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ドイツ渡航Germany:FF Braunschweig/Peine ②

2013年06月18日 | Outbound Exchange

ドイツ渡航第2週目その②

BRAUNSCHWEIG/PEINE(ブラウンシュバイク/パイネ ニーダーザクセン州)

 まだまだドイツの思い出が冷めやらぬ私たち。ホストと暮らした日々の続きです。

①「忘れられないドイツホームスティ」~戦争と平和を考えて 出発前から、ホストはベルリン行きの予定をとってくれた。私にはベルリンではなくポツダムへ連れて行ってもらう下心があった。しかし、強烈な印象を受けたのは、ベルリンの「ホロコースト情報館」だった。全部見るには半日かかるとのフランツの説明だったが、とにかく入ってみようということになった。入り口次の部屋で、私は呆然と立ち尽くした。若い父親が家族に送った手紙は、やさしい言葉で家族に安心させ家族の安全のために、細かい指示を与えていた。でも、彼もその家族も犠牲になったであろうと想像すると、涙が溢れてきた。それ以上進むことが出来ず情報館を出てしまった。何とかしてもう一度ベルリンを訪れ、きちんと見学したいと思う。

 

 フリードリッヒ大王の墓(上の写真右)に詣でて驚いた。なんとポツダムのサンスシー宮殿横にある哲人王の質素な墓の上には、花束と共にジャガイモがばら撒いてあった。私は、彼の思想を見た気がしてほほえましく思った。ドイツ人が彼をGreatと呼ぶ気持ちが理解できた。(内田 勝治)

②豊かな文化~オペラ鑑賞♪ ホストにお願いして、連れて行って頂きました。モダン様式に変えたものでしたがさすがドイツ。musicは 充分聞きごたえがありました。手軽にオペラを楽しめる環境にあるのはうらやましい限りです。少年少女たちの正装も素敵でしたし、ホストご夫妻はパープル系 でそろえて決まってました。でも奥様の靴擦れはとても痛そうで、やっぱりおしゃれは どこの国でも少しの我慢がいるのだなーと、へんな所で共感しました。(中森 恭子)

 内田夫妻も同行、オペラ鑑賞

③ホストは元教師~ホストのヘルガードはボルテンビュッテルと言う素敵な街のシティガイドをしている婦人でした。趣味が広く、とりわけ歴史が好きでよく勉強していました。その街の郊外の閑静な住宅街に彼女の家はありました。一戸建ての平屋で周囲の広い庭は手入れが行き届き、今が盛りと色鮮やかな紫色のライラックが芳香を漂わせていました。彼女と町内を散歩した時にステッキをついた人を見かけることがよくありました。彼女がこの街では足を傷める人が多いが仕方ないこと、自分もその一人だと言いました(石畳が多いから? 伝統を受け継ぎ大切に守って行くのは大変なことだと実感しました)。

 ガイド中のヘルガード(水色のセーター姿)

彼女はハンドルを握ると(忙しくギアを切り換え)すごいスピードで走り、日常の動作も颯爽としていて、とてもホストの中で最高齢とは思えない人でした。ドイツ語は勿論のこと、日常の英会話も儘ならない私たちによく気長く接してくれたと今更ありがたく感謝しています。彼女から、私達は充分理解し合え楽しい日々を過ごせて幸せだったとのメッセージが届きました。また行きたいな~!(今井 寿子)

 ④豊かな食文化ブラウンシュバイクの街中で見かけたトラック! ビールの話を少し・・・。

 ☆ウエルカムドリンクから始まった!~私たちのホストは入会11年、毎年ゲストを受け入れしているベテラン夫妻で、家族の一員になったような気がするほどリラックスして過ごせた快適な1週間でした。ウエルカムドリンクに“何飲む?”と聞かれ、“ビール!”と濱田さんと私。“ウォー”と彼ら。以前の札幌クラブのレディは飲まなかったので日本女性は飲まないと誤解?していたようで、それから毎日、ドイツビールにワイン(ホストがセラーに保管)を堪能し、何回乾杯をしたことか、、、出発の日の朝ごはん時にホストがジャパニーズ酒(日本から持参)がまだ残ってるので飲みましょうと、とどめの乾杯。さすがの私もお初の経験でした。(阪井 敏江)

 ☆「マグカップ」~渡航前、私のプロフィルに「ブッディスト・モンク」とあったことに対し、ホストのギュンターさんが気にかけて「食事に配慮すべきことはないか」と問うてきた。私は「私が所属している宗派は戒律が緩いので、心配ご無用。肉もいただくし、少量なら酒も飲む。ドイツはビールの国でもあるので、ビールは楽しみにしている」と返事した。これが、ビール好きのギュンターさんを喜ばせたらしい。ホストの家に着いた時からビールを勧められ、翌日の朝食でも「ビール飲むか」「ビールはどうかね」。一緒にレストランへ行っても、当然のようにビールを注文してくれた。私もビールが好きなので、うまそうに飲み干すと、ギュンターさんの講釈が始まる(下の写真)。「北ドイツ製のビールは」「南ドイツ製のビールは」「ドイツの黒ビールは」「で、次、君はどれを飲むかね」。また、実演付きで、ビールのグラスへの注ぎ方を説明する。私はビールさえ飲めれば、といういい加減なビール党なので、説明はほとんど頭に入らなかった。それなのに、ギュンターさんは、私たちがドイツビールのファンになってくれたと思ってか、最後の夕食の時に、「バイキング」の映画に出てきたような、金属の蓋が付いた陶器のマグカップでビールを出してくれ、飲み干すと、「そのマグカップを日本に持って帰れ」と、土産にくれた。ありがたかったけれど、「重い土産」になった。 (吉川 利文)


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2 コメント

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素晴らしいですねえ (FF花子)
2013-06-20 22:21:04
普通のツアーでは決して味わえないようなホームステイの素晴らしさがひしひしと伝わってきます。このような経験が出来るフレンドシップ フォースは本当jに素敵だと思います。私もこのような素敵な交流を是非味わいたいと思います。続きを楽しみにしています。
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個性のにじみ出る旅行記 (Raskal)
2013-07-04 14:57:00
それぞれの個性を生かした旅行記で、またまた楽しませてもらいました。素直に感じたままドイツ滞在を大いに満喫した様子、写真と文章でより具体的に表現してあり、まるで一緒に訪れたかのよう!!
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