Activities of FF Nara

You can see various activities of FF Nara with photos.

久々のハイキング その2

2012年09月23日 | Event Group

〈その2〉 それでは当日の作品をご紹介します。

 1.ほていには およそにつかぬ花姿 乙女あおいぞ 相応しからん (YK)

 2.つつましく ないかつ強き ホテイ草 (FK)

 3.空の青 艶葉をしたえ ホテイ草 / 青涼し 丸葉押し合う ホテイ草 (KY)

 4.大和路に 色控えめに ほてい草 (FY)

5.ホテイ草 金魚の素敵な 隠れ宿(やど) 藤紫の 花の天窓 (HH)

6.本薬師 はるばる来たり ほてい草 (OH)

7. 飛鳥路の 花爛漫 ホテイ草 (SK) 

8.人を呼ぶ 薄紫の 休耕田 (SK) 

 

 





 ↑ 上2枚、下の写真は、いずれも田平茂樹

9.アキアカネ 紫風(しふう)の中を 通り抜け (UT)

10.満開の ホテイアオイに 迎えられ / 楚々とした ホテイアオイに 魅せられて (NH)

11. 咲き誇る けなげなまでの ほてい草 明日の運命(さだめ)を 知ってか知らずか(KH)  

12.ホテイソウ 古代と現代 紡ぐ花 / ホテイソウ むかしのにぎわい 呼び戻す

     アキアカネ アオイの海に 染まず飛ぶ / 麦畑 今、ホテイソウで 人を呼ぶ

     ホテイ花 いにしえの里 ブルーに染め  (以上の5編 FH) 

13.緑葉に 映えて気品の ほていそう (画とともに 高尾ハツ子)↓

           

14.写真 以下の2枚 ↓ 濱田延子

15.絵手紙風に 栗原一栄                16.葉書にしたためて KY     

           

17.俳句3首と写真2枚 YH 

なにおもう ぶっとうかなし やくしどう / いにしえの みやこのあとは ほていいろ

きよきひと たたずむおかに ほていかな

 

 

 


 


 

 



 初めての試みで、ハイキング参加者の皆さんの作品を、このブログ誌上で載せてみました。一部、実名の方もありますが、お名前は敬称略、アルファベットで表しています。

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久々のハイキング その1(2まであります)

2012年09月18日 | Event Group

ホテイアオイ観賞とガイドと歩く今井町歴史散策

〈その1〉 まだ残暑厳しい9月14日(金)に、過去最高の31名の参加者で、今年度2回目のハイキングを実施しました(※印以外、内田堯子記)。

最初に、本薬師寺跡の休耕田に定植された「ホテイアオイ」(ウオーターヒヤシンス)を見に行きました。

    

※本薬師寺跡は、橿原市の畝傍御陵前駅を下車して、10分ほど歩いたところにあります。背後の木の下が本薬師寺

ホテイアオイは南アメリカ原産で、明治時代観賞用として持ち込まれたもので、繁殖力が強く、他の水生植物の生育や、水路を妨げるものという印象を持っていました。しかし、大和三山に囲まれたのどかな田園に広がる「ホテイアオイ」は今までの印象をまったく払拭するみごとな美しさでした。時折吹き抜ける秋風を感じ、花を愛でながら、ゆったりと心安らぐひと時を過ごしました。

参加者は、写真、スケッチ、そして俳句、短歌にその感動を表しました。

その後、飛鳥川のほとりを川面からの涼やかな風を受け、「おふさ観音」までハイキング!

      

※頭上にあるのは風鈴。風鈴祭りもこの時期におこなわれています。10月にはバラ祭りがあります。

 おふさ観音では、日本庭園の中にある茶房で昼食をとりました。皆さんには弁当を持参しないハイキングは、今回が初めての試みでしたが、広いお堂でゆったりとしたランチタイムがとれ、好評でした。  ※ハーブカレーを頂きました!

 食後、俳句、短歌の発表会で盛り上がりました。(その作品は〈その2〉でご紹介します!お楽しみに)

午後から今井町散策へ 交流センター「華甍館」で、ボランティアガイドの戸村・石井両氏と合流。そこからは2班に分かれ、両氏の案内で「今井町の古い町並み」を散策しました。  

 今井町は戦国時代、一向宗の布教拠点として誕生し、寺内町として発展しました。その後「海の堺、陸の今井」と呼ばれるほど物と文化が華やかに行き交う町に なっていきます。そして、「大和の金は今井に七分」といわれるほどの財力を持ち、江戸時代にも自治的特権も与えられました。

 そして現代も、江戸時代そのままのたたずまいと情緒を残しています。国の重要文化財が9件の中で今回、今井の中心となった「称念寺」、惣年寄の筆頭の民家「今西家」、幕末末期の比較的新しい町屋「高木家」を重点に見学しました。

 ※今西家住宅 天井の柱3本のいわれを聞いて そこに暮らす人々に便利なように工夫されたそれぞれの家は、土地の風土や自然、歴史をはっきり反映していて、貴重なものです。

 


 


 

よく保存された町並みに立つと、古い時代にタイムスリップしたような錯覚に陥りました。

 

また、それぞれの当主の説明から、町並みを保存するための意気込みと努力、そしてなによりそこに住む誇りを強く感じた2時間でした(以上 内田堯子記)

◆次回は紅葉を楽しむハイキングの予定です、お楽しみに。 

◇FF奈良のイベント部長と副部長 ※暑い中、下見に加えて、当日のいろいろなお手配をありがとうございました~参加者一同

 

 

 

 

 


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