Activities of FF Nara

You can see various activities of FF Nara with photos.

Western North Carolina渡航

2019年10月31日 | Outbound Exchange

Western North Carolina渡航         令和元年10月2日~10月16日

Western North Carolina club に男性4名、女性15名7泊8日Greater Atranta clubに男性2名、女性11名4泊5日滞在しました。

WNCクラブはreturn exchangeで(3年前、2日間奈良にホームスティ)、当初交渉を進めてもなかなか手応えがなく不安なスタートでした。ところが空港に着くと満面笑顔の歓迎で7泊も大勢でお世話になりました。整備された自然豊かな街に滞在すると彼らのゆったりとおおらかな性格も納得。案ずるより産むが易しってこのことかしら?アトランタは一歩町に出れば肌の色の違う人に出会い、歴史館、人権センター、マーガレットミッチェルの家を訪ねて、南北戦争時代や人権運動に取り組んだ人々の歴史にひどく心打たれました。近代都市アトランタはCNNやコカ・コーラなどのビル群が林立する、傍らオリンピックの跡地には整然とその栄光を忍ばせる一面も持ち合わせた複合都市です。今回の旅はそれぞれ異なった特色のある町を一度に両方楽しむことができました。どちらのクラブも役割分担や多くの方々と交流できるよう工夫されており、ホームステイの魅力を再確認し参考にしたいと思います。時期は紅葉にはまだ早かったですが町はすっかりハロウィン気分。いま秋の夜長にアメリカの人たちのご厚意と同行の友に感謝です。     AC    木村洋子

 

10/2 辻田和代

さぁ、出発。山城さん、フラッグをありがとうございました。

 

10/3  前野美佐子

やっと、アシュビルに着いたぞ。私たちのホストのキャシーさんとウエルカムパーティへ。34年前に日本で買った藤娘のブラウスを着て!

 

 

10/3 田中忠夫・征子

ビルトモアハウス、ブルーリッジ山脈、チムニーロック、レイクルアー、グラスフォールズなどアッシュビルの美しい景色に感動。ホストのCarolやJackとも直ぐに打ち解け、楽しい食事、会話が弾み、Jazz Liveにも行き、パーテイでは歌を歌ったり、紙飛行機を飛ばしたり思い出いっぱいの旅でした。これもFriendship Forceのお蔭と感謝しています。

 

 

10/4 湯浅総平

 ビルトモア・ハウスに行きました。少し汗ばむくらい、とてつもなく広くて敷地は約8㎞四方に渡ります。個人の住まいしては世界一の規模を誇り、ファーム、ワイナリー、庭園等々ハウスについては、まるで王家の宮殿施設並で豪華絢爛の極です。世界中から文武両道の才を示す資産が満載でため息の一日でした。

 

 


10/5  湯浅順子

午前中はそれぞれのホストと一緒に行動され、午後3時30分に集合してLake lure boat tourで遊覧船に乗り、遠くにはChimney Rockが見え、午前中に登った方もおられました。少し肌寒く湖の周りには別荘宅があり、ガイドしてくれた男性が余りにも早いスピーチで何もわからなかったです。夜の8時からはHorse showを見ました。 

 

 

10/6  中森恭子

今日も一日中自然の中の walking。 ''Glass Falls''や''Forest school''の 跡地の見学だったこの森の専門学校は1898年にアメリカで初めて創られたらしく、アッシュビルの人達はとても誇りに思っているようだった。水の綺麗な事も自慢しておられた。夕食はそれぞれの ホストのプランで 様々だったようですね。

  

 

10/7   福田和美

皆さんそれなりの服装で市庁舎前に集合。今日はヘンダーソン市長に面会の日。小柄な女性ですが3期、10年を務めるベテラン市長さんで、ホストに聞くと市民からの評価もかなり高いそうです。市内のそこかしこに熊のオブジェがあり、毎年それらが個人、企業、団体などに買い取られ、市の財政の助けにもなっているそうで、うまく考えていると感心することしきりです。

 

 

10/8    西井昭子

そろそろノースカロライナのステイも終盤に差し掛かってきました。今日は10時に集合して『Asheville walking tour』でした。市役所、裁判所他、及び協会等をホストのガイドでの官庁街のツアーでした。古きをどこかしこに残しての建物は人間性を物語っていました。

 

 

10/9  山城武夫・やよい

渡航7日目、朝からはアメリカの詩人、作家、編集者のCarl Sandburg Home National Historic Siteを訪れ、その後場所を変えて、Farwell Party が始まり、AC木村さんは訪問の挨拶で、お料理のGrilled pigletにkiss! 一方、交流の中で、Hostの皆様と紙飛行機を作り、飛行距離を競い合い、楽しいひと時を過ごしました。

