Activities of FF Nara

You can see various activities of FF Nara with photos.

第17回ワールドフレンドシップデイ(WFD)

2025年03月19日 | Other activities

第17回ワールドフレンドシップデイ(WFD)

  3月16日「せせらぎ」会場で「スープとパンでほっこりと」をテーマにWFDの集まりを行いました。FFメンバー37名に外国人の招待者6名を加えて、総勢43名で10時から調理に取り掛かりました。皆さん手際よく11時30分にはサンドイッチ、ホットドックも出来上がり、ミネストローネ、クラムチャウダー、のっぺい汁などの世界のスープの味に舌鼓を打ちました。

 辻井さんの司会でFFの成り立ちやWFDの意義など話してもらい、続いてゲストの自己紹介があり、宇陀の古民家在住フランス人カメラマンの女性はじめ、エアーB&B宿泊中の韓国の方などのゲストと和やかに歓談し、WFDやFFのことも知ってもらえたのではないかと思います。   

 

 

*リーダー 鈴木喜美子(のっぺい汁)

 大和の「のっぺい汁」ということで、どんなものかわからずじまいの事前の試食会でしたが、アドバイスをいただき椎茸の汁、ごぼうの香りでほっこり感を増すことができたと思います。素朴な野菜の汁物は体にとても優しいのでお勧めメニューになりました。手際のいい班員のお陰で調理しながら洗い物も済ませることができました。今回はリーダーというすごーい大役を任されどうなるものかととても心配でしたが、係の方々のご配慮で、無事終えたことに感謝です。次回引き受ける方には「ナンクルナイサ」という言葉を送りたいと思います。

 

 

*(卵ときゅうりのサンドイッチ・杏仁豆腐)吉岡三枝

 きゅうりと薄焼き卵とケチャップをはさむだけのサンドイッチ、娘が幼稚園の頃一人で作ったのがきっかけで我が家の定番メニューとなりました。今では孫にも伝わり、集まって食べると"ほっこり"した気持ちになります。杏仁豆腐は仮家さんに教えて頂いたレシピです。二人のゲストとベテランの主婦、主夫達で、和気あいあいと楽しいクッキングでした。

   

 

*(ミネストローネ)大西博美

 ベテランのメンバーの皆さまのおかげで、順調にスタートしたのですが、最後水を加えるところで迷いが出て、水の量を間違えました。皆さんの奮闘のお陰でなんとか、あっさりしたヘルシーなミネストローネスープが出来上がりホッとしています。

 

 

*(ホットドッグ)西井昭子

 昔、子どもたちがいる時に良く作っていた懐かしの味で、簡単で早く出来るものです。しかしながらあのパン(邪魔にならなく、微妙な味付け)が中々見つからなくて、和束の近所のお店しか無いパンなのです。この簡単な調理ですがみんなで作る事、あまり普段接点がない方とおしゃべりする事に意義があると思います。みんなで作り上げ、集えた事で有意義な時間であったと思います。

 

 

 

*(クラムチャウダー・セロリと鶏のサンドイッチ)佐々木啓子

 クラムチャウダーは第1回目渡航でオレゴンへ行った際、ホストに海辺のクラムチャウダーレストランに連れて行ってもらったことを思い出しました。クリーミーでとてもおいしかったのですが、今回のレシピはクックパッドです。サンドイッチの具は珍しいかもしれませんが、うちでは定番です。

 

 

外国人のゲストを紹介

  

 

 

3月度例会

 WFDの集いの後は3月例会に移り、ニュージーランド渡航の写真を浅田さんがプロジェクターで映し、渡航者から感想を聞かせてもらいました。 

 

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「東南アジア青年の船」のホストファミリーに参加

2024年12月16日 | Other activities

「東南アジア青年の船」のホストファミリーに参加

 10月当初、内閣府が実施する「東南アジア青年の船」事業に参加する外国青年及び日本青年が、奈良を訪れた際に2泊3日で受け入れてくれるホストファミリーの募集依頼が、奈良県教育振興課から奈良国際交流団体を通して、FF奈良に送られて来ました。

