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スノートップ・キリマンジャロ

2017-06-09 20:45:24 | コーヒー
スノートップ・キリマンジャロ 20170609

現実の話。

最近、通販でテキトウに注文して買った豆で淹れたコーヒーを飲んだ瞬間に、
「あれ、これはティピカじゃないのか?」と感じ、すぐに
自分が頼んだコーヒーについて発送元のサイトで調べてみたら、
たしかにティピカとブルボン混合のコーヒーであった。

去年の秋に私を虜にし、
そしてその美味すぎる味のせいで他のコーヒーがどれも不味く感じ、
それからしばらくそれまで飲んでいたコーヒーを飲めなくなったくらいに
衝撃的であったパプアニューギニアのティピカに近い風味が紛れもなくそこにあった。

今回のティピカはタンザニア。

タンザニアのスノートップというプレミアムがついた豆で、
名前通りに、山のごく高い場所に少しだけ収穫されるコーヒーであるらしい。

それで即座に発送元に電話をし、その豆をもっと買えるのかを尋ねたら、
「いえ、もうありません」とのことで、私はガックリしたわけだが、
電気も点けず暗いままのテーブルに肘をつき私はしばらく考えた。

このスノートップは400グラム買ったが、
400グラムなんて大事に飲んでも10日でなくなってしまうだろう。
だからその後が問題だ。
現在のところの私の味覚が希求する風味をどう補填していくかが問題なのだ。

タンザニアといえばつまりキリマンジャロだよな。
スノートップということは要するにキリマンジャロのトップということだよな。
すると、キリマンジャロであれば近い味が望めるのではないだろうか。

私はたてた仮説をすぐに検証したい質なので、
たった今コーヒーを飲んだばかりなのに、もういてもたってもいられず、
「なら、どこで買うか」
もう都内ならどこまでも行ってやるという勢いでまたしばらく考えたわけだが、

すぐにキリマンジャロを買えて、しかも豆の素性が怪しくなく、焙煎は直火で、
という条件を満たすとなるとやはり「困ったときのドトール」である。
店長は死神のような顔であるが、なにしろ近くて便利である。

私はすぐに金を握り、歩いて5分ほどの駅前にある「死神ドトール」へ
キリマンジャロを買いに行った。

つづく。
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