 

 

10/10 渡辺邦重・妙子

アッシュビルでの思い出を胸にアトランタへと向かいます。空港で涙のお別れをし、見えなくなるまで手を振って見送ってくれたBillとKaren。ほんとに素晴らしいカップルでした。アトランタ空港では明るく元気なVickyが待っていてくれました。私達夫婦と石橋さん、三人がお世話になります。

 

 

10/11  山根比佐子

盛り沢山のスケジュールでした。最初に訪れたのは、コカコーラ本社で、過去のボトル、各国の宣伝ポスター、各国の味の違いを試飲できるブースなどがありました。その後徒歩で、オリンピック記念公園を通りながら、CNNスタジオに移動して、世界に発信中のlive放送もガラス越しに見学でき興味深いツアーでした。最後にcivil rightsセンターに行き「人種のるつぼ」である、アメリカの問題点を肌で感じることができました。タフな一日でした。 

 

 

10/12  石橋信子

午前中は其々自由に過ごし、午後からは皆ダウンダウンの東方に移動しました。Historic Squareでは、1800年代の古い家.庭園.農場を見学し、当時の人々の生活を教わりました。Stone Mountain Parkでは、ハロウィンの飾りとアトラクションを楽しむ沢山の見物客で賑わっていました。3人の英雄のレリーフがある、高さ27m幅58mの巨大な花崗岩には圧倒されました。削られた岩は、東京の帝国ホテルやパナマ運河にも利用されたそうです。ロープウェイで岩の上まで上ったり、夜のハロウィンパレードを楽しんだ人もいました。

 

 

 10/13 鈴木喜美子

ヒストリセンターを訪れました。2年をかけてアーティストの女性が作ったサイクロンジオラマで南北戦争について学びました。スワン家見学の後「風と共に去りぬ」の作家マーガレットミッチェル宅を訪問し当時の映画の反響を実感しました。ホストとの最後の夜はアメリカンカントリーの演奏で始まり唄やダンスで盛り上がり、HCからアトランタの本と置物を頂きました。 

 

 

10/16 大杉真知子

手違いがあり予定の飛行機に乗れず、シアトルのホテルで一泊することに。後の渡航計画に向けて、貴重な経験になったかも

10/17

 

15時50分、一日遅れで関空に全員無事到着。お疲れ様でした!

 

             

 

 

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安堵、郡山ハイキング

2019年06月02日 | Outbound Exchange

2019年 第2回 FFハイキング(通算63回目)

 安堵、郡山コース

531()参加者21名 曇り一時小雨

 9時過ぎ近鉄平端駅を出発し、郡山の旧家の間の道を通り抜け、なんと会員の山本さんの家の両隣の額安寺の五輪塔と額田部窯跡を山本さんに説明を受け、安堵町に残る中家住宅を現在住まわれている奥様自身の説明で見学させて頂きました。ご自宅にご自宅用のお寺を持つほどのお屋敷はともかく、家宝であろう440年前の梅干し、掛け軸など快く拝見させて頂き、中家の歴史をジンジンと感じさせて頂きました。個人がこれほどのものを大切に伝え、保存していくには並々ならぬ決意がいるのではないかと感心しました。

   

 次に昼食を兼ねて安堵町歴史民俗資料館に行きました。ここは奈良県設置に功労された今村勤三さんの生家で伝統産業の灯芯づくりなども紹介されていました。

  

 

 パラパラと雨模様になり、もう一つの見学先の天理経便鉄道跡を取りやめバスで帰宅の途に着きました。強い日差しもなく平坦な道でしたので気持ちよく歩くことが出来、隣町の安堵の事をよく知れて楽しい一日でした。その楽しい一日のために計画、下見など皆様ありがとうございます。そしてご尽力くださいました乾さん山本さん本当にありがとうございました。                          (三木貞子記)

 

 

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ソウル渡航

2018年10月25日 | Outbound Exchange

Seoul Club (Korea) ソウルクラブ渡航 2018年10/5~10/10

 韓国への渡航は奈良クラブとしては今回が初めてで、少し不安な気持ちを持ちながら、ソウルの金浦空港に降り立ちましたが、空港で出迎えて下さったホストファミリーの人達のフレンドリーな歓迎ぶりに、一挙に不安は吹き飛んでしまいました。今回の渡航参加者は13名でいつもより少ないグループながら、ソウルクラブの人達の思い切り明るく暖かい歓迎ぶりに我々一同はすっかり安心し、時には日本にいるのかと錯覚してしまう程お互いに打ち解け合う事が出来ました。新聞やテレビ等のマスメディアで報道されているイメージとは程遠い現実の韓国の人達と接する事により、フレンドシップ フォースのような草の根の活動の大切さを改めて自覚させられる貴重な体験をする事が出来ました。これを機に、日本と韓国とのFF同士の交流が一層深まる事を願わずにいられません。(AC畑邦子・大西弘記)

