エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

若緑の中で

2016年04月21日 | ポエム
まさしく、若緑の候である。
目にも、肺を含めた体内の血液にとっても快適な季節である。



公園を散策していて、ふと目についた。
満天星の白さが際立っていた。

青空に良く似合う花だと思ったのである。
夢中で、シャッターを切った。



良く晴れた爽やかな一日である。
しばらくの間、若緑の発する新鮮なオゾンを身体中に吸い込んで歩いた。



このトンネルのような若緑の並木道。
銀杏並木である。



いつも座っている定点観測の場所でもある、ユリの木の緑である。
いつものように、この樹の下のベンチで時間を過ごした。







「若緑風の生まれる並木ゆく」







今は、葉桜も豊かである。
ほぼ出来上がった「微睡の刻」通信を改めて推敲しつつ、午後のお茶を頂いた。
アイス・コーヒーである。

美味しそうなパンが会った。紅茶メロンパンである。
一つ買い求めて、カフェの外のテーブルで頂いた。

紅茶の香りに、甘いメロンのつぶが口中に広がった。
身体中に沁み込んでいく。
そんな感覚に浸って、幸せであった。



     荒 野人