Activities of FF Nara

You can see various activities of FF Nara with photos.

第3回 FFサロン

2013年07月21日 | Other activities

第3回 FFサロン         7月21日(日) FF定例会後 

       

     「犬養万葉の世界と私」          講師  水本 洋

 

 「万葉集」という言葉は誰でもご存知で、学校で一度は習った経験があると思います。でも、「何だか難しい」と思われて敬遠されている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、会員の藤井英雄さんの社会人時代のからの友人である水本洋さんをFFサロンにお迎えし、講演をして頂きましたところ、「実は現代の我々にとても親しみやすい歌集である。」ということを 独自の愉快な推論を交えて楽しく解説して下さいました。

               

 水本さんは現在、会員数約1900人のNPO法人シニア自然大学(社会人卒業生の勉強、交流の会)に10年所属されていて、そこで万葉集の講義をされたり、万葉旅行を計画し、何度か仲間の皆様を連れて行かれています。

 18歳の頃、大学の教養課程でたまたま先輩の助言で「犬養先生の国文学講座」を軽い気持ちで受けたところ、講義の冒頭で新入生を歓迎するため、春の喜びの歌を朗々と詠われたのにすっかり魅了され、それ以来犬養孝先生のファンになり、万葉集との付き合いが始まったそうです。

 現在は、全国万葉・犬養ファンの飛鳥の拠点、平成12年開設の「犬養万葉記念館に協力する会」の代表、その他多くの万葉団体に所属されています。

 

                        犬養万葉の世界

①時代を万葉の時代に戻してみよう

 1300年前、結婚は通い婚で夫婦は別居。通い婚だった為、別れを惜しむ歌、いつ来るのかと待ちわびる歌が多くあるそうです。女性の地位は高く、父母を詠んだ歌で母が先に来るのは50余首、父は1首。

 *よばい  みなさんはこの言葉で何を連想しますか?この言葉はこの時代、男性が気に入った女性に声を掛けたり、名前を聞くという       意味だったそうです。語源は「呼ばい」。「夜這い」ではありません。

 

②風土を元に戻してみよう

 万葉集で歌われた地は、日本全国(九州から東北の一部まで)に及び、元々現地に立って歌われたものである。

したがって歌を理解するには出来るだけ風土に即して、歌われた場所に立って味わうべきである。

 

③歌は音楽である

 歌わなければその心、気持ちは伝わってこない。犬養先生は歌を暗記するため色々工夫して「犬養節」を考案された。

 

④万葉集は日本人の心の歌である

 4500余首のうち7割が相聞歌(恋の歌)で、次に多く詠まれているのが挽歌(人の死を弔う歌)である。1300年前も今も人の情念を激しく突き動かすものは恋と死である。現代の我々の心をも打つ、みずみずしい、素晴らしい恋歌がたくさんあります。

            

  万葉集は約1300年前の歌集で、平安時代に作られた古今集、新古今集が天皇、貴族の歌であるのに対し、天皇から皇族、貴族、東国の防人や名も無き庶民、旅芸人に至るまでの歌を集めた日本最古の歌集。かな文字の成立以前で、万葉仮名で書かれている。万葉仮名は、漢字の音と訓を苦心して、また巧みに使って作られている。

 

 前もって資料を用意して下さって、それに沿ってのお話はとてもわかり易かったです。

 

万葉集がこんなに身近に感じられたのは初めてで、例会に出席した会員一同、水本先生の巧みな話術に時間も忘れて魅了されました。

 

イベントグループがこの秋、水本先生のご案内で「万葉ハイキング」を企画しています。ご期待下さい。

 

   

                            お別れの挨拶  FFサロンの講演の後

 

  ALTで日本に来ていたマリアノリータが今月末に2年間の仕事を終えて帰国します。彼女たちはFFの色々な行事、ワールドフレンドシップデイやハイキングなどに参加してくれました。今日はお別れの挨拶に来て、彼女達が作ったお陶芸のお皿や器をプレゼントしてくれました。奈良クラブからは手作りグループが作ったティーコゼをプレゼントしました。この後、彼女たちはFFカラオケメンバーとカラオケを楽しみました。 

             

      マリアは日本語と英語で挨拶         マリア手作りのお皿の真ん中に金のハート       

     

          

    ノリータは英語で挨拶                彼女の手作りの綺麗なブルーの小鉢

 

        

    FF奈良クラブからはおしゃれなティーコゼ       真ん中にいるのはエイドリアンです。今後、彼女にバトンタッチ!

