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夢の羅列<祭りの夜のバイクカレー>20170305

2017-03-10 19:16:02 | Dreams
夢の羅列<祭りの夜のバイクカレー>20170305


前回の夢の中で私は病院の同僚たちと結局飲みに行ったのか行かなかったのか、
そこについては記憶がなく、わからないのだが、
今度は夢の中で、私はバイクに乗り何かを運んでいるようだった。

夢の中であっても私は引っ越しやら付き合いやら運搬やらとけっこう忙しくて、
本人はベッドで眠っているわけだが、なかなか休んでいるわけにもいかないらしい。

しかも忙しいのに今夜は大渋滞である。
何か祭りかイベントか、人の混雑と車の交通規制による迂回などによって、
そんなに広くもない道路は大変なことになっていた。

車は動かず、人の流れも道路のキャパシティを超えていて、
止まった車の間を好き勝手に移動していた。
赤い提灯と車のライト、テールランプ、人の波。
幻の国に続く悪夢の国道であるかのようだったが、
私もこれではすり抜けることすら出来ず、車の後ろについて停車していた。

乗っているバイクはどうやら単機筒のようで、吹かし加減では400ccというところか。
そうするとヤマハかなあ。トルクもまあまああるようだし。

お、少し動いた。前が進んだので私も軽いアクセルで前に出た。

一番混雑していた橋の手前の合流地点をやっとのことで過ぎると
前の車がもう止まることなく走り始めた。
すぐに私も続くべくアクセルをぐっと開けたわけだが、どうにもおかしい。
アクセルを吹かしても力がまったく路面に伝わらないという感じなのだ。
どうだろう。エンジンからの伝導率5パーセントといったところだろうか。

後ろの車がイライラしているのを背中に感じた。
仕方がなく急遽私は右折して細い路地に入った。
ところがこれが上り坂で、ロー全開でやっと上るといった感じ。
エンジンはバババババと唸っているが時速3キロくらい。

アクセル操作だけなのに汗をかいてやっとのことで坂を上りきると商店街に出た。
また右折して並ぶ店の灯りが続く道を「バババババ」しかしノロノロと走っていくと、
精肉店の前にワゴンが出ていて、レトルトのカレーを販売していた。
新商品なのかキャンペーンなのか、何にしてもどうにも場末感みなぎる感じである。

そこで気がついたが、私の目的地はここであった。
何かを運んでいた気がしたが、私はここに来ることが目的であったのだ。

なんだか高校生くらいのアルバイトの子が独りで店番をしているのだが、
客はまったくいなかった。
私がサクラで客を装い積まれたカレーの箱を手にしたりしていると
何人かの客がつき始めて、私は徐々に後ろに下がり、今度は店番側に回った。

途端に混雑してきた。
中年の女が箱を3箱持ってどうしようか考えている。
その女が他の客の後ろに少し下がり箱を持つ手が一瞬隠れた。
次にその手が見えた時には2箱になっていた。
「あ、やったな」と私は思ったが、まだそのまま放っておくと今度は
また同じような動きをしてから、最後には箱が手になくなっていた。
アルバイトの彼を見るとニコニコして他の客の相手をしていた。

まあカレー3箱くらいのことで騒ぐこともないので
私は何も買わず去っていく女の背中に見切りをつけた。

前を向くと若い男がカレーをくれと私に言った。
その隣の男も何箱かを買うと言い、金を出した。

私は彼らに釣り銭を返すのだが、いくら返したらいいのか計算が出来ない。
しまいに50円玉がビーズのような形をしているのに気がつき、
これでブレスレットを作ったら、などと考えたり、
高校生はあいかわらずニココニしているし、
そういえばバイクをどこに置いたっけ。
そんな商店街はまだ宵の口。
どこかなここは。
練馬の北町という感じ。
旧川越街道だったか。
ホントはベッドの上なんだよ。ふふふ。

おわり。
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