 若い青年との交流はFF奈良にとっても大きな魅力なので、早速準会員を含めた全会員に募集案内を配信しました。

 参加外国青年、AZIAN10か国のうち9か国(ブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナム)からです。日本青年も参加していて、年齢は18歳~30歳です。

 募集案内をみて、会員の山下直子さんと、宮野知佳子さんが応募してくれました。会員ではないのですが、渡辺洋子さんから紹介された方も含め、計3名の方が、“フレンドシップフォース奈良”の紹介と記入して応募されました。

 今後、奈良県の交際交流事業に関われる一つのきっかけになり、今後の繋がりに期待したいです。

ホストをされたお二人の体験談を紙面を通してみんなで共有したいと思います。(記:内田)

 

       ・・・・・・・・・ホストをしての感想・・・・・・・・・・・

山下直子

 12月6~8日の3日間、シンガポールとタイからの女性二人のホストをしました。さすが国際的な活動に参加される若者だけあって、エネルギーに溢れていて、好奇心旺盛で、常に会話が止まらず、楽しく過ごさせていただきました。

終日フリーの2日目は、日中は清水寺に行きました。まだ紅葉が美しい境内で建物を拝観しながら、音羽の滝のお水をいただいたり、「胎内巡り」の体験をしたりしました。

3日目は、私がスタッフとして所属している精華町の多文化子育て広場のイベントに参加していただきました。手形や足形を使ってカードを作り、日本人家族とのグループトークで自分の国の年末年始の食べ物について紹介してくださいました。

2日目、3日目共に、日本人のリーダーのホストをされていた宮野さんのご家族と夕食をご一緒させていただきました。2日目は我が家で手巻き寿司パーティー、3日目は宮野さん宅でたこ焼きパーティーでした。刺身、日本酒、たこ焼きなど初めてとのことでしたが、積極的に作って、食べて、楽しんでくださいました。

 今回、前もってやりとりができない状態での受け入れだったので不安もありましたが、どんなものでも興味を持って体験してくださり、こちらが学ぶこともたくさんありました。紹介していただいて感謝しています。ありがとうございました。

 

 

                                                                                                                             

宮野知佳子

 我が家は日本人の受け入れで、2日間何をしようか逆に戸惑いました。奈良も京都にも何度もお仕事で来られているようでしたが、天極堂の葛や大仏プリンといった奈良スイーツを楽しんだり、日本らしいところで行ったことがない三重の忍者の里に遊びに行ってきました。忍者の里はいろいろな仕掛もあり、また海外の方を受け入れる際には候補にしても良いかもしれないと思いました。また、夜は同じホストをされていた山下さんご家族と2日間夕食をご一緒させて頂きました。山下さんのお家では手巻き寿司、我が家ではたこ焼きパーティーをして交流しました。シンガポールの青年と次男はポケモンゲームという共通の趣味があることが分かり、帰り際に「次はオンラインで会おう」と言われており、どんな形であれ、今は世界中の方と繋がりやすくなっているなぁとあらためて感じました。

 短い時間ではありましたが、船での出来事や世界中をとびまわって来られた話をお伺いできて楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

 

 

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愛知クラブへの国内交流の旅

2024年12月01日 | Other activities

愛知クラブへの国内交流の旅      11/26.27

26日 名古屋駅⇒名古屋市政資料館(ポトラックの昼食)⇒酒の文化館⇒ミツカンミュージアム⇒南吉記念館⇒亀の井ホテル

  去年の春の高見の郷桜見学ツアーから1年半、リターンエクスチェンジとして愛知クラブからお誘いを受け、奈良クラブ18名で参加しました。近鉄特急の中ではお喋りに夢中になり、車掌さんから注意を受ける場面もありましたが、あっという間に名古屋駅に到着。白木会長のお出迎えを受けチャーターバスに乗り込み、パーティー会場に行きました。この建物は元裁判所でレンガ造りの荘厳な建物で歴史的価値も高く見ごたえのあるものです。

 

 食事はポットラック形式ですが、奈良クラブに勝ることは無いと高を括っていましたが、とんでもない事で、素晴らしいお料理の数々に心もお腹も大満足でした。

 