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FF chatサロン~New program, FF salon of chatting in English~

2013年07月12日 | Other activities

第1回 FF chat サロン とみの里地域ふれあい会館 (2:30~4:50  

 7月12日(金曜日)に FF chat サロン が始まりました。27名がエントリーして、全員の参加です。

 リーダーの山足さんのご尽力のお陰もあり、快調にスタートしました。又お世話係の辻井さんがメールで出欠を取って下さり、別所さんがお菓子の用意をして下さいました。

 お助けマンとして大西会長、仮家さん、端崎さん、藤田さんが参加して下さいました。

 今日は第1回目だったので、最初に山足さんからサロンのあり方会話上での留意点会場使用上の注意点などの説明が有りました。

             

 いよいよチャットのスタートです。まずは2人で30分の自由な会話。相手を選ぶのに2重の輪になってぐるぐる回り、ストップした所の内と外の人がペアーになりました。それぞれに英語でのchat盛り上がって、あっという間に時間が過ぎました。

             

     誰が相手になるのでしょうか?                         その後、お菓子を食べて10分ほど休憩しました。

 

 今度は本日2度目の英語でchat。山足さんの掛け声で皆3列になり、横並びで3人で1グループ。

  

 皆とっても楽しそうに 英語での会話がはずんでいます。

  

  まだもっと英語でchatを続けたい人もありましたが、椅子を片付けて、モップをかけて5時に部屋を出るため10分前に終了

            

     快調な滑り出しで、楽しく1回目終了!次回は7月26日(金)です。皆さん、是非参加してくださいね!  

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デラウェア大学の学生受け入れ~Welcomed 12 students of The University of Delaware

2013年07月07日 | Other activities

デラウェア大学の学生12名(男子4名、女子8名)受け入れ

10家庭( 佐々木、藤田、端崎、滋井、合田、濱田、岡本、中森、小泉、吉岡 )が受入れされました。

 6月28日(金)午前10時 奈良市西部公民館 5階第2講座室で集合して、Eric先生が学生を引率して来られ、ホストと対面。

                      

  自己紹介の後、お茶と手作りのお菓子で歓談。その後、学生達はそれぞれのホストと3日間自由に過ごしました。                           

          

                                                         (3種類のお菓子は佐々木、小泉、道上の手作り)

 

    それぞれのホームステイ

 

:佐々木: 約1ヶ月間、神戸松蔭女子大学に滞在中の週末のホームステイでしたが、デラウェア大学では日本語の授業を取っている学生達なので、多少日本語も話せて私たちは助かりました。 今年は12名の内、5名が中国人というのも特徴的でした。                                           

                                

               滋井さん宅で団扇にお習字                                  奈良観光                         

:合田: 今回のゲスト、Morgan (ももちゃん)は アジア学を専攻の笑顔の可愛い女子大生。 我が家では予定より早めの5人目の孫娘が丁度授かり、留守を預かる息子と上の孫2人も合流し、にぎやかな受け入れになりました。 トランプ、しりとり、おてだま、小さな孫たちが 彼女の日本語の先生でとても自然に遊んでいました。 2日目の生駒山から枚岡神社までのアジサイを楽しみながらのハイキングは、下り坂がきつくて大変でしたが、他のメンバーの方たちと話しながら楽しいひと時でした。今後、若い年代の人たち同志の交流につなげていけたら思います。

                   

