2019年 第4回 FFハイキング (通算66回目)
比叡山・坂本ハイキング
9月20日(金) 晴れ 参加者21名
朝、出発地の出町柳駅では、いきなり人気の叡山電車の新型車両「ひえい」に乗れるという幸運に恵まれました。
八瀬比叡山口で下車し、約100年前に開通したケーブルカーとロープウエイを乗り継ぎ、山頂口に到着。
ここからハイキングがスタート。ゆるやかなごろごろ石の下り坂を歩き、杉林を抜けると西塔と東塔の分岐点に到着。
「行きはよいよい帰りは怖い」という大西リーダーの話に気を引き締め、下り階段を降りました。途中、修行のお堂(にない堂)を通過する時は、邪魔にならないようお喋りを中断、最初の目的地、釈迦堂に到着。
記念写真後、もと来た道を戻り、お昼すぎに延暦寺の中心エリアに到着。お楽しみの昼食は全員で古くから修行僧も利用してきたという「鶴喜そば」で定食を頂きました。
ひと休みして、延暦寺の中心、根本中堂へ。現在、工事中で外観を見ることはできませんでしたが、お堂の中と普段見学できない屋根の葺き替え工事を見ることができました。
お堂の中は薄暗く、訪問者の目線で拝めるよう仏様が配置され、1200年間、炎が絶えたことがないという「不滅の法灯」が正面に置かれ、荘厳な雰囲気を味わうことができました。
続いて訪問した大講堂では、かつてこの地で修行した仏教の開祖の像や肖像画がずらりと並び、あらためて、ここが日本仏教の「母なる山」であることを実感しました。
大講堂近くの鐘楼では、参加者が1打50円を払って「開運の鐘」をつき、盛り上がりました。翌日のNHK番組ブラタモリでタモリさんもこの鐘をついていましたね。
帰りは琵琶湖方面に降りる日本最長の坂本ケーブルカーで一気に(約10分)下山。
そこから歩いて約10分で最後の目的地、日吉大社に到着しました。紅葉時期は混雑する神社もこの日は閑散としていて、2千年の歴史ある大社の中心、西本宮を見学。
その後、JR坂本駅で解散しました。
台風接近で心配しましたが、当日は晴天に恵まれ、全員トラブルもなく爽やかな秋空の下、楽しい一日を過ごすことが出来ました。皆様、お疲れ様でした。(辻井記)