 

 酒の文化館、ミツカンミュージアム、新美南吉記念館などを見学し亀の井ホテルに到着が5時過ぎ。30分後に宴会が始まるということで温泉は後回しになりました。

 

 

宴会スタート

 会長の挨拶、乾杯、お料理を頂きながらの歓談は和やかで楽しいものでした。

 

 それでお開きと思いきやゲームの時間があり、「坊さまめくり」というカードゲームをしました。これは愛知クラブの会員の方が開発したオリジナルゲームでとても面白く、海外の方にもわかりやすいルールなので奈良クラブも購入しようかと検討中です。

 

 

二次会

 盛り上がった宴会も8時過ぎには終わり、それぞれのお部屋に戻る事になりますが、飲み足らない顔、喋り足らない顔が多く、1つの部屋で18名が集まる事になりました。小さなツインの部屋で18名はぎゅうぎゅう詰めですが、工夫次第で狭くても集まれるもんだと学習した次第です。

 

 

27日 桃太郎神社⇒紅葉船⇒犬山城下町⇒からくり館⇒椿でランチ⇒犬山城⇒どんでん館⇒犬山駅⇒名古屋駅

 翌日の紅葉船は紅葉が期待外れのため残念でしたが、国宝の犬山城は見ごたえのあるものです。お城の近くでランチを頂きましたが、古い家屋を改装し素敵なレストランになっており、貸し切りにしているのでゆったりと食事ができました。ここは愛知クラブが海外からのゲストを連れてくる時によく使う場所で、1,200円にも関わらず満足できる内容でした。奈良もこのようなレストランが見つかったらいいのになぁと思います。

 

 

 

 

   

   

大きなトラブルもなく皆さんが無事に帰ってこられた事が何よりの喜びです。    福田 和美

 

 

    愛知クラブ 奈良クラブの国内交流の概要と雑感  澤田 由美子

 11月26日から27日にかけて愛知クラブとの国内交流に参加してきました。初日は名古屋に11時着。名古屋市政資料館でのポットラックパーティから始まり、半田では国盛酒の文化館 ミツカンミュージアムなどを見学、その後「ごんぎつね」の作者 新見南吉記念館を見学。夜は知多半島の中央にあるホテルに宿泊しました。

 翌日は桃太郎神社を訪れた後桃太郎紅葉船で犬山城へ。 からくりミュージアムでは犬山の文化や伝統技術を学びその後犬山城と城下町を散策しました。

 マイクロバスでの移動は2時間弱でしたが宿泊したホテルと名古屋の中心地を境にした犬山城の位置関係を知り、1泊2日というタイトな期間に関わらずおすすめの観光地を選んで連れて行っていただいたのだと思い改めてうれしく思いました。

 昨年、奈良にお招きしたお返しということで企画いただいた今回の交流会では、抱き合って再会を喜んでおられる姿が新人の私には印象的でした。

 又、名古屋の皆さんの行き届いた手際のよいおもてなしに感謝しつつ、私自身学ぶことがたくさんあり、今後に活かしていければと思っております。

 今回奈良側の取りまとめをしてくださった福田さんに参加してみない?と声をかけていただきました。仲良くなるにはまず一緒に遊ぶことだと思い、思い切って1泊してみました。結果、皆さんから様々なお声がけをいただき楽しく貴重な経験をすることが出来ました。いろいろ気配りいただいた「添乗員福田さん」にもあらためて感謝しています。

 以上が今回の交流の概要と雑感です。このような経験を通じて素晴らしい人々と出会い、学び、そして楽しむことが出来たことに感謝しています。   

 

福田さん、渡辺さん、色々お世話して頂き有難うございました。お陰で皆さん大満足の交流旅行でした。今回交流旅行に初めて参加された澤田さんにも記事のお願いしました。

 

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第33回 FF日本大会 in 東京

2024年10月27日 | ブリスベン受け入れ

第33回 FF日本大会 in 東京

 10月19日(土)第33回東京クラブ主催の日本大会が品川で開催され、奈良クラブからは12名が参加した。会場付近には多くの東京クラブメンバーが出迎え案内してくれた。

