「町家の雛めぐりと壷阪寺大雛曼荼羅」鑑賞 2021・4・4
奈良いいとこ発見プロジェクト
今回、高取町の町興しイベントでもある「町家の雛めぐりと壷阪寺大雛曼荼羅」の見学に行ってきましたので報告します。
目的 伝統的な日本文化の一つでもある「ひな祭り」を受入れ時のオプションプログラムの一環として紹介することが出来る
実施日 2021・3・31 (水)
参加者 大西(弘)、大西(博)、河村、蔭山、濱田、松本、若林 (敬称略) 計7名
高取町の公式スケジュール
「町家の雛めぐり~花めぐり」 開催期間 3月1日~3月31日江戸時代の風情が残る町並み(土佐街道)では、町家や商店約60軒がひな人形を飾り公開しています(おひな様展示中の看板が目印)
「壷阪寺大雛曼荼羅」 開催期間 3月1日~4月18日
本尊十一面観音が祀られてる礼堂と、大講堂には、約2500体のお雛様が展示されています。
「アクセス」 近鉄西大寺駅→橿原神宮前駅 (吉野行に乗換え)→壺阪山駅 (バスで約10分)壷阪寺に到着
壷阪寺入山料 600円 (ひなめぐりマップ提示で100円の割引)
壺阪山からバスで壷阪寺に向かう。青空と満開の桜が私たちを迎えてくれました。先ず、大講堂に展示されているおひな様の数に感嘆の声。大釈迦如来石像(壷阪大佛)を間近に眺めながら上がって行き礼堂でのおひな様を鑑賞する。
壷阪寺門前
大講堂
明治初期、失明回復祈願にまつわる夫婦愛を描いた浄瑠璃「壷阪霊験記」で知られるお里沢市の像や、沢市が身投げしたと言われる谷もありました。
礼堂
町家メイン会場
帰りは鶉町(うずらまち)で途中下車し、土佐街道を散策しながら町家のおひな様を鑑賞しました。どのおひな様にもその歴史やご家族の思い出があり、また、希望や願いなどのメッセージがそえられていました。ランチは偶然見つけた薬膳料理「花大和」はミシュランに登録されており、珍しい黒貢米の粥定食(1200円)を食べ、店主から薬膳のお話を聞く。
参加者の感想、意見
*好天で桜が満開のグッドタイミングであった
*町家の雛めぐりと壷阪寺大雛曼荼羅の開催期間が1ヶ月~1か月半あることから、この時期の受入れオプションプログラムとして 計画しやすい
*歴史的にも興味深い壷阪寺と高取城址(日本一の山城としてNHKでも紹介)とを組み合わせ1日コースにしたらどうか、の案もあったが高齢者にはハードだと思います(ハイキングコースならOK)
*壷阪寺には駐車場もあり車でも行けます
記 若林裕子
町屋のおひな様
桜井方面歴史探訪記 奈良いいとこ発見プロジェクト 2021,4,4
「るるぶ」の(る)は見るのる、「るるぶ」の(る)は食べるのる、「るるぶ」の(ぶ)は遊ぶのぶ、奈良いいとこ発見プロジェクトは、そこにもう一つ学ぶの(ぶ)を付けて「るるぶぶ」を開拓、発見していきます。
4月3日(土)桜井方面歴史探訪に行ってきました。河村さん、蔭山さん山城さんご夫婦、今澤さん、山本さん、福田、合計7名。
まず刀工の月山道場、鎌倉期から活躍した刀工が現在まで受け継がれ、三輪山の麓を拠点に作刀されています。皇室御用達でもあり一振りを作るのに一年程度要するそうです。その厳しい世界をお聞きしVTRで作品への思い入れを垣間見ることが出来ました。
その後、桜吹雪の中、大美和の杜展望台から大和平野を一望でき、二上山や大和三山を、また後方の三輪山を拝んできました。
ランチタイムはコロナ禍でもあり、レストランではなくお弁当持参で輪になって美味しく頂きました。大笑いしながら楽しくお喋りでき、童心に帰ったようです。
ランチの後は「黒塚古墳」1997年の本格的な調査により規模と形状が明らかになりました。盗掘にあうこともなく沢山の埋葬品が発見され展示されています。
お天気にも恵まれ、今澤さんのガイドに感謝するとともに、これからも「るるぶぶ」を目指して活動を続けていきたいと思います。 記 福田
月山道場
黒塚古墳