再び、白いものに触れたい。
夏隣の白いものである。
春深しの白いものである。
何と云うことなく、白に目がいく。
今日は、神代植物公園の白いものである。

公園内をささやかに貫く、一本の小川である。
せせらぎに、緑を映して流れる。
緑に染まる様が、えも云えず新鮮である。
だから、白が際立つ公園になっている。
春薔薇は、殆ど蕾だったけれど充分楽しめるのである。

藤棚は満開である。
これは白藤の下たるステージである。

ハンカチの木。
見事な、白いハンカチが垂れ下がっている。
ここのハンカチは、小さい方である。
場所によっては、このハンカチの倍以上はある。
そうであっても、この白さは特別である。

「雑念を祓いて白き春の夢」

シロツメクサの白。
芝生広場に、シロツメクサの島が幾つもあって面白い。
この広場では家族連れが、シートを広げ暖かな陽射しを浴びつつピクニックを楽しんでいる。
楽しそうである。

銀蘭(ギンラン)である。
キンランは黄色の花なのだけれど、ギンランは白い。
山中でも、なかなか出会えない花である。
この公園の中では、この花一本。
もっと沢山咲いていたのかもしれないけれど、今はこの花だけであった。
甲州弁で云えば「とぼれて」しまったのかもしれない。

額紫陽花ではありません。
ウツギである。

フタリシズカ、である。
結構、サンニンであったりヨニンであったりするけれど・・・。
フタリシズカである。
これら山野草の類い、である。
いま、華やかさに欠けるけれど楽しいゾーンである。
荒 野人
夏隣の白いものである。
春深しの白いものである。
何と云うことなく、白に目がいく。
今日は、神代植物公園の白いものである。

公園内をささやかに貫く、一本の小川である。
せせらぎに、緑を映して流れる。
緑に染まる様が、えも云えず新鮮である。
だから、白が際立つ公園になっている。
春薔薇は、殆ど蕾だったけれど充分楽しめるのである。

藤棚は満開である。
これは白藤の下たるステージである。

ハンカチの木。
見事な、白いハンカチが垂れ下がっている。
ここのハンカチは、小さい方である。
場所によっては、このハンカチの倍以上はある。
そうであっても、この白さは特別である。

「雑念を祓いて白き春の夢」

シロツメクサの白。
芝生広場に、シロツメクサの島が幾つもあって面白い。
この広場では家族連れが、シートを広げ暖かな陽射しを浴びつつピクニックを楽しんでいる。
楽しそうである。

銀蘭(ギンラン)である。
キンランは黄色の花なのだけれど、ギンランは白い。
山中でも、なかなか出会えない花である。
この公園の中では、この花一本。
もっと沢山咲いていたのかもしれないけれど、今はこの花だけであった。
甲州弁で云えば「とぼれて」しまったのかもしれない。

額紫陽花ではありません。
ウツギである。

フタリシズカ、である。
結構、サンニンであったりヨニンであったりするけれど・・・。
フタリシズカである。
これら山野草の類い、である。
いま、華やかさに欠けるけれど楽しいゾーンである。
荒 野人