 180名を超える出席者のもと全体会議が開催され、ジェレミ会長のビデオメッセージで始まった。

ジェレミ会長からのメッセージはこれから始まる討議の問題提起になり良かった。

 次にクラブ紹介と会長の挨拶。今回は、全体会議からいろいろなクラブの会員が混ざり合う座席であった。会議中4回の座席交代で、多くの他クラブの会員との交流ができたのは非常に良かった。

 FFIボードの小泉さんの理事会報告、FRC大西さんよりFR会議報告があった。共にパワーポイントでの説明でよく分かった。新しい戦略をどのように実践していくかの説明。大西さんの「挑戦をおそれない!」が特に心に強く残った。

  グループ討議は、①「現会員の温存と新会員のリクルートについて」 ②「次世代(子供、孫)に伝えたい、FF活動で良かった体験」の二つのテーマで話し合われた。

 ・高齢化の中、受け入れが難しい会員が増えてきた。宿泊、食事、送迎、等分担している。

 ・会員の子世代に入会を勧めていくこと。地域施設、他の国際団体等に働きかけ、FFをアピールする行動を起こす。

 ・個人会員制度が、今後のFFの新しい道を開くポイントになるのでは。そのためmyFFに個人会員登録をできるメンバーを増やす努力が必要、等々。

・奈良クラブ作成の新しいリーフレットに多くのクラブ員が関心を示した。

 しかし、討議時間が不十分で、重要なテーマに対する掘り下げた話し合いにならなかたように感じた。

 懇親会等では、久しぶりに多くのクラブの会員同士が顔を合わせ、親交を温める機会が持てたことは大変良かった。また、東京クラブが用意してくれた手作りの“フクロウのブローチ”をみんなが胸につけての交流は、より連帯感が感じられた。あちらこちらで、再会のハグや、笑顔で話し合う姿が見られ、これが日本大会開催の大きな目的の一つでもあると思った。

次回日本大会は、西ブロックの“長崎クラブ”と決定。最後に長崎クラブ会長の“2026年長崎で会いましょう”の言葉で閉会した。

 

 

 10月20日(日)オプショナルツアー

 奈良クラブの5人は日本大会翌日、「佃、月島方面」のツアーに参加した。参加者はグループに分かれ、二人のガイドさんの案内で、“もんじゃ通り入口”を出発。

徳川家康が江戸に幕府を開く前からあったのは、小さな無人島、“石川島”だけだったが、その後埋め立てが始まり、佃島・月島が完成した。

月島は、東京築港として発展し多くの工場、倉庫が建てられた。そこで働く人の住まいができ、多くの路地があり、細い路地の奥に月島観音が祭られている。

 

隅田川テラスと呼ばれる川沿いは市民の憩いの場所になっている。

佃島は、今の大阪西淀区の摂津国佃村周辺の漁師たちが埋め立て工事を行ったことから名付けられた。また、つくだ煮発祥の地であり、江戸時代からの古い店舗も残っている。

海上安全の守り神の住吉神社の鳥居には、珍しい陶製扁額がある。

石川島は一番古くからある無人島で、時代劇で有名な長谷川平蔵が作った、“石川島人足寄せ場”があった。これは無宿人や、軽犯罪者の厚生施設として、当時では世界でもまれにみる画期的なものだった。

 

近年高層マンションが建ち並び中央区のなかでも人口が急増している地域だ。

ガイドさんの分かり易い説明で、初めてこの地を訪ねた私達にとって、多くの事を学んだ半日だった。

その後、私達5人は念願のもんじゃ焼きを食べに行った。もんじゃ通りには多くの店が並び店選びに迷った。

 

店に入ると、今度は焼き方もわからず、店のスタッフに焼いてもらい、食べ方のレクチャも受けた。初めて食べる味、関西のお好み焼きとはずいぶん違う。味が慣れてくると、そのおいしさがすこし分かってきた。でもやっぱり、お好み焼きの方がおいしいかな?(記:内田)

 

 

 

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ガイドと歩く “大阪城南、夕陽ケ丘史跡巡り”

