KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

東京藝術大学で開かれている「ケアとアート」のセミナー

2018-11-11 08:50:55 | 日記
11月10日(土)

東京藝術大学で開催されている履修証明プログラム「Diversity on the Art Project」の一コマを担い、講義して参りました。
藝大は上野公園の中にあります。良く晴れた朝、気持ちよく公園を通って大学を目指しました。


藝大には「美術学部」と「音楽学部」があり、校舎は道路を隔てて別れています。これは美術学部の玄関です。講義は美術学部で開かれています。


今回のプロジェクトは、藝大の学生さんの他、一般市民も履修できるプロジェクトで、今年で2年目だそうです。
私は福祉楽団の飯田大輔さんがマネジメントしている「ケア原論」のプログラムの流れにそって、その一コマを担当したというわけです。
面白い時代になりましたね。藝大でケアの講座が開かれ、関心のある多分野の方々が聴きにきていらっしゃる・・・。
でも考えてみれば「ケアとアート」は相性がいいと思います。ケアは文化そのもの。アートも文化。一緒に学べないほうがおかしいです。よい企画だと思いました。
講義の最後に、「自然死」について話しました。すでに時代は「病院死から在宅死(自然死)」の時代に入っています。
受講生は、かなり関心が高く、皆さま、熱心に聞いてくださいました。

朝早いので、電車にもしトラブルが発生すると遅刻です。最近は頻繁に人身事故が起きていて、その都度1時間は足止めに会います。そこで近くのホテルに泊まることにしました。これはホテルの部屋からの景色です。見えるのは「不忍の池」。この池には昔から「蓮の花」が一面に咲いています。今は花はありませんね。


講義が終わって、再び午後の公園内を歩きました。土曜日とあって公園内は人で溢れていました。でも上野公園は東京でも有数の美しい公園です。


今、盛んに宣伝している「フェルメール展」が開かれていました。ここも上野動物園前と同じく入場者の長蛇の列。当日券が買えたら・・と思ったのですが、すでに夜の部を除いて満席でした。やはり本物を見てみたいですね。