サンディエゴ カウンティクラブ(カルフォルニア USA)受け入れ HC 池上世子
令和元年5月12日(日)~5月15日(水)
風薫る五月、令和になって初めてのゲスト、サンディエゴから12名の皆さんを受け入れました。一行は長崎にストップオーバーで4日間滞在し、同じく3泊4日で奈良に来られました。3組のご夫婦、5名の女性、1名の男性です。笑顔の対面となりました。
5月12日(日) 晴れ 奈良に到着
午後3:18 JR奈良駅に到着。FF奈良の旗を広げて会長、副会長と共にお出迎え。集合写真撮影の後、それぞれのホスト宅へ向かいました。
5月13日(月) 晴れ フリーディ
4組のホストファミリーが高山茶筅の里を訪れ、カジュアルなお茶会を楽しみました。他に和束茶畑、信楽、伊賀上野忍者村などを訪れた人達もいました。新緑の清々しさをみんなで満喫しました。
高山茶筅の里
和束茶畑
5月14日(火)曇り一時小雨 奈良公園散策 (案内 中嶋 藤田欣吾 辻井)
午前10時に南大門前集合、全員で写真撮影の後、3班に分かれて東大寺、二月堂などを巡り、あぜくらやで昼食。午後は春日大社、奈良まち散策など自由に行動しました。
まち家で絵手紙体験,正座はきつそう…
サンディエゴクラブが奈良鹿愛護協会に50$の寄付をされました。(出産シーズンで小鹿と母親の保護観察、又は病気、けがのケアなどの様子を知ることが出来ました)
寄付をするJackieさん
歓迎食事会 PM6:00~8:00 於:アルション 司会 福田 参加者 43名(うち子供6名)
HC池上さん、佐々木会長の挨拶に続き、藤田さんの音頭で乾杯、ビュッフェスタイルの食事、歓談と昼間の疲れも忘れる楽しい時間となりました。手作りグループからは角交箱(折り紙、おかき入り)のプレゼント。ACのJackieさんから感謝の言葉を頂き、ゲストの皆さんが歌を披露してくれました。最後は全員で輪になって「茶摘み」を歌いました。
輪になって手拍子しながら茶摘み合唱♪♪
5月15日(水)晴れ 奈良を出発
午前10:00 再びJR奈良駅に集合、12名全員元気に京都に向かいました。二泊の京都滞在中、JRパスで姫路城にも行き、その後Mt.富士山梨クラブに3日間ホームスティし、更に東京観光した後、5月22日帰国の途に着かれました。3泊4日の滞在はあっという間で少し心残りでしたが、来た時以上の笑顔を残して奈良を後にしてくれた皆さんにほっとしました。ホストの皆様、様々な行事に関わって下さった多くの人達、ありがとうございました。
7名のホストの皆さんの 感想
山根比佐子
Nancy&Andy、素敵なご夫婦をお迎えしたあっという間の楽しい充実した4日間でした。お二人とも、お料理に非常に関心をお持ちで,Nancyさんはcooking teacher&food stylist,Andyさんは食通、そして食材は可能な限りご自宅で栽培されていらしゃるそうです。和食にも大変興味があり、食事時は説明、レシピ、写真で連日長時間を要しました。私の得意分野ではなかったのですが拙い手料理にも満足して頂き安心しました。お二人は初めての日本訪問で、最大の関心事は食関係、特に和食でした。ご希望で、ショッピングも野菜の種の購入(牛蒡、日本種ミニトマト等)、野菜の苗木を見て回る等を楽しまれました。ご希望に添えたおもてなしが出来ていれば嬉しいのですが… 。
石橋信子
今回受け入れをしたPatさんは、以前にも来日されたようですが、とても日本文化に興味を持つ方でした。10年ほど前、近所に住む日本人の男性に墨絵を教わり、今も続けておられます。奈良公園の散策の途中で墨を購入されたり、能楽ホールの能舞台を見て「美しいわ!!」と喜ばれたり、国立博物館の前では「入館できるの?」「墨絵展はないの?」と仰っていました。3日間という短い滞在にもかかわらず、古風でシンプルな日本文化を楽しもうとする彼女に感心すると同時に、改めて「日本の文化はすばらしい!!」と誇りに思いました。
