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夢の羅列<夜桜ファイトクラブ> 20170723

2017-07-26 19:39:56 | Dreams
夢の羅列<夜桜ファイトクラブ> 20170723


今夜、団地の敷地でファイトクラブのような荒っぽいイベントがあるという。
しかも、
私も出場するというだ。

私はアメックスの旅行代理店業務をしているのだが、その仕事用のカバンを開けたら
真っ黒なリボルバーのピストルが出てきた。

よし、予定の時間より少しだけ遅れてイベント会場に行って、
いきなり相手の出場者を全員撃ってやろう。

なにしろ寝る前に「映画・座頭市」を観たばかりなので、血に飢えているのだ。

窓の外が暗くなって私は身支度を整え、腹にリボルバーを差し込み、夜道を歩いた。

葉の桜並木が見え、目指す団地はもうすぐだ。

相手も観客もきっと驚くだろう。
のっけから「パーン、パーン、パーン」だからな。

昔、ロスで射撃の訓練をしておいたのがここで役に立つってものだ。

しかし、本当なら仕込み杖からの居合い抜きで一気に片をつけたいところ。

座頭市のクライマックスなら当然そうなるわけだが、まあ仕方がない。
刀なんか持ったこともないし。

しかし、しかしが重なるがしかし「座頭市」はいいな。
シリーズを通して観ると飽きるが、とくに初期の作品はいい。
襤褸の姿で野っ原にただ風に吹かれているだけで、あれは絵になる。
あのへっぴり腰で歩く姿のかっこよさといったら。

お、そんなことを考えていたら、もう団地だ。

あっ、警官がいるじゃないか。3人か。さすがに警戒中だな。

まずい、まずい、まずい。
銃刀法違反は刑が重い。たしか執行猶予はつかないんじゃないか。
弾が入っているから、実刑で3年は食らうだろう。

まずい、まずい、まずい。

えーい、草むらに捨てちゃえ。ガササ。

おわり。(すべては夢の中の設定)
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