
5月11日(金)
青森市・国立療養所松丘保養園において、全国ハンセン病コメディカル学会が開催されました。
私が行った講演演題は「ケアの原形論ー看護と福祉の接点とその本質」です。
松丘保養園の桜はまだ見事な花をつけており、広大な園庭に長い桜並木がありました。
ハンセン病はすでに消滅した病ですから、病院に療養しておられる方々は、その後遺症の障害を抱えて、一人の人として生きておられると思います。
患者も医療従事者も共に、長く苦しい時代を経て、ようやく安心の境遇を得ての今日です。穏やかな日々を豊かにお送りくださるよう心からお祈りしております。