エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

マツタケご飯をいただく

2010年09月26日 | グルメ
季節は進んでいるのであって、もはやマツタケの旬はその盛りを過ぎたのだと思われるのである。

今日は、散策をしながら上を仰いだのである。
雨上がりの空の色は鮮やかであった。



そうしたら、桜の木があって鮮やかな空に枯れ果てた葉をチラチラさせているのである。
これでは、桜の木の紅葉は期待できないな!と嘆息をつくしかなかった。



誠に残念である。
しかし空は汚れなき色彩で広がっているのであった。



たまたま見事なマツタケが手に入った。
定番の杉の葉の上に鎮座しているのである。

3本入手。
これでは嫁いだ娘の所に持って行くのには不足である。



小ぶりのマツタケを3本追加。
おおぶりに、かつ厚めにカットして釜にぶち込んだ。

味付けは・・・ぼく!
シンプルに、かつ薄味にした。



ポイントは上質の味醂(みりん)である。
あくまでもマツタケの香りと歯ごたえを尊重した味付けである。

マツタケが薫っている。

口に運ぶと、マツタケの香りが口中に広がり鼻に抜けていった。
至福の時間が流れたのである。



間もなく柘榴の皮が割れる。
すると赤い小さな・・・そうルビーのような実がこぼれ落ちそうになる。

味覚の秋の盛りである。

あっ!そうそう。
サンマをこんがりと焼いた一尾、汁物にはサトイモの入った豚汁。

マツタケご飯には、これが付き物である。






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                     荒野人