第4回 ハイキング “笠置の自然と歴史にふれあう”
11月19日土曜日 前日からの天気予報、降水確率60%にも関わらず12名の参加。
JR奈良駅から加茂駅で乗り換え笠置駅へ。笠置駅舎で雨に備え雨具を着用。少し行くと登山口。高さ約290mの笠置山は、木津川の南岸にそびえ、修行場、巨大石を中心に自然物信仰山として知られています。少々きつい坂を登ること50分。そこは笠置寺。正月堂前のご本尊の弥勒大磨崖仏は1300年前に描かれたお姿は現在光背の形が残るのみで、肉眼では見ることは出来ませんでした。
その笠置寺は、鎌倉幕府倒幕を企てた後醍醐天皇は失敗し篭り、再び楠木正成らと倒幕の計画の話し合いがなされたが、火をはなされ失敗に終わりその後、隠岐の島に流されたという後醍醐天皇のゆかりのあるお寺です。修行場を一周してもみじ公園へ。そこは一面に敷き詰められたもみじのじゅうたん!雲の間から青空も見え、より鮮やかな紅葉を見ることが出来ました。まさに見頃でした。落ち葉を踏みしめながら笠置駅へ。途中わかさぎ温泉の看板を横目に見ながら一行は家路へ。
リーダーの藤田さんが19日の時間帯別の予報降水量を調べて下さり、ハイキング実施の判断。大した雨にも合わず、楽しいハイキングになったのも参加者の平素の行いの良さと、下見などでお世話下さった方々のおかげです。感謝!
樋室 冨佐子