KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

浜松市医師会看護高等専修学校で、卒後研修会開催

2016-11-10 11:08:05 | 日記
11月5日(土)13:30~15:00

浜松市医師会看護高等専修学校で「第11回卒後研修会」が開催されました。
テーマは「≪看護は何をすべきか?≫看護であること・看護でないこと」です。
当校は、62年の伝統を持つ准看護学校で、優秀な人材を輩出しています。
現在の学生の平均年齢は30歳とか……。看護師になりたい、自己の暮らしを支えたい、という熱い思いを持っている人たちが学んでいます。
数年前から、教員一同、ナイチンゲールKOMIケア理論を学びはじめ、カリキュラムや教案にそれを盛り込んで展開しています。
2年間の教育のなかで、KOMIケアの精神を身につけた人たちが、看護界で活躍しているのです。

往路も復路も雲一つない青空で、新幹線からは富士山がきれいに見えました。スピードのある車窓から一瞬にして撮るのは難しいですね。


講演会には、卒業生たちだけでなく、在校生も加わり、皆さん、首を真っ直ぐ前に向けて、真剣に聞いてくださいました。
食い入るような姿勢に、私の話にも、つい熱が籠ります。


ここで当日参加された卒業生の方の感想文をご披露します。
「大好きな本の1つが看護覚え書です。今すぐ帰って再度読みたくなりました。読んでもう一度看護とは何か考えたいと思いました。明日につなげたいと思います。KOMIケア理論も勉強したいと思っています。今日がんばって研修会に来てよかったです。ありがとうございます。」
「金井先生の本を以前より拝読させていただいてました。改めて講義を受け、患者さんの環境を整えることの重要性、観察、配慮の大切さを感じました。また、明日からがんばります。」
「日々の業務に追われて、看護とは何かわからないままおいてきぼりになっていたようなところがあった。しかし、具体的にわかりやすく看護とは、その人の持てる力、見つけること、良い所を見つけること、どんな気づかいケアが必要か考えること、と今後自分がやっていく方向性が明らかになってとてもよかった。」
「先ず、もっと早くにこの本質を身につけたかったと思いましたが、実践できている事もあると自負した部分もあります。改めて看護の仕事に身を置いている現実に幸せを感じさせていただき感謝です。初めて眠くならずに終始できた事に驚きです。」