  

10月5日(金)

 台風の進路範囲に韓国が含まれているというニュースを背にして関空を飛び立ち、無事ソウルの空港に到着。ソウルFFの会長はじめ数人のホストに迎えられ,友好の強いハグを交わし、一同そろってソウル支部の幕と伴に記念写真を撮る。その後、それぞれの滞在先に分散して向かう。夕刻、歓迎夕食会の会場に向かうも、金曜日の帰宅時間にぶつかり、我がホスト(ED)にあちらこちらから遅延の電話連絡が入る。結果、一時間遅れの歓迎パーテーが開かれた。ホスト達の優雅なシマチョゴリ姿に一同写真を取りまくる。会長の司会でまずはAC畑さんの挨拶がハングル語で始まり、寝ずに考えたという素晴らしい英文メッセージが、そして大西さんの挨拶が続き、全員の乾杯で盛り上がる。一同韓国料理のおいしさに感激。我がチームのアリラン披露もうまくいき、続いて本場のアリラン曲に合わせた踊りの優雅さに韓国ムードを満喫する。素晴らしい出会いに感謝のみである。(吉岡久代 記)


10月6日(土)

 二日目は、DMZ(Demilitarized Zone=非武装地帯)の見学。DMZとは、休戦ラインから北へ2キロ、南へ2キロの幅のある地帯のことを言う。歌で有名な臨津江(イムジンガン)を跨ぐ「統一大橋」を渡って入る。その手前で、バスに若い韓国軍兵士が乗り込んできて私たちにパスポートを提示させ本人確認。兵士はイケメンだが、一気に緊張が走る。臨津江を渡ってまず、「都羅山(トラサン)駅」へ。コンクリート造りのモダンナな駅舎だ。ソウルからレールが続いていて、時折、観光客が降りてくるが、この先北へはレールがない。韓国と北朝鮮との融和ムードが高まるたびにレールを北へ延伸する話が出るが、話は進まない。南北分断の象徴と言える。

モダンな都羅山駅の前でソウルクラブのメンバーと。この駅から北へはレールはない

「都羅山展望台」から目を凝らすと向こうの山のふもとに北朝鮮の集落まで見える。北側と南側の集落にそれぞれ国旗の掲揚台があり、かつてその高さを張り合ったことがあったという。その二つの国旗も見える。北は106㍍まで掲げたが、南は98㍍までしか揚がらず、北の勝ち。しかし、南は機械で自動的に掲揚していたので、高さで負けたが機械化で勝ち、ということになったという、「南北」の対抗心を物語るエピソードが残っている。

遥かな山のふもとに北朝鮮の集落が望める展望台で

やや離れたところにある「第3トンネル」は、北朝鮮軍が「南進」用に掘ったといわれる三つ目のトンネル。人の身長くらいかやや低い天井のトンネルが地下へ向かって延々と続く。「1時間当たり1万人の兵力が移動できる規模」とはガイドの説明。途中、締め切ってあるところでUターンするのだが、帰りは急こう配の登り一辺倒で、息が切れる。DMZには南北分断の形跡が生々しい。半面、統一大橋のたもとに子供用の遊園地が造られ、都羅山駅の明るいコンコースには、観光客がにぎやかに行き交い、韓国の文大統領と北朝鮮の金労働党委員長がハグしたり談笑したりする写真がずらり展示されている。ガイドブックには「DMZは観光地」と明記されている。観光地のままであってほしい、そう願わずにいられなかった。  (吉川利文 記)

 

「サンクスディナー」

 サンクスディナーは仁寺洞(インサドン)の「チャイヤギ」という小さな店でプルコギと竹筒飯を頂きました。TVでも取り上げられるような人気の店のようでしたがテーブルの位置がバラバラで店内が騒がしかったのでホストとアンバサダーがゆっくり紹介しあったり話合う事ができなかったので皆さんと交流をするという意味では難しかったが食事は楽しく頂きました.