濱田延子
今回のサンディエゴの受入れではボブとパウラ夫妻のホストをしました。ボブは73歳で「リーチャー」という「物をつかむ便利グッズ」を企画設計する会社を経営しており今も現役。奥さんのパウラ(63歳)も公認会計士なので確定申告の時期は忙しく毎年4月を過ぎてから長い目の休暇を取り2人で海外旅行に行くそうでとても仲良しのご夫婦です。息子さん達は29歳と27歳で次男はボブの会社に最近入社されたそうです。彼らがFFに入会したのは6年前ですがHCやACの経験もありホストも何度も経験されていてボブはサンディエゴクラブのホームページも担当しています。受入れ1日目の夜は我が家でささやかなホームパーティを開き、メニューはカレーライスとギョーザと焼き鳥、日本の典型的な家庭料理を用意し、阪井さんと浅田さんにも参加して貰いました。ボブからお土産に頂いたのが「リーチャー」でしたがどんな時に使えば良いかなぁ、、、でも話題にはなる商品です。ボブもパウラもお酒が飲めるので日本酒を勧めながら皆で会話が弾む楽しい一時を過ごしました。2日目は池上さんとジャッキーとキャンディと私達の6人で高山竹林園に行くと偶然石橋さんとパット、浦林さんとマイクとスーも同時に来られていたので、皆で一緒に楽しくお茶の体験が出来、まるで貸し切り状態のようで、アンバサダーたちは日本庭園の眺めに心が癒されたようでした。午後からはけいはんな記念公園の水景園を見学に行きましたが、ボブとキャンディが足が悪くて歩くのが辛そうでした。夜は「かつ喜」でとんかつを食べましたが、皆とても気に入ってくれた様です。3日目は奈良の東大寺から二月堂~春日大社~ならまち「にぎわいの家」では、丁度絵手紙体験を無料でしていたのでトムとキャロルとパウラが体験されました。パウラはあらゆるウェブサイトを利用していて、iphone使用者が共通で使える便利なサイトも教えて貰いました。Lineでも繋がったので奈良を離れてからも写真を送って来てくれます。2021年には運が良ければサンデェゴクラブとのリターンエクスチェンジが出来るかもしれません。もし実現したら是非参加して彼等と再会したいです。
池上世子
我が家にお迎えしたのはACのJackieさんとCandyさんの明るい女性2人。初日は家族と夕食を共にし、2日目は長崎からの疲れもあるため、一日ゆったりと過ごしてもらえるようにフリーデイを楽しみました。ゆっくりと朝食をとりながら、何をしようかと話してから、おもむろに近場の高山茶筅の里に行ってみると、びっくり、ほかの皆さんとばったりお会いし、FF会員とアンバサダーだけでお茶と茶室、そして美しい庭園を満喫。お茶のマナーや部屋のしつらえ、雰囲気など楽しまれた様子でした。午後は少し足を痛めていた方がおられたため、おもむろに自然の豊かな5月の新緑を楽しめる京阪奈公園に赴き、これといって時間に追われることなく、何かしらゆったりとした時間を過ごし、双方にとって、それこそ一日を満喫できたのがよかったと思います。夕刻は買い物、夕食会とそれぞれ過ごしました。14日の奈良公園、いつも通り東大寺コースの後、昼食後は自由行動で、春日大社、そして今回は初めて奈良鹿愛護会に寄付金を持参して、鹿園を見学させてもらえたのが印象的でした。アルションの食事会では、手作り同好会から角交箱のプレゼントがあり、皆さんとても嬉しそうでした、パーティでは、日本・アメリカ双方で歌を歌い、和やかな雰囲気で短かった滞在でしたが、大いに楽しめてよかったと思います。アンバサダーの皆さんは出発前に積極的に日本の文化、言葉を学ばれ、来日されてから、ますます日本のファンになったらしく、とても喜んでくださいました。日本滞在中はずっと晴天に恵まれ私たち日本人にとってはうれしいのですが、彼らにとっては五月雨もまたうれしいようでした。
