KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

ナイチンゲール展が、徳島文理大学看護学科主催で開催されています!

2018-08-06 10:27:24 | 日記
8月3日(金)

「ナイチンゲール展」が、日本では初めて徳島文理大学内にて開催されています。
看護学科10周年を記念する行事として、ナイチンゲール看護研究所が全面的に資料を提供する形で、19日まで開かれています。
このような規模での開催は、日本では初めてでしょう。
二号館・地域連携センター2階が会場です。


入りますと、順路に沿って廊下に「ナイチンゲールの生涯」が一望できるように写真が飾られています。
ナイチンゲール9歳と63歳の時の筆跡も見ることができます。


教室に入りますと、「ナイチンゲールの8つの顔」と「名言集」が書かれたパネルがあります。
これまでは「7つの顔」をご紹介し続けてきましたが、今回はそれに「教育者としてのナイチンゲールの顔」を追加して、8つの顔(業績)を紹介しています。


教室の真ん中には、ナイチンゲール直筆の『看護覚え書』第1版、第2版、第3版がガラスケースの中に納まっています。また、ケースの中段には『病院覚え書』第3版もあります。これは極めて貴重な本で世界中を探しても、ほとんど目に触れることはできないものです。さらにエドワード・クックのナイチンゲール伝(1913年刊)やウーダム・スミスの伝記(1950年刊)、そして下段には「ナイチンゲール看護学校の校章を形どって作られた皿」「1970年代に実際に流通していた10ポンド紙幣(この紙幣の裏にはナイチンゲールが描かれています。)」「ナイチンゲール没後100周年の年に作られたキーホルダーやコイン」が展示されています。
このガラスケースの中にあるものが、今回の展示会での見物となっています。


奥には「ナイチンゲールの史跡を訪ねて」のコーナーや、日本語で出版されているナイチンゲールの著作の翻訳本などが展示されています。


3日の午後には、金井一薫による講演会がアカンサススタジオで開かれました。テーマは「科学者としてのナイチンゲール」です。
知られざるナイチンゲールの業績と生涯を広く知っていただくための講演会です。多くの方々の参加があり大成功でした!




この展覧会は、19日まで開かれています。お時間のある方は、是非ご覧になってください。
(休館日は12日~15日です)