(濱田延子 記)

 


10月7日(日)

 この日は午前中、韓国旅行公社を訪問、韓国の伝統文化や食文化等の展示品を見ながらガイドを通して色々学びました。昼食時にFFの日本のクラブでもよく知られているソウルクラブの創始者ファンさんが高齢にも拘わらず、五指奥に付き添われてわざわざ我々に会いに来て下さり、しばしの歓談を楽しみました。午後は4つのグループに分かれて夫々自由に市内の中心部を観光。朝鮮王朝時代の王宮を再現した景福宮では敷地内が迷路のようになっており、ちょっと韓流映画に出てくるシーンを思い起こしさせるような建物が点在していました。一方で、今は壊されてなくなっているが、王宮の目の前に日本統治時代の日本総督府の建物があった事を知り、当時の韓国人はどう感じていたのだろうかと複雑な思いを禁じ得ませんでした。その後、朝鮮王朝時代のお屋敷街が保存地区として残されている北村エリアを訪問。古い伝統家屋の美しい街並みが残っており、大変興味深い散策を楽しみました。この日はホームステイ先からソウル中心部までバスや地下鉄を利用しましたが、清潔さや韓国人のマナーの良さに感心させられました。(大西 弘 記)

 

 


10月8日(月)

 2台の会員の運転によるワゴン車に分譲、オリンピックのために出来たハイウエーを走り、2時間かかり寒渓嶺に着きました。ソウル会長の計らいで私達が渓流を歩くには、上りより下りを行く方が楽だろうと、車で下りのスタート地点まで運んでいただき記念写真を撮った後、散策ハイキング。けがも無く、全員無事歩けました。

お昼はビビンパ、薬膳になりそうなものばかり、元気になりました。この後、朝鮮王朝李家末裔の住んでいる広大なお屋敷(船橋荘〉を見学、そこで夕飯を頂き宿泊はTops10ホテル。夜遅くまで語らいました。 (山城武夫&やよい 記)

 

10月9日(火)

 交流五日目。前夜はソウルクラブ会長のチャールズさんを交えて大西さんの部屋で皆で遅くまで飲みながら歓談したのにもかかわらず、日本海(韓国では東海)の日の出を見るべく5時半起きでホテルの展望デッキに集合した。しかし生憎の曇天で眺めは今一つであった。朝食は外でラーメンとのことで、どんなラーメンかと期待していたら何のことは無い、ただのコンビニ(ミニスットプ)で各自好きなカップラーメンを買って店内で食べてくださいとのこと。高級ホテルでの宿泊とコンビニでのラーメン朝食というこの落差は、我々にはちょっと思いつかない意外なプログラムであり, ちょっと驚いたが、それなりに楽しんだ。

 

その後ワゴン車2台を連ねて2018年平昌冬季オリンピック会場跡へ移動。スキージャンプ台などを見学した。よくもこんな高いところから平気で飛べるな~というのが正直な感想。ジャンプ台には‘宴の後’の寂寥感が漂っていた。

 

大衆食堂で軽い昼食後フェアウエルパーティ会場へ更に車2台で移動。会場はソウル郊外にあるFF会員(陶芸家)の豪邸。レストランから料理を取り寄せて和やかにそして賑やかに開催。最後は両クラブ会員全員が手を繋ぎ“アリラン”を斉唱。言葉は中々うまく通じなくても、会って話してハグして別れる、この程よい一体感、これぞFF交流の真髄と感激した。実に素晴らしい夕べであった。(藤田欣吾 記)

  

 

10月10日(水)

 今日はホストファミリーとの自由時間です。久しぶりに朝ゆっくりと起きました。食事の前に2人で家の周りに散歩にでかけました。いつも玄関から、車で移動していたので、この急坂は、かなりこたえました。道の両脇は、畑や田んぼ。こうべを垂れた稲穂は、正に黄金色に染まり秋真っ盛りです。私の大好きな田舎が、そこには有りました。最初に焼き物の里です。The Bunwon Royal Porcelain Museum.子供たちと催し物をしたり、初めての人には、セラミックの歴史を解かりやすく説明する場所です。学芸員の方は、細かい所まで説明してくださいました。その中で、秀吉の時代に、韓国の陶芸家を日本に連れていったと、聞いた時思わず(すみません)と出ていました。が、なんと(これは、ヒストリーだから気にしない)と返してくれた時は、とても嬉しかったのを覚えています。次は、『南漢山城碑石群』南門から入りました。東西南北全て城壁が、めぐらされてその一部には、敵を鉄砲で倒すための穴が大小作られていました。日本のお城とよく似ています。大事な城だったろうに、ほんの少ししか復元されてないのは、日本とは違うのかなと思います。食事に関しては、キムチ料理が多く、日本での食習慣とかなり違うなあと思いましたが、そこは「郷に入っては郷に従え」の精神で韓国料理も大いに楽しませて頂きました。 (山足茂子・上山よし子記) 

