━━モロッコなどのつづき。
モロッコの民族音楽「ジャジューカ」といえば
すぐに出てくる人の名はブライアン・ジョーンズであり、
この人がおそらく初めて世界に、というか西洋社会にジャジューカを紹介した。
あらためて書くまでもないが、ローリングストーンズのオリジナルメンバーである。
当時、スペインからジブラルタル海峡を渡ったすぐのところにある
モロッコの都市タンジール(タンジェ)は、作家ウイリアム・バロウズを筆頭に
どうやらそういったアンテナの高い人たち(ビートニク)が集まる場所であったらしく、
ヨーロッパ大陸から海を隔てて14キロしかないらしいから、
思えばすぐに行ける異文化都市であったのだろう。
モロッコというと、私くらいの年齢だとすぐに「手術」を連想をするが、
なぜモロッコか、など私も知らなかったから今軽く調べてみたら、
モロッコに住むフランス医師が性適合手術を確立し、実際に施術していたため、
「モロッコ=性転換」というイメージが定着したとのこと。
ジャジューカに話を戻すと、
私も一時期、ジャジューカをよく聴いていた時期があって、
あれは10年くらい前だろうか。
ブライアン・ジョーンズがプロディースした「The Pipes of Pan At Jajouka」を、
半年くらい、その時に使用していた狭い工房でしつこく聴いていた。
まったく興味のない人が聴いたら、きっと「アフリカのお囃子」くらいにしか
聞こえないと思うが、まあ共通するものは多分にあると思う。
このアルバムにブライアン・ジョーンズがどういう形で関わったのか、
明確には知らないのだが、推測すると、
現地で録音し、持ち帰って、スタジオでエンジニアたちとミッスクをしたのではないかと思う。
最初のオリジナル版にはなかったエレクトロ・リミックスの2曲は、
もうブライアンがこの世にいなくなってから、
別のアーティストがリミックスをしたものだと記憶している。
そういったことで、映画「8mm」で、このリズムが聞こえてきたときに、
「お、ジャジューカだ」と私は、はっとした次第。
つづく。
モロッコの民族音楽「ジャジューカ」といえば
すぐに出てくる人の名はブライアン・ジョーンズであり、
この人がおそらく初めて世界に、というか西洋社会にジャジューカを紹介した。
あらためて書くまでもないが、ローリングストーンズのオリジナルメンバーである。
当時、スペインからジブラルタル海峡を渡ったすぐのところにある
モロッコの都市タンジール(タンジェ)は、作家ウイリアム・バロウズを筆頭に
どうやらそういったアンテナの高い人たち(ビートニク)が集まる場所であったらしく、
ヨーロッパ大陸から海を隔てて14キロしかないらしいから、
思えばすぐに行ける異文化都市であったのだろう。
モロッコというと、私くらいの年齢だとすぐに「手術」を連想をするが、
なぜモロッコか、など私も知らなかったから今軽く調べてみたら、
モロッコに住むフランス医師が性適合手術を確立し、実際に施術していたため、
「モロッコ=性転換」というイメージが定着したとのこと。
ジャジューカに話を戻すと、
私も一時期、ジャジューカをよく聴いていた時期があって、
あれは10年くらい前だろうか。
ブライアン・ジョーンズがプロディースした「The Pipes of Pan At Jajouka」を、
半年くらい、その時に使用していた狭い工房でしつこく聴いていた。
まったく興味のない人が聴いたら、きっと「アフリカのお囃子」くらいにしか
聞こえないと思うが、まあ共通するものは多分にあると思う。
このアルバムにブライアン・ジョーンズがどういう形で関わったのか、
明確には知らないのだが、推測すると、
現地で録音し、持ち帰って、スタジオでエンジニアたちとミッスクをしたのではないかと思う。
最初のオリジナル版にはなかったエレクトロ・リミックスの2曲は、
もうブライアンがこの世にいなくなってから、
別のアーティストがリミックスをしたものだと記憶している。
そういったことで、映画「8mm」で、このリズムが聞こえてきたときに、
「お、ジャジューカだ」と私は、はっとした次第。
つづく。