2024年10月14日 | ブリスベン受け入れ

ガイドと歩く “大阪城南、夕陽ケ丘史跡巡り”

実施日:10月12日(土)       参加者:11名とガイドさん2名

 

 爽やかな秋晴れの当日、参加者11名環状線の玉造駅に集合。案内役のガイドさん二人から行程の説明を受ける。2班に分かれ出発、早速 道標発見。 

 三光神社に到着。ここは、大阪城の出丸城(真田丸)があった場所と言われており、陣中指揮姿の幸村像がある。「真田の抜け穴」といわれる大阪城までの暗道が今も保存されている。

 真田幸村、猿飛佐助「いざ出陣!」 誰かわかりますか? 

 全国で80か所も作られた陸軍墓地の中で最古で規模も最大の旧真田山陸軍墓地。西南、日清、日露戦争の墓碑5091基があり、納骨堂には太平洋戦争などの遺骨等8249基が納められ、捕虜となった清国やドイツ兵の墓もある。  

 現在は、明星学園となっている、真田丸顕彰碑の前を通り、どんどろ大師(善福寺)に到着。ここは大阪夏の陣の戦死者をともらう寺で、門前は近松の「お弓、おつる別れの場」となったところだ。

 

 心眼寺は真田幸村、大介親子の冥福を祈るために建立された寺で、幸村の墓石がある。(あちこちにあるらしいが・・・)  

 しばらく歩くと到着した蓮生寺。堂内には等身大の涅槃像が安置されている。この像は仰向けの涅槃像で珍しい。痛むところを撫でて信仰祈願すると平癒するとの事、参加者こぞって全身を撫ぜていた。年を重ねると、全身に不具合が出てくるのは仕方ないのかな?

 記憶に残らないほど次々と多くの寺を訪ねたが、その中には、近松門左衛門、井原西鶴、織田作之助等の有名文人の墓もあった。 

 

 11時頃、近鉄上本町駅に到着。ハイハイタウンで昼食を摂る、みんなが選んだ場所はうどん、そばのレストラン。約45分楽しくランチタイム、お弁当のないのはほんとうに助かる。

 

 午後からは、夕陽ケ丘界隈の四天王寺、一心寺、茶臼山を目指すコースだ。1時、地下鉄で移動。

 四天王寺、ここは大阪に住んでいる人にとっては子供のころからの馴染み深いお寺である。まず訪れたのは、石の鳥居。日本三大鳥居の一つで国の重文。ここは、古来より極楽浄土の東門にあたると信じられており、春秋彼岸の中日には今なお、夕日を拝む日想観が実施され、多くの人々が訪れる。 

 昭和37年、松下幸之進寄贈により再建された西大門は、極楽に通ずる門と言われている。

 広い境内をガイドの詳しい説明で巡る。参加者は初めて知ることも多く、興味深い時間だった。ガイドは、私達の質問にも丁寧に答えてくださった。また、外国人の参拝者が多いのにも驚いた。

 

 毎月22日は無料で拝観ができ、2時からは寺の僧からの講話も聞ける。興味ある人はぜひ訪れてほしい。

 安居神社、ここには真田幸村の戦死跡碑がある。大阪夏の陣、この地で戦死した幸村の無念が伝わる思いである。 

 

 一心寺に到着.当寺は全国からの納骨が多く、その遺骨で作った阿弥陀仏が安置されている。境内には、有名人の墓も多く、断酒祈願に訪れる本多忠朝の墓もある。

 

 最後に訪れたのが、大阪夏の陣で、家康の本陣があった茶臼山。ここは、両軍対峙の最前線であり、夏の陣の痕跡が多くの残るところでもある。

 参加者は、標高26メートルの茶臼山に登頂し、三角点の前で万歳!

 

 最後の解散場所は、天王寺のシバテン前、ここでガイドさんとお別れ。ガイドさんから参加者の健脚を褒められた。みんなまだまだ若いですよ。 

 日差しにまだ残暑も感じたが、爽やかな秋の気配の中の歴史散策は、多くの学びがあった一日だった。皆さん、お疲様でした。        (写真:乾 真理  文責:内田 堯子  )

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