 

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オーストラリア語学研修

2018年07月14日 | Outbound Exchange

オーストラリア英語研修渡航を終えて 6/5~6/20

AC 大西 弘

 今回は通常の文化交流と友好親善を中心としたクラブ間交流に英語研修と言う特別のテーマを加えた新しい交流プログラムを実施しましたが、予想以上に素晴らしい成果を上げる事が出来たと喜んでいます。成功の鍵は次の2点にあると感じました。

1 英語研修と言うテーマを設けた為に、渡航参加者全員が積極的に英語を話す努力をする上にホスト側も事前に特別プログラムを準備するなど、意識して英語を話す環境づくりをしてくれたこと。

2 文化交流の一つとして、日本文化紹介のプログラムを付け加えた事(日本料理体験、書道、折り紙、日本の踊りなど)

今回の奈良クラブの試みが、今後日本のクラブに一つの新たな交流の在り方を提起し、マンネリ化しがちな渡航プログラムの活性化に一石を投じる結果につながる事を願っています。


         渡航した皆さんの感想


 大西 弘・博美      二つの異なる体験

 パースクラブのホストファミリーで一つ感心したことがあります。それは長年に亘るお隣さんとの実に親密な関係を目の当たりにした事でした。滞在中のある夜、お隣の大学生が何かのパーティーで仲間達と大騒ぎし、真夜中まで続いたのですが、我がホストは何も言わないので、聞いてみたところ、この子は小さな頃からよく知っているし、いい子なので、たまにこんな事があってもお互いに許し合っているのだとの事。翌朝、その大学生が昨夜はご免なさいとちゃんと謝りに来ました。その数日後今度は我がホスト宅でフェアウェルパーティーがあったのですが、お隣の大学生とお父さんがテラス用の暖房器具を買ったので、使って下さいと言って重い器具を二人で抱えて持って来てくれました。何とも心温まる微笑ましい関係だなあと感心しました。このコミュニティーでは年に数回共同で催し物をし、お互いに住みよい環境づくりを心掛けているとの事。そこには、程よい距離感を保ちながら、お互いに気持ち良く暮らして行こうと言う優しさ溢れるコミュニティーライフが感じられました。

 一方、マウントバーカーでは、オランダ人夫婦で実に合理的な生活ぶりに感心しました。自分達で設計したとの事でしたが、北側と東側が全面窓ガラスで一日中日の当たる大変明るいお家でした(オーストラリアは南半球なので、太陽は一日中北側から差し込んできます)。生活用水は通常雨水を大型のタンクにため込んだ水を使用、暖房は薪ストーブと言う超合理的なご夫婦でした。

 

佐々木啓子

 ホストのYvonneさんは、愛犬2匹と暮らすシングルの方。Perth市内やSwan Riverに近く、緑の多い素晴らしい環境の広い一軒家、垣根に咲くオレンジトランペットの花が目印です。昨年秋に新聞で知って入会したばかりとのことで、「受入れをするのは初めてだから、私は貴女からいろいろ教えてもらうのよ」と最初に言われてしまって「あら、大変、そうですか!」と返事したような?

 私は今回Perthでの1週間だけのホームステイだったので、夕食を自宅で頂いたのは2度だけ。そのうちの1回はレバノン料理レストランでのThanks dinner の翌晩で、何と、その時持って帰って来た「ドギーバッグ」の焼肉をレンジで温めた物。私はてっきりステラとアルフィーへのお土産だと思っていたんですが。なるほど、事前のメールのやり取りで、お料理はあまりしませんとのことでした。出かける時に持参する野外用の椅子も今回の為に素敵な物を新調してくださっていたり、近くのメンバーとの毎日の連携プレーも行き届いていて、何の不自由も無く安心して楽しんだ1週間でした。

 

木村洋子

 “多くの移民がそれぞれのコミュニティーを築きながら共存している現実を目の当たりにし、比較的聞き取りやすい英語、そうでない英語も経験しました。また帰国の飛行機ではインドの女性と隣り合わせになりここでも苦戦。まずいろんな人の英語に触れてさらに自分の考えを英語で伝えることが私の課題だと感じています。研修を除けば“ホストはパートナーの男性と暮らしています。到着後ホストと写真を撮る段になり、男性は自分はFFの会員ではないからと写真撮影を拒否。が『一緒に…』と誘いどうにか一緒に撮影完了。それからは全行程に付き合ってくれ、最後の日には二人のなれそめや思い出話までしてくれるほど心を開いてくれ,居心地よく過ごせました。保守的な考えの人でしたが日本の印象が良いと嬉しいです。“


