平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒17 「ボディ」 ~鬼束鐵太郎の遺体はどこにあるのか? ポイントは〈竹林〉〈小動物〉〈ドローン〉?

2018年10月18日 | 推理・サスペンスドラマ
 今回のテーマは〈鬼束鐵太郎の遺体はどこにあるのか?〉

 普通に考えれば、週刊フォトスの風間楓子(芦名星)が記事でにおわせたように〈新築された離れ家の下〉だが、これでは当たり前すぎる。
 だが、右京さん(水谷豊)は離れの下にあると推理。
 右京さんがこんな単純な間違いをするはずがないから、わざと間違えたのか?

 この展開で思い出されるのは、刑事コロンボの『パイルD3の壁』だ。
 コロンボも遺体が建設中のビルの下にあると推理して、ビルを壊して掘り起こした。
 しかし、遺体は見つからず、コロンボは絶体絶命。
 だが、これはコロンボの仕掛けた罠だった。
 コロンボは、後日、犯人が別の場所に隠している遺体をここに埋めに来ると予想して待ち構えていたのだ。
 一度、掘り起こしてなかった場所を警察はふたたび掘ろうとしない。だから遺体を隠すのにこれほど安全な場所はない。
 こう考えた犯人の心理をコロンボは逆手に取った。

 しかし、これと同じことをやって妻・祥(谷村美月)らが遺体を離れに埋めに来たら、パクリになってしまう。
 別のアイディアが用意されているんだろうけど、果たして?

 ポイントは、〈竹林〉? 〈小動物〉? 〈ドローン〉?
 遺体は竹林に埋められていて、鬼束鋼太郎(利重剛)はカメラのあるドローンを飛ばして遺体が露出していないか、確かめていた?
 あるいは、改装した母屋の床下に隠している?
 でも鋼太郎は遺体に触るのを嫌がる神経質な男だから、自分の足もとに遺体があるのは耐えられないだろう。

 では遺体はどこに?
 これが見事に説明されたら名作エピソードになるんだろうけど、後編でどうなるか?

 そして、もうひとつの事件の突破口は、鐵太郎の携帯電話。
 鋼太郎は鐵太郎の携帯電話を使うというミスを犯した。

 最後に、鋼太郎はこんなことを言っていた。
「今、大学をつくるのは補助金目当て。少子化で子供が減る時代に大学をつくるなんて意味がない」
 これって〈加計学園〉のことですよねw
 役名も加計孝太郎を思わせる鋼太郎でしたし。
 脚本の輿水泰弘さんは、このせりふで加計学園を揶揄してる?

コメント
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