ハイキング海抜300メートル松尾山登頂
今年度最後のハイキングは、しばらく続いた歴史散策から、久しぶりに里山歩きを楽しみました。今回の矢田丘陵ハイキングは2004年11月に歩いた「東生駒駅から矢田寺」までの方向とは反対の、「法隆寺駅より南生駒」まで約11Kmを歩きました。
法隆寺駅から、国宝法隆寺・中宮寺を通り、段々畑の広がるのどかな農道を進み、松尾寺の上り口に到着。
そこから約20分の登り道が続きます。登りきったところが厄除け寺として有名な「松尾寺」。南天(なんてん)の赤い実が鮮やかに咲いていました。駐車場から少しのぼり、松尾山(海抜300メートル頂上付近に到着。
丘陵の尾根に出て、そこからは、里山の楽しさを満喫。所々紅葉した木々のトンネル、足元のふかふかの落ち葉とドングリを踏みしめてどんどん進みます。途中の国見展望台からは奈良盆地のほぼ全域が見渡せ、歩き進めていくと突然展望が開け、櫓に組まれた頂上展望台に出ました。ここで待望の昼食。
その後、小笹の辻休憩所から榁の木峠に出て、足湯(歓喜の湯)につきます。ここでは、足の疲れを取る43度の足湯につかり、しばし休憩。ここから生駒駅までのバスを利用の予定でしたが、思いのほか早く到着したことと、足湯ですっかり足の疲れを取ることができ、南生駒まで再び歩こうということで、徒歩15分ほどで近くの南生駒駅まで出ました。
多少のアップダウンはありましたが、本当に気持ちのいい山歩きでした。行きかう人も少なく、日本の原風景「里山」を堪能できるハイキングになりました。
内田記