阪井敏江

 今回のPerth/Mount Barker ClubとのExchangeは、両クラブ共、“英語研修”というテーマを意識して、英語を自然に学べるようなプログラムを多数組んでくれていた。

1:小グループで、家族の写真を見せて紹介、その後ホストだけが席を変わり、入れ替わった人達と英会話、それを繰り返す

2:市場や商店街で、買い物をしながら英語クイズに答える

3:毎日覚えたNew Wordを書き込める単語ノートを配布

4:ホストが英語の同音異義語のプリントを用意(うちのホストのみかも)、また、わかりやすい英語でゆっくり話してくれるなどなど、毎日英語研修に来ているんだということを嫌でも(?)確認でき、有意義なExchangeを体験できた。


濱田 延子 

 語学研修には今回初めての参加でした。パースのホストはKevin(81)とMarjorie(82)。お二人はFFの渡航を含め3度来日された経験からご高齢なのに日本からの受入れということでホストを引き受けてくれました。13歳半のダルメシアンを飼っていてとても賢い犬でしたが車の中が犬の毛だらけで口の中まで毛が入ってしまったのには困りました。Kevinは空軍のパイロットを引退した後ヤマハの楽器店をしていたそうです。パースでの研修はショッピングモールで買い物リストの30品目を探してチェックするというものでした。マウントバーカーのホストはAlex.彼女も8月末で81歳になるご婦人でしたが肌がきれいでお洒落なせいか70代前半にしか見えなかったです。又お料理も得意で家の中も素敵なインテリアで纏めていました。夜は冷えるからと日本の湯たんぽと同じものを用意してくれる等、細かい心遣いがある優しい方でした。彼女は移民に英語を教えるという仕事をされているので私達にも折に触れexpressionやphraseを教えてくれて発音を直してくれたり教材で使っている同音異語(homophones)の例を書いたプリントをくれました。パースでもマウントバーカーでも「語学研修」という事で色々な質問を考えてプリントを作って下さったり担当された方達は準備が大変だったと思います。

 


 浅田喜美子

 国際色豊かな街パースでのSue & Les Farkasとの出会いは素敵な巡り合わせを感じました。2人はイギリス、ハンガリー生まれで、臆することなく馴れ初めから今に至るまでの心境を語ってくれました。お隣のスリランカ人ご夫妻に招かれた時、Phase というカードゲームを楽しみ国際人の要素や素敵な姿を見ました。Sue と私はイタリアの画家、カラヴァッジョに魅了される共通点を見つけ、7月彼女がその作品を見に行きますので、情報を心待ちにしています。早速face book で繋がりお互いに近況を交換しています。マウントバーカーではホストのLorna は怪我をして運転ができないにも拘らず引き受けてくれたことに感謝しています。親の代からのFFメンバーで心の広さを感じました。朝食を自分たちで用意し、トーストの匂いで彼女は起きてきました。毎日デーホストが決まっておらずどんな人が来てくれるか想像と期待そして皆と行事に参加できるか心配でした。電話番号をお互いに交換してないので空港まで誰が送ってくれるか、フェアウェルパーティーで直接 John に頼みました。Lorna のドイツ訛りは単語も違うし、分からない単語もありましたが辞書を横に置きすぐに解決していました。新しい発見はドイツ村、Harndorf で19世紀宗教上の理由で移住してきたヨーロッパの歴史の一部を知ることができました。


 池上 世子

 奈良クラブとして、初めての語学研修交換はどのようなものになるのか、興味深い気持ちで参加しました。すでにNZで語学研修プログラムに参加していたので、大体の予想はしていましたが、受け入れクラブとのマッチングなど基本的な準備が少々遅くなり、A/Dとして担当された大西さんは苦労されたことと思います。パースクラブはクラブ創立からのベテラン会員を中心に滞りなくプログラムが進み、会員の信頼が厚い、H/CのSueさんとRonさんのベストなアテンドに参加したみなさん全員が満足された様子でした。2週目のMt.Barkerでは初日にお互いの会員同士のことを知りあえるよう工夫されたインタビュー用紙を渡され、一度にホストとアンバサダーだけでなく、他のホストとも知り合える機会があってとてもよかったです。歴史的な観光名所・アボリジニ―の美術館、学校訪問もただの観光だけではなく、訪れた先々での、クイズ形式の問題用紙にホストに助けてもらいながら記入する企画は面白く、より興味を持って見たり、話したりできたようです。

