エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

春色の花

2012年03月02日 | ポエム
この時期、春色の花の代表選手は「さくら草」である。



清楚で純潔を連想させる白色。
これから、様々な色に染まっていくといった決意が垣間見える。



ピンクの桜草も色に濃淡があって、選択するのは楽しい。
どの色が良いのか、選ぶ楽しさである。



白。



ピンク。






      パドドゥを踊るか白きサクラ草         野 人

      輪になってすっくと立てりサクラ草       野 人

      淡々のサクラ草見るすがめかな        野 人

      花びらの縁あわあわとサクラ草        野 人






そしてこの花も我が家に来た。



なんという花だろうか?
浅学非才のぼくには分からない。



この蕊の紫と白い花弁の取り合わせは、ゲンノショウコの花と同じ色彩配分である。
とまれ、どれをとっても春色に充ち溢れているのである。

嬉しい色である。




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      荒 野人