浦林直子
今回サンディエゴから我が家に滞在されたのは、しっかり者の奥さまSueと、茶目っ気たっぷりでちょっぴりおふざけなMikeのご夫婦。西海岸のきれいな発音の英語で、色んな話で盛り上がりました。特に1人孫のEmmaの話題になると、甘やかしているの〜と笑いながら、高機能自閉症である彼女の特別な英才教育について、お友達との関わりについて、日本の学校制度についてなど深く話が及びました。又、フリーデイには高山竹林園での茶道や、桜井市に住む妹の所でイチゴ狩りや玉ねぎの収穫を楽しみましたが、その道中やアクティビティ中にも、見るもの聞くもの全てに興味を持ち、色々質問して来られ本当に日本の文化や人々の生活に関心を持っておられるのが感じられました。8月からミシガン州に語学留学することになっている長女に「スクールは高い。家に来い。ママも妹も来い。ずっといたら英語なんか喋れるようになる!」と熱心に勧めてくださったし、行こうサンディエゴ🇺🇸。
吉岡三枝
台湾に続き今回もすてきな中年紳士が我が家にスティしてくれました。Tomは日本が大好きで以前にも来たことがあり、少し日本語を交えて話し、畳の部屋と和食がいたくお気に入りで、お箸も上手に使いコーヒーより緑茶が好きでした。沢山の質問にたじたじの私の不十分な説明にもいつも笑顔でした。車のナンバーが4桁でその前にひらがなが書いてあるのはなぜ?桁をふやせばいいのに、、、と言われ今も解りません。車の台数の多い中、数字は4桁が覚えられる限界なのかと思ったりしています。奈良公園散策、和束お茶畑、信楽、伊賀上野と駆け巡った二日間でしたが、早朝近所の公園を散歩し、庭のイチゴを収穫した朝食はゆったりした時間でした。次回は奥様とご一緒に、、、と言った私達に残してくれたthanks mail にちょっと泣きそうになりました。青い目のTomさんいらしてくれてありがとう、奥様に会いにサンディエゴにきっと行きますね。今回も沢山の人にお世話になりお礼申し上げます。
道上恵子
今回のゲストは73歳のキャロルと76歳のエリー。二人はプライベートでも大の仲良しで、本格的なコーラスグループにも所属されていて、そのグループでも一緒によく海外に行かれるとの事。キャロルは会長の経験もあり、FFで2度目の日本訪問でした。日本でしたい事、行きたい所は特にないという事だったので、フリーデイにはお茶畑を通って信楽に行き、そこから山道を通って伊賀上野へ抜け、城、忍者屋敷で忍者ショーを見る、という我が家の受入の定番コースで、吉岡さん、ゲストのトムさんと共に一日過ごしました。今回は和束にお住まいの西井さんから、お茶畑が見渡せる素敵なカフェが4月に出来たとお聞きして、立ち寄って美しい景色を見ながら抹茶のジェラートを食べました。夜は我が家のデッキでみんなとこれも定番の鉄板焼きをして盛り上がりました。前日の吉岡宅での串カツに続き、日本人はこんなに次々食べてなぜ太らないの?と質問されました。サンディエゴは娘が7年ほど住んでいて、そこで結婚式を挙げ、私も3度訪れた大好きな場所なのでホストが出来て良かったです。
短い受け入れでしたが、新緑の奈良を楽しんでもらえて、私達も日本が好きな皆さんと一緒に過ごした楽しい四日間でした。 受け入れに関わって下さった皆様ありがとうございました。