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LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

大阪市大のサークル”HRDP”のご紹介

2008年08月12日 | Weblog
またご報告が前後しますが、じつは7月のミーティングの前日、大阪市立大学のHRDP(ヒューマン・ライツ・アンド・ダイバーシティ・プロジェクト)というサークルからLGBT学習会へのお招きをいただき、会の母親3人で出かけてきました。以前関西外大からもお誘いのメールをいただいたことがあり(残念ながら実現しなかったのですが・・)、こんなときブログを書いててよかったなあとつくづくうれしく思います。思いがけない人たちとつながることができます。試験期間にもかかわらず5名の学生さんが来てくださり、いろいろなお話をすることができました。

このサークルは問題やジェンダー、そして在日外国人の問題などについて学習しているというサークルで、当事者や講師を招いたり、学びのための海外ツアーなども実行されていました。机上の勉強だけではなく、当事者に会う、実際に行ってこの目で見てくる、すばらしいことですね。メンバーの中には当事者や当事者かも・・?という人もいて、他の方々もLGBTについてよく考えてみれば、男と女の違いってなんだろう・・?今まで思い込んでいただけということがたくさんある、このサークルではじめて当事者の方に出会って気付いたことがあった、というお話などが出ました。

問題や在日外国人の問題、LGBTの問題、どれも自分の身近な所に当事者がいなければ、その苦しさや辛さを理解できなかったり、それどころか詳しく知る機会さえなかったりすることです。このようなサークルに足を運んで、自分からその機会を作ろうとするその姿勢はすばらしいと思いました。また一つのことだけに絞らず、様々な問題に接することができるところもいいですね。ある当事者が他の問題を抱える当事者を知ることもまた大切なことです。頼もしい限りです。「あなたたちのような学生さんがいて未来は明るいですね!」と言うと「いえいえ、僕たちは学生の中のマイノリティですね・・(笑)」。やはり多くの学生さんたちは遊びとバイトに明け暮れている、呼びかけてもなかなか集まらない・・ということでした。

7月のミーティングで知ったカナダのビクトリア大学にもあったように、社会にある様々な問題について学生が自ら学び、取り組む場をつくること、大切だと思いました。学生だからこそできることです。社会人になったら「学ぶ時間」ってなかなかないものです・・・。もっともっと多くの学生さんが集まってくれるといいですね。「つなぐ会」からもエールを送っています。大阪市大HRDP、がんばれ~!!

(ビクトリア大学のアドボカシー・グループについて、詳しくは下記のアドレスにどうぞ。
http://www.uvss.uvic.ca/index.php?page=advocacy-groups )



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