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夢の羅列<夜の更新> 20170702

2017-07-04 19:40:38 | Dreams
夢の羅列<夜の更新> 20170702


夢の中。
どこかへ行かなければならなくて、私はバイクに跨がった。

免許関係の用事だったか。たぶん更新か。
しかし夜間に行政はやっていないと思うのだが、
まあ、夢の中に秩序はないので仕方がない。行くか。

カワサキのけっこう大きい、しかし古いバイクで雨の国道を走った。

とはいっても、そんなに遠くへ行くわけでもないのだ。
せいぜい西へ15キロほど。
 
そんな私のすぐ前をやはりバイクが走っていた。

ホンダか何かの125ccくらいの軽快な感じのバイクで、
乗っているのは暗い雨具姿の男のようだった。
全身どこも印象に残るという箇所がまったくない雰囲気ではあるが、
小雨の中をキビキビと走る後ろ姿はなかなかのものであった。

私は濡れた路面で滑らないかとヒヤヒヤしながら走っていたが、
前の男が滑りそうな場所では片足をついてモタードのように走っているのを見て、
そうか、ああやって走ればいいのか、と学習し、
ステップから足を外してみたものの、なんか、かえって危ない気がした。

こっちのバイクは重量が倍くらいあるからな。

夜道を危なっかしく走っていくと、カッパ125はすっかり見えなくなってしまい、
私は少し寂しい気持ちになったが、まあ仕方がない。
この先、あと10キロは走らなければならない。
と思った矢先にブレーキのワイヤーがブツっと切れた。右手フロントである。

「おいおい。自転車じゃないんだから簡単に切れてもらっては困るんだよ」

歩道橋が見えたから、その下に停止し、少し考えた。

行くか。戻るか。

雨も強くなってきた。
夜はまだ長い。

終わり。




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