                                                                 生駒にアジサイハイキング   

:滋井: わたしは中国人のYulingとZhipingのホストになりました。二人はアニメが好きであること以外事前にわからなかったので、会ってから希望を聞いてスケジュールを立てました。奈良や日本文化を知りたい、日本料理を作り食べたい、ことがわかりました。初日は平城旧跡、東大寺、鹿と遊ぶ、帰宅後一緒に夕食作り、夜は、5節句の一つ七夕祭りが1週間後にあるので飾り物を作りながら、それぞれに意味のあることを話しました。、また運よく29日の夜にはこれにも関連した昔から地元で引き継がれている伝統的行事(虫送り)も見ることができました。昼間は京都国際漫画ミュージアムに行きとても喜んでくれました。帰り道もう一度奈良のシカが見たいと言ったので思い残しのない様に再び行きました。最後の日は朝から笹飾りの竹を切りに行ったり、掃除したり彼女たちは張り切って手伝ってくれ、お客様たちと一緒に入口の笹に飾り付けをしてくれたり、うちわに好きな文字を書いたり、ランチは手巻き寿司を食べ、午後はささやかな七夕茶会でのんびりすごしました。若い人と数日の交流でしたが少しその若さをいただいたような気がしました。吹田さんサポートありがとうございました。

                

                                                     地元で引き継がれている伝統的行事(虫送り) 

 

:端崎:  アメリカの女子大生のホストは初めてでしたが、Tinaは大変素直で気のきく子で3日間一緒に楽しく過ごしました。日本語はクラストップとのことで、ややこしいことは英語でしたが、大抵は日本語ないし英語とのチャンポンで済みました。3日間があっと言う間に過ぎ、もっと奈良にいたい、アメリカに帰りたくないと言っていました。

:濱田:  デラウェア大学の受け入れは今回初めての体験でした。私のゲストはThomas(Tom)と言う25歳のアメリカ人の男子大学生。 1日目は平城京跡、2日目は奈良公園、東大寺、春日大社を端崎さん夫妻とティナ、池上さんも一緒に散策しました。

 2日目の夕方からは娘夫婦も加わって我が家で焼肉パーティ、やはり若い者同士だと話も弾んでTomも楽しそうでした。その夜「明日は最後だけど何か食べたい物はある?」と聞くと「串カツが食べたい」と言うので「月天」で串カツランチを食べた後「やまとの湯」で温泉浸かってから集合場所の学園前駅まで送って行きました。実はトムは両腕に刺青を入れてるので温泉は無理かなと思っていたのですが娘婿が付き合ってくれたので大丈夫だった様です。3日間のショートステイでしたが充実した時間が過ごせたと思います。娘夫婦と池上さんが協力してくれたお蔭で本当に助かりました。受け入れの時は協力してくれる人が居ないと難しいですね。

               

 

 :藤田: 留学生のチャールズ君と我が家に向かう途中、物理専攻の彼の口から突然「空海」の名前が出た時には驚きました。彼は「空海」についてとても詳しく、たまたま主人も司馬遼太郎の「空海の風景」を読んでいたので二人で話が弾みました。彼の専門の「物理」と「空海」の関連や物理の面白さ等を、彼は夕食後楽しそうに話していました。  

      チャールズが物理について説明をしながら書いたメモ

 

 

:岡本: 夕食中、受け入れたマッケンジーちゃんとわが娘が、大好きなミュージカル"High School Musical"の話で意気投合!その後、そのビデオをみることになり、二人は大熱唱!家族みんなでその歌声に聞き惚れ、歌が終るごとに拍手喝采!とっても盛り上がりました                 

                岡本さんは最近FFに入会されたとっても若い会員さんです

 

 

:吉岡: 私宅への訪問者は、中国からデラウェア大学に留学しているチン ジャオさん、財務、経済を学ぶ24歳の好青年でした。初めての男の人のスティでしたが、楽しく溶け込んでくれほっとしました。

小泉さん宅への中国の女の子、中森さん受け入れのアメリカの女の子二人と一緒に、茶筅の里、平城旧跡、早朝の春日大社、東大寺、薬師寺と二日間駆け巡りました。日本の歴史に詳しく、薬師寺でのガイドの説明を熱心に聞いていたのに驚きました。おでん、うどん、味噌汁、たこ焼きなども喜んでくれました。