自ら積極的に英語を使って話しかけることによって、より自分の方に話題を持っていけるのがコツかもしれませんね。オーストラリアでは何かの記念に植樹をする習慣があるそうで、子供が生まれたときなどきちんと手続きをして植樹をする人が多いと聞きました。日本にもそんな習慣があればいいのになあと思います。


 田中征子

 ”FFに入会して初めての渡航でしたが、ホストのLorraine さんは、Friendlyでとても優しく、お料理も上手な方で、本当に毎日楽しく過ごすことが出来ました。Taeko-、Yukiko-,と呼ばれている声が今もまだ耳に残っています。Swan River, Kings Park, Indian Ocean, Perth の街並みなどとても美しく、印象的でした。” 

 

渡邊妙子

 この度は初めて気心の知れた奈良メンバーとの渡航で安心して日々過ごすことができました。PerthのLorraineはお洒落でお料理上手、Mt,BarkerのPatは良妻賢母、Brianは優しくてお茶目。ホストの方々にほんとに良くしていただきました。沢山のプログラムを楽しみましたが、たどたどしいながら、会話を通してお互いに分かり合えてると思える瞬間は嬉しくて楽しい時間でした。


畑邦子

 6月17日FF Mt.Bakerのスケジュール表に、バスツアーと明記してあり、楽しそうと楽しみにしていました。当日の行程の中で特に私が興味が持ったのは、歴史が日本と比べ浅いと言われているオーストラリアですが、Goolwaに立ち寄り、歴史を感じる落ち着いて雰囲気の町並みを楽しみ、South Coast Regional Art Centre,Goolwa Tce Goolwaで開催されているアボリジニの画家・Cedric Varcoeの作品展示を鑑賞。日本人のガイドさんが絵の説明、その後、ご本人から作品の説明を受けました。今までは、アボリジニの絵は、大概ドットで表現している作品が多いなか、絵文字的な作品で、彼の意思・従来の画法にこだわらない、でもかれらの長い歴史のある伝説を大切にして絵にそのメッセージを含め、そして、彼独自の新たなアイデアが、豊富に含まれたストーリー性のある作品が、新鮮で大変興味深かったです。全般では、今回は天気がもう一つだった時もあり、今まで何回もオーストラリアの各地を旅してますが、雨のオーストラリアもしっとりして良いなと思いました。冬季の為との事で、ハエを手で払いのける必要もなく(農園にも行きましたが、いつもハエを飛び交うのを手で払っていました、今回はその必要もなく)冬のオーストラリアを十分味わいました。皆さんありがとうございました。

 

鈴木喜美子

 パースでは振り袖姿のカレンダーをリビングに掛けていて、昨年宮城で着た振り袖姿の写真を見せて下さいました。アデレードでも傘の破れた町娘の日本人形を大事にされていました。日本をとても愛してくれているのは、全国のFFメンバーのお陰だと思います。今回初めての参加で、人の繋がりを強く感じました。

 

 

秋山 好永

  初体験って❗驚きの連続。まず小学校で子供たちに折り紙を教えながら質問に答える、それが英語ですって❗参りました。私のやるべき事は英語の勉強、コミュニケーション、不完全燃焼でした。

  


山足和生、茂子

 ACの大西さんが随分前から2クラブと綿密に連絡を取って下さいましたお陰で、先方でも初めてのLanguage Journeyとしての受入と言う事で、単なる研修的な内容ではなく、色々なプログラムを考案・準備して下さっていました。例えば、マーケットやアボリジニ博物館、また旧い建物や雰囲気も残るドイツ村を尋ねたりの中での解答探しで、正直難しい問題も多かったけれど、何も無ければ見過ごしてしまう様な事も認識することが出来たし、何よりこの間両ホスト共私達に優しくヘルプや対応をして下さり、一層親しみも深まったと言えます。ただ今となっては、英語研修に行ったのだから、もっともっと積極的に語り掛けて行けば良かったと多少後悔をしています。

 パースでは、一人住まいで大変優しかったホストのリッキーとカリフォルニアロールと焼鳥を作り、私達の帰国後お孫さんと一緒に作って楽しかったとのことです。マウントバーカーでは、奥さんのドーンはまだフルタイムで働いている為、夫のブルースが食事他付きりで世話をして下さったのには、正直驚くやら感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

畠中愛子

 去年の8月同じ目的でニュージーランドに19日間滞在しました。他のクラブの人と一緒でしたが良い経験でした。二度目のパースはIt is getting old かなと思いましたが、とても楽しい1週間でした。パース最後の日、着物で小学校に訪問しました。5年生くらいの少年達が Japanese girl と指さして興奮した様子。Girlなんて60年ぶりかしら?バーバに慣れた私、異文化交流最高!!

