の8名が京都・奈良を観光
去る4月17日(火)から19日(木)の3日間、他の二つの日本のクラブとの交換を終えたGreater Hamilton & Burlington Clubのメンバー8名を奈良クラブの有志で京都と奈良を案内しました。今年は桜花の開花が遅れて、見ごろがなかなか予測できませんでしたが、運よく4月17~19日は京都も奈良も桜がきれいで、ご満悦でした。
3日間の案内の様子を写真と共にお伝えします。
初日は先ず京都駅前で軽い昼食を取ってから、地下鉄で移動、二条城を見学。快晴に恵まれ、全員上機嫌、上々のスタートでした。
二条城本丸入り口の門の前で集合写真を撮りました。
幸い桜がまだ満開でとても綺麗でした。
二条城見学の後は再び地下鉄で烏丸四条まで移動し、喫茶店で一息。ビールで乾杯し、英気を取り戻してから錦市場を見学。ある程度予想はしていたものの、男性群は適当に見ながら極めてスムースに前進、それに比べて女性群は見るもの全てに興味があるらしく、大変ゆっくり買い物をしながらご見学。待てど暮らせどなかなか現れません。一時はちょっと焦りましたが、みんな仲良しの紳士淑女ばかりだったので、結局大喜びして初日の案内を終えました。
翌日は案内役はメンバーチェンジして、ホテルからタクシーで清水寺に直行。清水坂の両サイドの店は素通りして先ずは清水寺を参拝。「清水の舞台から飛び降りる」と言う諺の意味を説明したら、英語にもそのような表現があるそうです。
桜の花は散り始めていましたが、美しい眺めには大満足。
昼食後3年坂・2年坂からネネの道・円山公園のコースはいつものルートで慣れてはいますが、お買い物のペースばかりはグループによって皆異なります。この人達は相当お買い物が好きだと見えて、行ったり来たりで3時間近く費やしたでしょうか。八坂神社に辿り着いたときには、相当ばてていました。それでも、着物を着た若くて可愛いお嬢さん方を見た途端、殿方の目が輝き、一緒にはいチーズ!!
後は芸者が見たいというので、花見小路を案内しましたが、生憎めぐり合えませんでした。帰りは超満員のバスで京都駅まで帰りました。これで地下鉄の乗り方もバスの乗り方も教えたので、20日の自由行動の時には自分達だけで上手くやるでしょう。
京都見学の後は奈良見学。京都からは自分達だけで来てもらいました。
前日は京都で、お花見、見学、それ以上にお買物に時間がかかって、清水寺近辺だけで5時間近くも費やされ、それほど若くない面々、さぞお疲れと思いきや、元気に近鉄奈良駅から興福寺、浮見堂、春日大社、若草山麓、手向山八幡宮、三月堂、二月堂、大仏殿と歩き通しました。
(写真は興福寺五重塔の下で)
浮見堂を後に。池に桜や浮見堂の影が浮かぶこのスポットはお気に入りでした。
春日大社参道で修学旅行の女子高生を捕まえて、Bobさんが英会話のレッスンをはじめました。
前日清水寺でひいたおみくじは「凶」だったのに、ここ春日大社では「大吉」。大喜びでみんなに読んで聞かせるドリスさん。運勢は日付けと場所でかくも急変するものなんですね。
何という健脚!二月堂の舞台まで全員上がりました。かなりの強行軍だった3日目の午後だというのに。写真は日曜画家の写生スポット。そう説明したら一斉に振り向きました。Andrewさんは仏教についてなかなか詳しいのです。
東大寺大仏殿の一角に屋根瓦の修復の寄付を求めるコーナーがあって、寄進者は瓦にサインできるよう、筆と墨が準備されています。これに興味を示されたのがジルさん。「地球が平和でありますように」と鮮やかな筆さばきで、長~いFFのクラブ名も書き込まれました。この瓦、やがて大仏殿北側の屋根瓦の1枚となって残ります。
今回の交流は非公式ながら、同じFF仲間と言うだけの連帯意識で案内を引き受けたものでしたが、皆ボランティアとして楽しみながらアテンドした事もあって、予想以上に喜んで頂いたと肌で感じる事が出来ました。アテンドした者にとっても大いにやり甲斐のある楽しい交流でした。