蔭山さんの工房で藍染めを体験、ネックレス、折り紙などのクラフトも楽しんでくれました。爽やかな笑顔で”又奈良に来たい”と言ってくれた四人の若者との忙しくも愉しい三日間でした。 

             

      吉岡さん、小泉さん、中森さん、三日間共に行動                           新入会員の山本さんもデイホストで参加

             

(中央が小泉さん宅、両サイドは中森さん宅にステイした学生)                      藍染体験

:小泉:ホスト 3人一緒に行動したので楽でした。彼女は最初写真で受けた印象とは違いました。礼儀正しく、控えめでとても感じの良い学生でした。

:中森:二人ともシャンプーは月に1回しかしないと聞き、とても驚きました。彼女たちの毛髪は縮れているので、シャンプーは髪が痛むとかで、日々の髪の手入れはオイルでするようです。

 

6月30日(日)は午後5時 学園前駅で集合解散 

           

 学園前駅南口で再び全員元気に集まりました。 ホストの家族も多く見送りに来られて、和やかなお別れとなりました。“もう少し奈良にいたい”と言いながら一行は神戸樟蔭女子大学へと帰って行きました。

*次回は、奈良産業大学の学生13名のホームステイ(7月27~29日)の記事をアップします(*´∀`*)

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中部ブロック会議が奈良で行われました !!The conference of Chubu-area in Nara

2013年07月02日 | Other activities

   去る6月8日(土)に奈良クラブ主催で中部ブロック会議が行われました。会議には、奈良クラブの15名を入れて7つのクラブから合計52名が参加されました。会場は奈良公園内にある「国際奈良学セミナーハウス」で立地条件も良く、好評でした。

 

 今回の会議には日本のフレンドシップフォース事務局から石井嗣代代表と共に、4月からFFIのプログラムコーディネーターとして新たに採用された金元勅子さんも参加されました。

                     

 出席者の自己紹介が簡単に行われた後、早速会議に移り、いつもの通り和やかな雰囲気の中で熱心に討議がなされました。

 中部ブロック会議は毎年ブロック内の7つのクラブが持ち回りで主催する事になっており、今年は奈良クラブの主催で行われました。会議で話し合われる事が必ずしも決定事項になる訳ではありませんが、各クラブがお互いの情報を交換し合い、意見交換をする事にはほとんどのクラブが意義を感じており、基本理念を共有する人達同士が日頃の活動をより豊かなものにして行く為の刺激剤として、お互いが積極的に活用している行事の一つと言えるでしょう。

 

  近隣諸国との交流について、一つ面白い提案が出されました。FFIが毎年行う渡航希望先を提出する際、現実には近隣諸国を第1希望にするクラブはほとんどない為、交換が成立しにくいと言う現状を考慮して、中部ブロックが合同で渡航を申し入れる事にしてはどうかと言う提案です。これには、満場一致で賛成の意見が出され、FFIにも報告したところ、大いに支持するとの回答がありました。実際には、EDの選出が難しい等の問題もありますが、今後前向きに取り組んでいくべき共通課題として、期待されます。

  これは奈良クラブの手作りグループが今まで作成した作品の一部を会議室の前に展示したものですが、多くの人達から是非譲ってほしいとの要望が出た為に、希望者に販売されました。売上金は会場費や懇親会の費用に寄付されました。手作りグループの皆さんに感謝。

 

                        

 会議終了後、歩いてレストランまで移動し、すぐ横にある「子規の庭」を少しの時間散策しました。ここには正岡子規が愛でたであろう柿の古木(樹齢百数十年)が有り、風情のある庭の向こうに東大寺の屋根が見え、より奈良を感じて頂けたのではないでしょうか。

  

              

 懇親パーティーは全員参加で、和やかでとても盛り上がりました。クジで席を決めたので、それぞれが違うクラブの人達と色々な話が出来て良かったと思います。

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