして運びましたが、今思えば元気だったなあ。
何しろまだバギーが要らなかったし、こちらを見て笑っている、こんな写真が撮れたのですから。


(2023年3月)

今はもうこんな感じ。
公園の中の空いている所で少し歩かせて、後は殆どバギー、或いは車の中で寝ていたようですが、それでも出かけたら疲れたようで今日はもうぐったりと。
以前のように散歩もお出かけも喜ばないし、尻尾を振ることもまったくないのですが、それでも初春の光や風や梅の匂いが、僅かにでも刺激になっていると信じたい。
また行こうね、タロウ。



ランチは、大倉山の犬連れ可のイタリアンバル「マリーナ・ピッコロ」で。
その後、次男宅に寄ってケーキを食べて帰りました。



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抜けるような青空の下

2025年02月22日 | お出かけ

東博の前に結構な人だかりがあって驚きましたが、ハローキティ展目当てでした。
ざっと見た限りでは、若いお嬢さんが多かったよう。
展覧会オープン当初は、ミュージアムショップの限定グッズを買い占めるC国人バイヤーが殺到したということですが、もう落ち着いたのかしら?
上野の国立博物館というと堅苦しいメージを私は持っていたのですが、「挂甲の武人」を美男子揃いと喧伝した昨秋の「はにわ展」といい、「ハローキティ展」といい、今回の百花繚乱大パノラマ展といい、工夫を凝らして頑張っているのねえ。



冬の上野公園では、アイスチューリップを見るのを楽しみにしています。
球根を一定期間冷蔵することで開花時期を早めたという、新種のチューリップ。
それが、今年はこんなにショボショボ。


(奥は東博)

2022年11月にはこんなに咲いていたし、通常、見頃は1~2月だというのに。
上野のアイスチューリップに何が起きたのか?


 (2022年11月26日)

それにしても大寒波に襲われてるというこのところ、最高気温は10℃行くか行かないかという日々ですが、写真のように連日抜けるような青空です。
でも日本海側では大雪が続いていて、雪下ろしに苦心してる様子が毎日ニュースに。
先月来たベルギーの青年は、この冬はずっと惨めったらしい冷たい雨の日が続いていて、ここ一ヶ月で晴れたのは2日だけだったと言っていました。
こちら毎日こんな晴天、南向きのガラス越しの部屋では暖かすぎるくらいで、ありがたいことです。

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「大覚寺展」障壁画100面、百花繚乱!

2025年02月21日 | お出かけ

東博の特別展「旧嵯峨御所 大覚寺-百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」
平安時代初期、嵯峨天皇(786~842)が離宮嵯峨院を造営。
唐の文化を愛し、唐から帰国したばかりの空海の良き理解者だった嵯峨天皇は、空海の勧めで持仏堂に五大明王像を安置したのだそうです。
その後876年に寺に改められ、大覚寺が開創されたのだと。



その五大明王像、東京に五体揃って登場したのは初めてなのですって。
迫力ありましたが撮影禁止、これはネットから頂いた写真。



襖絵、障壁画は撮影可。
正寝殿狭屋におさまる腰障子には、渡辺始興作の19匹の野兎が。
飛んだり跳ねたり寝転んだり、メチャ可愛い。



通常非公開の重要文化財、正寝殿の歴代門跡の執務室であった御冠間が再現されていました。



そして圧巻の障壁画と襖絵のフロアは、横に広がる襖絵と上から垂れ下がる襖絵との重層構造、百花繚乱の大パノラマ空間。
狩野山楽の代表作、重文「牡丹図」全18面は総延長22m。



こちらは徳川秀忠の娘で後水尾天皇に入内した、和子(東福門院)の女御御所(天皇の寝所に侍る女官である女御が住む御殿)を飾る障壁画だそうです。
やはり嵯峨天皇の離宮を前身としたお寺だからこそ、こうした典雅な作品が似合うのでしょう。



ランチはハードロック・カフェ上野店で。
飲物は「ビー・マイ・バレンタイン」、イチゴとバニラアイスが入った季節限定ノンアルカクテル。
久しぶりに入ったら、このお店も海外旅行客でいっぱいでした。




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ブタと牛とゲイシャコーヒー

2025年02月11日 | お出かけ

日比谷ミッドタウンに巨大なブタと牛が出現していました。
何の説明もなかったので、ミッドタウンのレセプショニストに訊いてみたら、松本勇馬氏の巨大藁アートだということでした。
テーマは「母乳」だそうです。
ブタの周りには小さな子ブタが沢山いて、可愛いったらありゃしない!



シネマズシャンテで映画を観た後、シャンテの「ラデュレ」に行ってみました。
パリの有名なパティスリーのサロン・ド・テ、かつては銀座三越の二階の角、四丁目交差点を見下ろす一等地にあったのに、いつの間にか失くなってしまったのです。
それが日比谷シャンテに移ったと聞いてお茶をしようとしたのでしたが、満席。
どの位待てば入れるかと聞いたら、すみません、予約で今日は満席でございますと。
お茶の予約は普通できないのにと思ったら、アフタヌーンティの予約で満席なのですって。
ちなみにこちらの「おひとりさまアフタヌーンティ」7150円、2人だと平日13200円、それでもそんなに混むのねえ。


(こんなに大きいのです)

仕方なく、近くのゲシャリー・コーヒーに。
Geisha(ゲイシャ)とはコーヒーの品種、”柑橘系の味や香りにネクタリンのようなフルーティーな酸味と蜂蜜やチョコレートの後味を残す最高級品種の一つ”であり、原産地であるエチオピアの地名を意味するのだそうです。
日本の芸者とは関係なかったのね。
酸味があって美味しいとは思いましたが、そこまでの味の違いは、残念ながら私には分からない。
フランボワーズのムース、甘酸っぱくて美味しく頂きました。


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意外な選択地

2025年01月24日 | お出かけ

Ed君に何処に行きたい?と聞くと、なんと五島美術館に行きたいと。
東急グループの創始者、後藤慶太氏のコレクションが納められている世田谷の美術館です。
日本と東洋の古美術が集められており、しかも今は「茶道具取り合わせ展」開催中。
館内には高齢の方がちらほら、とっても静か。
全品撮影不可。



こちらには6千坪の庭もあるのですが、よくいえば野趣に満ちている。
悪く言えば、雑木林がそのままあるような庭です。



明治時代に建てられたという茶室「古経楼」や、古材を使用して作らせたという立礼席「冨士見亭」、そして池もありましたが、どう見ても雑木林。



誰もいなくて、一人だったら奥に行くのが怖いような感じ。
お地蔵さんが幾つもあると思ったら、伊豆や長野の鉄道事業の際に引き取った石仏なのだそうです。



そう言えば「安楽死」がベルギーでは認められているんだよね?と聞いてみたら、そうではあるけれど、実際には物凄く難しいのですって。
煩雑な手続き、大量の書類、忍耐強い訴えが必要で、実際彼の周りでそれを実行した人は誰も知らないと。
聞いてみないと分からないこと、色々あります。



美術館の後、冬枯れの日本庭園「帰真園」を歩き、二子玉川の「九つ井」でお蕎麦を頂きました。


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