夢の羅列<結論の早いA>
夢の中の、
どこか刑務所のような施設に私はいた。
何かトラブルがあって、私は刑務官に説明を求められた。
そこに知り合いAが来て、
―知り合いといってもいわゆるムショ仲間のようだが、
彼がそばに来て、刑務官に「ちょっとこっちへ」と言った。
私と知り合いと刑務官の3人は重そうな鉄の扉の外に出た。
刑務官は、
Aがトラブルに関する情報を私の代わりに話すのだと思ったのだろう。
私もそう思った。
なぜなら、私はトラブルのことをまったく知らなかったから。
ところが、
扉の外に出たらAがいきなり刑務官を刺した。
いや、刺したというよりも斬った、か。
刑務官は呻いて倒れた。
「おいおい」と私は思ったが、
どうせ外に出ているのだからと、私たちは逃げ出した。
現実にはAは知り合いでもなく、ただ私が知っているというだけで、
会ったこともない。
この場合、礼を言うべきか、文句を言うべきかを考えているが、
どうやら秋も終わって、冬になるらしい。
夢の中の、
どこか刑務所のような施設に私はいた。
何かトラブルがあって、私は刑務官に説明を求められた。
そこに知り合いAが来て、
―知り合いといってもいわゆるムショ仲間のようだが、
彼がそばに来て、刑務官に「ちょっとこっちへ」と言った。
私と知り合いと刑務官の3人は重そうな鉄の扉の外に出た。
刑務官は、
Aがトラブルに関する情報を私の代わりに話すのだと思ったのだろう。
私もそう思った。
なぜなら、私はトラブルのことをまったく知らなかったから。
ところが、
扉の外に出たらAがいきなり刑務官を刺した。
いや、刺したというよりも斬った、か。
刑務官は呻いて倒れた。
「おいおい」と私は思ったが、
どうせ外に出ているのだからと、私たちは逃げ出した。
現実にはAは知り合いでもなく、ただ私が知っているというだけで、
会ったこともない。
この場合、礼を言うべきか、文句を言うべきかを考えているが、
どうやら秋も終わって、冬になるらしい。