 

道上恵子

 今回パースでは初めて一人でホームステイすることにとても不安を感じていましたが、ホストのジュリーさんは私と同じ広報担当ということで、学ぶべき事がたくさんあり、そのことでとても良い交流が出来ました。そして2カ所の交流を通して、私たち日本人はホストをした時、余りにも構えすぎなのではと思いました。今回は英語研修ということだったので、英語がうまく話せないことに負い目を感じることなく、話せなくて当たり前見たいな気持ちで、分からないことはどんどん聞けたのが良かったです。そして2カ所とも奥様はほとんど料理しないというのも驚きでした。

  


 福田 和美

 パースでは毎朝5時に起きてスイミングプールに連れて頂きました。冬の朝5時は寒いし真っ暗ですがホストマザーは毎朝欠かさず行かれます。とてもアグレッシブな方で、見習うべき事が多すぎでした。彼女のボーイフレンドと、その友人ご夫婦と私の4人でゴルフをしたり貴重な体験が満載の1週間でした。2週目のマウントバーカーでも温かいホストのご夫婦と、リビングでコーヒーを飲みながらの会話はとても勉強になりました。私は牛肉、豚肉は苦手ですがハンバーグやウインナーは大好きと云う、ちょっと変わった食の嗜好がありまして、ホストマザーはそこにえらく突っ込んでくるんです。英語で idiosyncrasy という単語があり特異体質、風変わりな言行という意味だそうです。私を変人扱いし、それを電話で友人に大笑いしながら喋っておられました。おかげでその夜の友人のディナーホストに招かれた時は、ハンバーグの煮込みや野菜のお料理など美味しく頂けました。英語の上達は叶いませんが笑いの絶えない2週間で、奈良クラブのまとまりの良さを改めて確認しました。ありがとうございました。

 

 

山城 武夫、やよい

ブッシュダンスの日、野外活動に必要なお茶や手作りケーキ、湯沸かし器、机などどうして持ってきたのか不思議でした。なんとこんな便利なカート(下の写真)をFFで所有していることにびっくりしました。集まりのある所必ずたっぷりの手作りのケーキやお茶、イギリスからの文化でしょうか。日に日にウエストがきつくなるのを恐れながら ついもう一つ・・・。美味しかった!  どちらのホストも新しいパートナーと幸せそうでした。人生いろいろ、勉強になりました。

 

*上の写真、写っているのは山城さんのご主人とLinda さん。 パースの広報担当のJulieが、彼女が撮った写真の中でこれがベストのショットだと、バックをぼかして加工した素敵な写真です。



松本 朱美

 一人でホームステイすると自分しかいないので、自分の英語能力が如実に分かって良かったです。パースでホストが「色々な国の人たちは自分と違った習慣や文化や個人的な性格があるけれど、同じ所を見ることがすごく面白い。」と言っていたのが印象的でした。


 


 

 


 

 


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オーストラリア語学研修

2018年06月27日 | Outbound Exchange

オーストラリア語学研修   6/5~6/20

今回は渡航記録を新しい形でブログに掲載しました。

   今回 YouTube を使いました。公開でアップすると誰かが検索したものに関連して他人に見られることがありますが、限定公開でアップしていますので、このアドレスを入力しないと見ることが出来ないので、一般には拡散しません

下にあるURLをクリックして頂くとで YouTube に移動しますが、YouTube の見方の分からない方のために説明します。

YouTube の画面に移動したらすぐに再生が始まります。画面にポインターを会わせると、下部に各設定ボタンが出てきます。

右下の右端のボタンをクリックすると全画面で表示されます。その右横がシアターモード、その横に歯車のマークがあります。ここで画質やページ送りの速度を変えることが出来ます。全画面で見る場合は歯車のマークをクリックして画質を選び、一番上の1080pを選んでください。これできれいに見えます。速度は1ページ12秒に設定していますが画面送りの速度を変えたい場合は、速度を選び好きな早さを選んで見て下さい。

渡航された方で旅行記として残したい場合は、このアドレスをワードに貼り付けて名前をつけて保存しておけば、貼り付けたアドレスをクリックするだけでいつでも見ることが出来ます。

内容は先日例会でお見せしたものを一部変更しています。ページを増やして説明を多くしています。

ダンスの動画は入っていませんのでご安心を(^_^)

 

 https://youtu.be/7xSUbxZFcjk

 

上記のアドレスをクリックするとユーチューブへ移動します。

この後、渡航された皆様の感想文が集まりましたら、ブログにアップしたいと思っています。


 

 

 

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