桃井章の待ち待ち日記

店に訪れる珍客、賓客、酔客…の人物描写を
桃井章の身辺雑記と共にアップします。

2012・11・27

2012年11月28日 | Weblog
去年妹がCMをやっている高級な炊飯器を彼女から譲り受けたものの、それまで使っていた炊飯器が壊れているのならともかくご飯を炊くのには不自由しないので高級炊飯器は「神棚」にあげたままになっていたのだが、ふと具体的に何をさしているのか分からないけど「これをきっかけに」と独り言をいいながら高級炊飯器を箱から出してご飯を炊いてみた。するとやっぱり美味しい。今までのと何か違う。お米がつやつやしている。明太子のふりかけごはんがよかった。納豆卵かけご飯がいい。イカの沖漬けが美味しかった。ワカサギの佃煮もたまらない。あおさのりと豆腐の味噌汁が最高だった。「これをきっかけに」ご飯がまた幸せになる。そしてそんな「幸せ気分」に乗せられてか、芝居の台本も何となく展開が掴めた気がしたので、今日はシンポジウム「福島オデェセイⅡ」の初日だったけど、その対応はHKたちに任せて部屋で8時過ぎまでパソコンに向う。シリアスな芝居は極端なことを言うと分かる人だけ分かってくれればいいと開き直ることが出来るけど、コメディは一応子供から老人まで笑わせたいと言う作家の欲張り度が出てしまうと、笑いの感覚くらい年齢や男女、国籍、教養、学歴などで違ってくるものはないので、俺程度の才能じゃ太刀打ちできない。でも、やる。もう後戻りできない処に自分を追い込んでいる。9時近くに店。カウンターにはジャスト一年ぶりにいらしてくれたポルトガル好きのHさん、週刊A芸能で現在「深作欣二のバイオレス」を連載しているライターのIさんだけだったが、Hさんとはポルトガルの料理の話を、Iさんとはラムを奢って貰った上に作家的気分になれる話をすることが出来て嬉しい。今日も12時閉店。今日もHKと女子トークと政治トークしながら原宿まで。1時に帰宅。パソコンに向って台本の続きをする前に、出かける時に作りかけたビーフシチューの仕上げをするのが桃井章的桃井章の生き方。★桃井章作演出作品「ロバくんとポニーちゃん」(出演・谷村好一、吉岡愛望)、日時2013年1月10日(木)開演19時半、11日(金)開演14時&19時半、12日(土)開演14時&19時半の四回公演、於コレドシアター(開場は一時間前)、料金は2500円、予約お問い合わせはコレドシアター(03ー3470ー2252平日17時以降)、定員50名様★コレドのホームページのアドレスがhttp://www.nogizakacoredo.jpに変わりました。どうぞよろしく。