LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

第18回ミーティングのご報告です。

2008年08月11日 | ミーティング
★ 前後してしまいましたが、6月22日(日)に行いましたミーティングの報告です。会のお母さまからいただきました。初参加の方も多かった、とてもいい会でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年の猛暑は心身ともに応えると喘ぎながら日々を過ごしています。大変遅くなりましたが、6月の定例会の様子を報告します。

出席者は19名でしたが、父親が3人、ゲイのご本人が1人で、今までの会の雰囲気とはちょっと違って若く華やいだ感じでした。
会の活動に関心を持ち、友として活動を応援してくださるFさんとその娘さんの大学生の方、親子で久しぶりに参加してくださいました。お母さんの姿勢に影響を受けマイノリティのことを学びたいという若い彼女。早速おとめ会のYさんと話がはずんでいました。
大学生のときにマイノリティを卒論に取り上げ、自分なりに広めていきたいと語ってくださったKさん。もう1人の大学生は性同一性障害をテーマとして学校で取り組みながら、その第一歩としてつなぐ会に参加されたそうです。積極的なお二人のうれしい出席でした。
また「ハートをつなごう」を見て、20年間抱えてきた自分の性に対する疑問と今一度じっくり向き合ってみたいと初参加のFさん。
息子さんのカミングアウトを受けて、一年以上ご夫婦で悩みを分かち合って来られたお二人の出席もありました。ふとした縁でこの会の存在を知り、お父さんを引っ張ってきたというお母さん。わけのわからない苦しみから少しずつ抜け出し、マイノリティのことを勉強していきたいと。そしてお父さんは「言葉ではうまく説明できないけれど息子には息子の生き方がある」と話されました。またひとつ新しい暖かい家庭を垣間見せていただきました。
そしていつも時間を見つけて参加してくださるAGPの平田先生からすてきなご報告がありました。
その1、教鞭をとる大学で170人の生徒に「ハートをつなごう」のTVを見せたら3人の方がカミングアウトしてくださったとのこと。
その2、緊急外来の看護師さんと話し合う機会があったとき「マイノリティの患者さんを認めてその対応を考えていかねばならないと思う。それが今の流れだと思う」と言ってくださったとのことです。
そして総会のために東京から出席してくださった理事のお父さんは、「この会が親である私に新しい生きがいをくれたような気がします」と挨拶してくださいました。

私たち親も、そして一緒に手伝ってくださっている友人の方も、「つなぐ会」では同じ思いで歩んでいます。少しずつでいい、自分のできることを草の根的に広めていきたい。池に石を投げるといくつもの輪が広がっていくように、少しずつ世の中の流れを変えていけたら・・・いえ、変わっていってると感じられた6月の定例会でした。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする